1. 廃車買取りの廃車王
  2. 廃車王のお役立ち情報
  3. 事故車の基礎知識
  4. 事故車の修理期間の平均はどのくらい?パーツ別に日数を紹介

事故車の修理期間の平均はどのくらい?パーツ別に日数を紹介

車を利用していると、思いがけない事故に遭遇することがあります。事故車は損傷の度合いなどにより、修理して乗り続けることも少なくありません。これから修理を検討する際は、修理期間が気になるという方もいるのではないでしょうか。

事故車の修理期間は、損傷の程度や修理が必要なパーツによって大きく変わります。そこでこの記事では、事故車の修理にかかる期間や修理が長引く要因についてご紹介します。修理と廃車を判断するときのポイントも解説するので、状況に適した対応を行いましょう。

目次

事故車の修理期間の平均はどのくらい?

事故車の修理期間の目安は1日~1か月です。タイヤのパンクやホイールの破損などの修理については、比較的短期間で修理できるでしょう。一方で、フレーム修理については1か月以上かかることがあります。

各パーツの修理期間に差があるのは、損傷の程度や難易度の違いです。ここでは、パーツごとに修理期間の目安について詳しくご紹介します。

タイヤやホイールの修理期間

タイヤのパンクやホイールの破損は、1日~2日程度で修理が可能です。修理期間が短いため、短期間で車を再び使用できます。タイヤやホイールの修理は部分的な補修や交換など、比較的単純な作業であるため迅速に対応してもらえるでしょう。

修理費用は破損の程度にもよりますが、数万円~10万円が相場とされています。スペアタイヤを使えば、応急処置ができる破損でもあります。

ヘッドライトの修理期間

ヘッドライトの修理期間は2日~3日程度です。ヘッドライトのカバーが破損した場合、ライトユニット全体の交換が必要になるかもしれません。全体交換の場合、部品の手配や交換などの作業が必要になるでしょう。

交換費用は2万円~4万円程度が一般的ですが、30万円前後の費用がかかる車種もあります。

バンパーの修理期間

バンパーの修理期間は2日~4日です。バンパーは取り外しと交換が直接行えるため、修理期間が短い傾向にあります。しかしバンパーの在庫がない場合には取り寄せる必要があるため、パーツを用意するまでに期間を要することもあるでしょう。

バンパーの修理費用は数万円~十数万円です。ただし、特殊な塗料を使用したりバンパーを丸ごと交換したりする場合には、より高額な修理費用がかかります。

関連記事
バンパー修理した車は事故車扱いになる?

ドア周りの修理期間

クォーターパネルやドアの修理期間の目安は、5日~1週間です。クォーターパネルやドアは、鈑金や交換での修理が必要になるでしょう。溶接などの作業が発生するため、他の部分よりも修理期間が長い傾向にあります。

修理費用は損傷の程度によりますが数万円~30万円が相場、車種によっても異なりますがバッグドアの交換でおおよそ15万円くらいが目安です。金額が大きくなる場合、自動車保険の利用を検討すると良いでしょう。

ガラスの修理期間

ガラスの修理期間は、数日~1週間以上が目安です。事故の衝撃が大きい場合、フレームのゆがみを修正しなければなりません。状況によっては修理が長期間に及ぶこともあります。

ガラスを修理する際の費用の目安は、10万円~100万円以上です。ガラスにはセンサーが組み込まれているタイプもあり、より高額な費用がかかります。フレームのゆがみが激しい場合もあるため、状況によっては買い替えの検討が必要になるでしょう。

フレームの修理期間

フレームの修理期間は2週間~1か月程度が目安です。車の骨格を形成しているフレームは、車全体の性能や安全性に直接影響します。

近年では乗員の安全性を高めるモノコックボディを採用しており、一部のフレームにダメージが及ぶと車体全体が変形するのが特徴です。修理費用も高額になりやすいため、廃車を視野に入れながらプロに相談すると良いでしょう。

関連記事
事故車買取相場はどのくらい?買取価格をダウンさせないためのポイント

事故車の修理期間が長引くときに考えられる3つの要因

日常生活において車が欠かせない場合、修理期間が長引くと支障をきたすこともあるでしょう。場合によっては別な移動手段の手配が必要になるケースもあり、修理費用以外の出費が発生する可能性もあります。

では、どのようなときに修理期間が長引いてしまうのでしょうか。考えられる原因を3つご紹介します。

パーツが不足している

年式が古い車の場合、メーカーが部品の生産を停止していることもあるでしょう。リサイクルパーツや代替パーツなどを利用する方法がありますが、すぐには見つからない可能性があります。特に希少車、限定生産モデル、輸入車などの場合、部品の入手がさらに難しくなるかもしれません。

年式の古い車を修理に出すときには、代替パーツの準備がおすすめです。普段からそろえておくと、突然の事故が発生した場合でもスムーズに対応できるでしょう。

複数のパーツに損傷が及んでいる

車は複数のパーツで作られているため、どこかに損傷がある場合、他の部分にもダメージが及んでいる可能性が考えられるでしょう。

例えばタイヤの損傷に加えてドアやボディも損傷している、ボディとエンジンがダメージを受けているなどのようなケースです。このように複数箇所の修理が必要になればなるほど、修理期間も長くなると考えれます。

修理スタッフの人手が不足している

修理スタッフの人手不足は、車の修理に時間がかかる要因のひとつです。修理の依頼が集中する繁忙期や連休では、対応できる案件の数に限りがあります。土日や祝日に休業する修理工場の場合、修理期間が延びるかもしれません。

長期連休前後は車の使用頻度が高まることが考えられるため、修理が必要なときは早めの予約をおすすめします。

事故車の修理期間は任意保険の使用の有無も影響する

修理費用が高額になる場合、任意保険によるカバーが可能です。ただし、任意保険を利用する際には、幾つかのリスクに注意する必要があります。

任意保険の手続きが遅くなると、修理期間が延びるかもしれません。また、保険の利用は今後の維持費の増加にも注意する必要があるでしょう。ここでは、事故車の修理で任意保険の使用した場合の影響について解説します。

任意保険を利用すると修理期間が延びる

任意保険を利用して事故車を修理する場合、保険会社によるさまざまな確認作業が必要です。事故の詳細確認をはじめ、車の損傷状況の写真撮影、修理費用の見積もりなどの作業があります。手続きには一定の時間がかかるため、修理期間が延びることもあるでしょう。

修理工場と保険会社が協定を結ぶまでには、最低でも3日を要します。任意保険を利用する際には、早めの作業を心がけると良いでしょう。

自分の保険を使うと等級が下がることも含めて検討しよう

任意保険を使用して事故修理を行うと、一般的なケースでは保険が3等級ダウンします。この等級の変化は次年度の保険料に影響を及ぼすため、利用の際には注意が必要です。

保険等級制度は、運転者の事故歴に基づいて保険料の額を決定するシステムです。等級が下がると、保険料が上がる仕組みになっています。同じ等級でも「事故あり」は「無事故」に比べると保険料が高くなる仕組みです。任意保険を利用する際には、あらかじめ翌年の保険料を確かめておくと良いでしょう。

廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!

廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。

さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。

  • 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
  • 車の引き取りにかかる費用も原則無料
  • キャンセル手数料も無料
最短20秒!キャンセル無料!
WEB無料査定を申し込む

事故車を修理する際の3つのステップを覚えておこう

事故車を処理する場合、どのような手順で対応すると良いのでしょうか。事故が発生した際の最初のステップは、けが人の救護や安全確保と警察への連絡です。その後は相手と連絡先の交換をしたり、目撃者を確認したりしましょう。

ここでは、その後の事故車を修理するまでの3つのステップについて解説します。

保険会社への連絡

事故現場でやるべき対応を済ませた後は、加入している保険会社への連絡を行いましょう。早めに相談しておくことで、保険金請求をスムーズに進められます。保険会社に連絡を入れると、保険の契約内容の確認、保険金請求時に必要な書類など、以降の手続きの流れなどを説明してもらえるでしょう。

思いがけない事故に遭遇すると、気持ちが動転してしまうかもしれません。任意保険の契約内容や今後の対応などをメモに控えながら、できるだけ落ち着いて対応しましょう。

見積もりの依頼

保険会社への連絡後のステップは、修理の見積もり依頼です。保険会社に連絡を入れると、指定の修理工場を紹介してもらえるかもしれません。

損傷の状態が明確な場合、見積もりは数時間から1日程度で決定される傾向があります。損傷が明確でない場合には詳細な検査が必要となり、2日~3日かかることもあるでしょう。

場合によっては修理代の1割くらいの見積もり手数料が発生するケースもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。提示された修理の見積もり結果に納得したときは、修理工場に依頼して修理を進めます。

過失割合や賠償金についての話し合い

過失割合とは、事故における各当事者の責任の度合いです。修理費用やその他の損害額が確定した後、加害者と被害者の保険会社が過失割合について話し合いを進めます。

過失割合の決定は、事故に関連する損害の補償範囲と金額を明確にする上で不可欠です。示談交渉が成立した場合、被害者は過失割合に応じた賠償金を受け取れます。保険金の請求には期限があり、事故から3年が経過すると請求が難しくなるでしょう。事故が起きたときは、速やかな手続きをおすすめします。

関連記事
事故車を廃車にする際に受け取れる保険金とは?お得に廃車にしよう!

事故車の修理や廃車を決定する際の判断基準とは?

事故に遭ったときには、修理と廃車のどちらかを選ばなければなりません。なるべく修理して乗り続けたいと思っていても、状況によっては廃車が適していることもあるでしょう。

選ぶ際には損傷の程度や車そのものの価値などを考慮します。ここでは、事故車の修理や廃車を決定する際の判断基準について詳しく解説します。

損傷の激しい事故

例えば追突事故により車の前部が大きく損傷した場合、フレームの交換やパーツの取り換えなどが必要です。ボディが大破した場合、高額な修理費用がかかるかもしれません。

保険を利用すれば高額な修理費をカバーできますが、保険の等級が下がってしまいます。自分の保険の等級が下がるのであれば、次年度以降の保険料が高くなるでしょう。損傷の激しい事故では、修理費用の高さと保険の等級ダウンによるランニングコストの増加を検討する必要があります。

関連記事
自動車を廃車にする基準はあるの?事故車の基準やおすすめの処分方法もご紹介!

低年式車による事故

低年式の車で事故に遭った場合、修理費と維持費の検討が必要です。年式の古い車に対しては、自動車税種別割や自動車重量税が増税されます。一般的な私生活で使われている車では自動車税種別割については13年を超えたとき、自動車重量税は13年と18年を超えたときが重課のタイミングです。

低年式の車は、燃費性能が落ちている可能性もあります。事故によって修理が必要になった場合、修理や車の維持にかかる費用を新しい車の購入資金に充てたほうが経済的かもしれません。

高額な修理費用がかかる破損

損傷箇所によっては、高額な修理費用がかかることもあります。エンジンが損傷した際には、新しいエンジンへの交換や載せ替えが必要です。エンジンを交換する場合、数十万円~100万円以上の修理費用がかかる可能性もあるでしょう。

修理箇所によっては、修理期間が延びることもあります。修理期間中に公共の交通期間やレンタカーなどを使用した場合、追加費用を負担しなければなりません。このように出費の総額が高額になるときは、同じ金額を使って状態の良好な車を購入するほうが経済的です。

精神的な負担の伴う事故

交通事故は物理的な損傷だけでなく、ドライバーや同乗者に精神的な負担をもたらすことがあります。事故の場面を思い出したり、不安や恐怖を感じたりすることもあるでしょう。

事故車を使用し続けることが気持ちに影響を与えるときは、無理に使用を続けず早めに手放す方向で考えてみてはいかがでしょうか。

関連記事
事故車でもディーラーで下取りしてもらえるの?

事故車の廃車なら廃車王にお任せください

事故車を手放すときは、買取の利用がひとつの選択肢です。買取先を探すときは、中古車買取と廃車買取があり、車としての価値が見いだせないときは廃車買取への相談がおすすめです。

ここでは、事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けている廃車王の特徴を紹介します。廃車買取業者をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

自走できない事故車でも0円以上の買取が可能

廃車王は「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」が運営しており、全国150店舗が各地のご相談に対応しています。事故車をはじめ、廃車や不動車・水没車などどのような車でも買取をしているのが特徴です。

自社で廃車の手続きや解体、リサイクルすることでコストを省き、取り出したリサイクルパーツや素材を販売することで収益を生み出しています。そのため、ご相談いただく処分が必要な車を0円以上の買取として対応できる仕組みです。

車の引き取りも廃車手続きも一貫サポート

修理前の事故車は、自走ができないこともあるでしょう。廃車王では、車の引き取りも原則無料で対応しています。対応エリア内で積載車が入れる場所であれば多くの場所が対象となるため、お気軽にご相談ください。

また、廃車にかかる手続きも無料で対応しており、車の引き取り前であればキャンセル手数料もかかりません。無料査定は公式サイト上のWebフォームをはじめ、LINEや電話にも対応していますので、お気軽にお試しください。

事故車の修理期間についてよくある質問

事故車の修理や廃車を検討する場合、さまざまな不安や疑問が生まれることでしょう。判断するときの基準や保険の使用など、選択によってその後の生活に与える影響が変化する要素もあります。ここでは、事故車の修理期間や廃車の判断基準などについてのよくある質問をまとめました。

事故車を廃車する主な判断基準は?

全損の事故、高額な修理費用がかかる事故、思い出したくない事故については廃車がおすすめです。年式の古い車についても、数年以内の買い替えを検討している場合には廃車が適しています。

事故車の修理で保険を使用するデメリットとは?

自動車保険を利用した場合、修理費のカバーが可能です。一方で等級がダウンする傾向があるため、翌年の保険料が上がることが考えられます。

自動車事故の修理にかかる日数は?

事故車の修理期間は最短で1日、最長で1か月以上です。修理にかかる日数は損傷箇所や車のタイプ、パーツの取り寄せの必要性などによって異なります。

まとめ

事故車の修理期間は、損傷の程度や修理が必要なパーツの種類などによって変わるでしょう。修理工場のスケジュールで修理が延びることもあります。軽微な損傷なら数日で済みますが、損傷が激しい事故についてはより多くの修理期間を要するでしょう。修理にかかる費用や車の年式などを考慮しながら検討したいところです。

事故車の廃車を検討している方は、ぜひ廃車王にご相談ください。廃車王では、自走できない事故車でも0円以上の買取が可能です。車の引き取りから廃車手続きまでサポートしており、スムーズな廃車買取を実現しています。

廃車王ならどんな車も
0円以上の高価買取!

廃車王では買い取りした自動車をロスなくパーツ・部品・金属資源に換え、利益を得ているため、お客様に大幅還元致します。

さらに廃車王なら、
嬉しい3つの無料があります。

  • 面倒な廃車手続きをすべて無料で代行
  • 車の引き取りにかかる費用も原則無料
  • キャンセル手数料も無料
最短20秒!キャンセル無料!
WEB無料査定を申し込む