事故車でもディーラーで下取りしてもらえるの？

事故車をディーラーで下取りしてもらい、次の車に乗り換えることは可能なのでしょうか。

事故車を下取りに出すことは可能ですが、自走できない車の場合、取引きをしてもらえなかったり、レッカー費用を請求されてしまうことも。

そういった場合に、廃車買取り専門の業者に依頼することも一つの手です。

 

事故車でもディーラーで下取りしてもらえるの？

事故車であっても、ディーラーで下取りしてくれることもありますが、基本的に自走できなければ取引きをしてもらえないこともあります。

できることならば、最初の段階でディーラーに下取りを申し込むことはやめましょう。

 

レッカー費用が発生することも

事故車で自走できない状態の車でも、ディーラーによっては下取りしてもらえるケースもありますが、自走ができないということは、つまり自分で運転してディーラーに車を持ち込むことができないということになります。したがって、レッカーを呼んで事故車を運んでもらうことになります。

レッカーを呼ぶことで、費用が発生しますが、ディーラーで下取りしてもらったにもかかわらず、ほとんど価格がつかず、レッカー代の分出費の方が大きくなる可能性もあります。

ディーラーに事故車を下取りに出す際は、何かと注意点があるため、様々な選択肢を考慮した上で、最終手段として検討する方が良いでしょう。

 

事故車でも自走できれば下取り可能

事故車でも自走可能な状態であれば、当然レッカー費用も発生せず下取りしてもらえることもあります。

但し、事故車ということで通常の車と同じようにはいかず、下取り価格に響いてくるでしょう。

 

事故車は下取り価格が安い

事故車をディーラーに下取りしてもらう場合、たとえ自走できたとしても、やはり下取り価格は安くなる傾向にあります。事故車の中でも単純に事故を起こした車というわけではなく修理や修復したことのある、いわゆる修復歴のある車の場合にはさらに価格が低くなってしまうでしょう。

 

修復歴のある事故車は避けられる

修復歴とは、大きな事故や自然災害などで、車の骨格部分が損傷し修理をしたことがある車に付けられるものです。実は、この車の骨格部分というのは、完全に修理することは難しいのです。

そのため、修復歴がある事故車の場合、中古車として販売したとしても、すぐに走行に支障をきたしてしまうケースもあります。車体に歪みがあり、まっすぐ走行できなかったり、ハンドルを取られて操作に支障をきたし、危険な事故につながる恐れも。

こうした修復歴のある事故車を買い取るということは、大変リスクもあるため、下取り価格もかなり低くなってしまうでしょう。

 

修理前の車も安くなります

事故車の中にも軽微な事故で、修復歴がつかない程度の修理で済む場合もあるでしょう。

ただ、結局のところ修理しないと販売することはできないため、やはり修理費の分が下取り価格から下がってしまいます。

 

事故車で下取りしてもらえないなら廃車業者へ依頼

事故車でディーラーでも下取り価格がつかなかったり、中古車買い取り店を複数当たってみても買取りしてもらえないことも当然あり得ます。

そういったときには、廃車専門の買取り業者に依頼することがおすすめです。 廃車専門の買取り業者なら、レッカー代や廃車にするための費用や代行手数料なども一切発生せずに、車を引き取ってもらうことが可能です。

逆に、破損していないパーツが多い場合には、数千円から数万円ほど還元してもらえるケースもあります。

そのため、一般的には廃車前提の事故車であれば、ディーラーで下取りしてもらうよりも、はるかにお得に処分することができるでしょう。