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廃車のナンバープレートが欲しいときはどうする?返却せずに済む方法

廃車予定の車のナンバープレートには、所有者にとって特別な思い出や感情的な価値が込められている場合もあります。車を手放す際に、思い出を形に残したいと考える方もいるのではないでしょうか。

車の廃車手続きは法律に基づいて行われており、使用済みのナンバープレートを受け取るには手続きが必要です。不要なトラブルを避けるには、事前の正しい理解が必要になるでしょう。そこでこの記事では、廃車のナンバープレートが欲しいときに必要となる手続きや注意点についてご紹介します。

廃車してもナンバープレートは返却・返納しなくてもいい?

車のナンバープレートは封印が行われているケースもあり、なんとなく車から取り外したり廃車後に保管したりしてはいけないようなイメージがある方もいるのではないでしょうか。

結論は原則としてナンバープレートの返却が必要ですが、正しい手続きを行うと使用済みのナンバープレートを手元に残すことが認められています。ここでは、使用済みのナンバープレートを返却する理由と、記念として保持するための手順について解説します。

ナンバープレートは原則返却する必要がある

ナンバープレートの返却が義務付けられている理由のひとつは、犯罪の防止です。廃車したナンバープレートを悪用して、盗難車や不正に入手した車が使用される可能性があります。このような悪用を防ぐため、原則としてナンバープレートは返却が必要です。

ナンバープレートの返却は義務付けられているもうひとつの理由は、ナンバープレートの所有権です。車の所有者は、ナンバープレートの所有権を持っていません。陸運支局が所有権を持っておりユーザーは借りている状態なため、廃車する際には速やかに返却する必要があります。

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記念所蔵の手続きを行えば手元に残せる

返却を義務付けているナンバープレートですが、2017年より持ち帰りが可能になりました。正式な手続きを踏めば、個人での保管が可能です。

ナンバープレートを手元に残す場合、記念所蔵の手続きを済ませる必要があります。記念所蔵とは、廃車のナンバープレートを特別な記念品として保持できるようにする制度のことです。2019年に登場した特別プレートへの配慮をきっかけにして導入されました。

記念所蔵として持ち帰るためには、法律で定められた手続きが必要です。また、記念所蔵の手続きを済ませたナンバープレートの再利用は認められていません。

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原付バイクなどは記念貯蔵の対象外

記念所蔵の制度は、日本で開催されたラグビーのワールドカップをきっかけにして始まりました。記念所蔵が可能なナンバープレートとして特別仕様のナンバープレート、通常のペイント式のナンバープレート、字光式のナンバープレートなどがあります。

これらは普通車・軽自動車・排気量が125ccを超える自動二輪が対象であり、原動機付き自転車をはじめ、二輪車や小型特殊車両などについては記念所蔵の対象外です。

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廃車予定車のナンバープレートを記念にもらう方法・手順

ナンバープレートを受け取るには、運輸支局や軽自動車検査協会での手続きが必要です。手続きでは、必要な書類の準備やナンバープレートの再利用を防ぐための措置などの手順を踏みます。

全ての手順を済ませると、記念品としてナンバープレートの持ち帰りが可能です。ここでは、廃車した車のナンバープレートをもらうための方法について解説します。

ナンバープレートの引き取り希望を申し出る

廃車予定の車のナンバープレートを受け取るには、陸運支局や軽自動車検査協会での手続きが必要です。担当する窓口でナンバープレートの記念所蔵に関する意向を伝えると良いでしょう。

廃車手続き時にナンバープレートを返納すると、通常の流れで廃棄処理が行われてしまいます。記念所蔵を希望するときは、ナンバープレートを返却しないように気を付けましょう。

記念所蔵ナンバー破壊申込書を受け取る

車のナンバープレートの持ち帰りを伝えると、「記念所蔵ナンバー破壊(穴あけ)申込書」を受け取れます。

「記念所蔵ナンバー破壊(穴あけ)申込書」とは、ナンバープレートを記念品として所持するために必要な申込書です。ナンバープレートの引き取り希望を申し出た際に、陸運支局や軽自動車検査協会の担当窓口で渡されます。

必要事項を記入したら窓口に提出する

申込書を受け取ったら、必要事項に関する記載が必要です。ナンバープレートに穴を開ける位置やタイミングに関する詳細も記入するため、記載前に位置を決めておくと良いでしょう。

ナンバープレートの持ち帰り自体には、費用がかかりません。ただし、陸運支局や軽自動車検査協会で穴を開ける際には、数百円程度の手数料が発生します。

ナンバープレートに穴を開けてもらう

申込書が受理された後は、ナンバープレートの穴開けです。陸運支局が提供する備え付けの機械を使用しますが、その場で作業を行えない場合は穴あけ作業の完了までに3日程度かかるケースもあるようです。

陸運支局に依頼する代わりに、自分で穴を開けることも認められています。ただし、専用の機材を所有している陸運支局や軽自動車検査協会に依頼すると、きれいに穴を開けてもらえるでしょう。

廃車後にナンバープレートをもらう際の注意点

ナンバープレートを記念品として持ち帰る場合には、車の所有者の確認や保管方法に関する注意が必要です。

記念所蔵の手続きは、車の所有者のみに限られています。また、受け取り後のナンバープレートは再利用ができません。それぞれの確認を怠ると、大きなトラブルに発展する恐れもあるでしょう。ここでは、ナンバープレートをもらう際の注意点について解説します。

車の所有者のみ手続きが行える

ナンバープレートの記念所蔵は、代理人に依頼できる手続きです。委任状も必要なく、ナンバープレートの返却時に記念所蔵を申し出るだけで、手続きが進められます。しかし、ナンバープレートの返却が伴う廃車手続きは、原則として車の所有者でなければ行えません。

例えば車検証を確認したときに、車の所有者がローン会社やディーラーになっている場合、そのままでは廃車手続きが進められずナンバープレートの記念所蔵も行えません。まずは車の所有権留保の解除申請を行い、自分名義になった状態で手続きを進める必要があります。

自分が車の所有者になった状態であれば、委任状を用意すると廃車手続きを誰かに任せることも可能です。

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新しく購入した車には取り付けられない

一度使用したナンバープレートの再利用は認められていません。新しい車を購入した場合、新しいナンバープレートを取得して装着する必要があります。

一時抹消登録した車を再登録する場合、新たなナンバープレートの交付が必要です。ただし、以前に使用していた番号は使用しません。陸運支局や軽自動車検査協会が用意したナンバープレートを取り付けます。過去に使用していたナンバープレートを記念として持ち帰った場合でも、全く同じ表記のナンバープレートを利用することはできません。

廃車予定の車のナンバープレートを外すには?

廃車予定の車のナンバープレートを取り外す方法は、大きく分けると2つです。ひとつは工具を使って自分でナンバープレートを外す方法で、固定しているネジを緩めてから慎重に取り外します。

もうひとつは、業者に外してもらう方法です。廃車買取業者に相談すると、ナンバープレートを取り外してもらえるでしょう。ここでは、それぞれの方法について解説します。

自分でナンバープレートを外す

自分でナンバープレートを取り外す際に必要となる工具は、プラスドライバーです。マイナスドライバーも用意しておくと、スムーズに作業を進められるでしょう。

自分でナンバープレートを外す際には、破損への注意が必要です。ナンバープレートはネジで固定していますが、無理に回すとネジ山がつぶれたりナンバープレートに傷が付いたりする恐れもあります。必要に応じてさび落とし剤を使用するなど、慎重に作業を進めると良いでしょう。

廃車買取業者に外してもらう

スムーズにナンバープレートを外したい方には、業者への依頼がおすすめです。業者ではナンバープレートの外し方に関する専門的な知識や技術を持っており、無理なく取り外してもらえます。

また、業者を利用するのであれば、ナンバープレートの記念所蔵と合わせて廃車手続きも任せられるでしょう。廃車手続きは自分で行うとスケジュールなどの調整が必要ですが、廃車買取業者へ依頼すれば手間を省けます。

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ナンバープレートを受け取った後に必要となる廃車手続き

ナンバープレートを受け取った後には、廃車手続きが必要です。廃車には永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があるため、将来の使用計画に応じて行う手続きを選びましょう。ここでは、永久抹消登録と一時抹消登録に必要となる手続きについて解説します。

永久抹消登録

永久抹消登録とは、車を解体して完全に乗れないようにする手続きのことです。現住所を管轄する運輸支局で手続きができます。手続きに必要な書類は、印鑑証明書、車検証、前後のナンバープレート、解体報告記録日が分かる書類、申請書や住民票などです。

永久抹消登録には期限が設けられており、解体から15日以内に済ませる必要があります。期限を過ぎると最大で50万円の罰金が科されるため、早めに済ませておくのが良いでしょう。

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一時抹消登録

一時抹消登録とは、車の使用を一時的に中止する手続きのことです。海外出張や長期入院などで車を使用する予定がないときに行います。一時抹消登録についても、現住所を管轄する運輸支局で手続きが可能です。前後のナンバープレート、印鑑証明書、車検証、納付手数料などを用意します。申請書は、運輸支局で入手可能です。

一時抹消登録が完了すると「登録識別情報等通知書」が交付されます。車を再登録する際に必要となるため、大切に保管する必要があるでしょう。一時抹消登録が適応される期間には上限が設けられていませんが、手続き後に長期間放置すると運輸支局から状況確認を受けることもあります。

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廃車のナンバープレート返却についてよくある質問

ナンバープレートを返却する機会は限られています。初めて手続きする場合、さまざまな点に疑問を感じることもあるでしょう。ここでは、ナンバープレートの返却についてのよくある質問を2つご紹介します。

ナンバープレートを外した状態でも走行は可能?

ナンバープレートを外した状態での公道の走行は交通法違反です。取り外す前に、その後の移動手段を考えておきましょう。

ナンバープレートの記念所蔵とは?

記念所蔵とは、返納が必要となるナンバープレートを記念品として保持するための制度です。表面に穴を開けることで、法的に問題なく手元に残せます。

まとめ

廃車のナンバープレートを記念品として保持したい場合、特定の手続きが必要です。管轄内の陸運支局や軽自動車検査協会に申請すれば、合法的にナンバープレートを手元に残せます。廃車手続きを業者に依頼する場合には、前もって伝えておくと良いでしょう。

廃車手続きをお考えの方は、ぜひ廃車王にお問い合わせください。廃車王では走行が可能な車だけでなく、不動車や損傷の激しい車についても買取が可能です。公式Webサイトでは無料査定を実施しており、必要な情報を入力すれば約20秒で申し込みできます。

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