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車の水没対策!エンジンの故障リスクや防ぐ方法を紹介

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近年、局地的な豪雨や台風による水害が増加し、車の水没被害が深刻な問題となっています。一見、外観に大きな損傷がなくても、水没した車は内部に致命的なダメージを受けていることが少なくありません。

エンジンの故障や電装系統の不具合、カビの発生など、走行安全性に関わる重大な問題が潜んでいるのです。

そこでこの記事では、水没による車へのダメージや適切な対処方法についてご紹介します。保険の適用可否や乗り続けられない場合の選択肢についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

水没による車へのダメージ

車の水没被害は、たった一度の出来事でも深刻な事態を招くことがあります。特に近年の自動車は精密な電子制御システムを採用しており、水没によるダメージは車両の根幹に関わる重大な問題となりかねません。

エンジンの故障や電装系統の不具合だけでなく、カビの発生や安全機能の低下などの被害を受けることもあります。ここでは、水没が車両に及ぼす具体的なダメージについて詳しくご紹介します。

エンジンや電子機器の損傷リスク

車の水没で最も深刻なのは、エンジンや電子機器への損傷です。特にマフラー以上の水位まで浸水した場合、エンジン内部まで水が侵入している可能性があります。この状態でエンジンを動かすと、ウォーターハンマー現象によってエンジンに穴が開いてしまう危険性があります。

また、電子機器が水に触れることでショートを起こし、重大な故障につながりかねません。さらに、浸水後は車の各部にさびが発生し、走行性能に大きな支障を来す恐れもあります。

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衛生面のリスク

車の水没は、衛生面で深刻な問題を引き起こす恐れがあります。特に車内やシートまで浸水してしまうと、カビや細菌が発生しやすい状態となってしまいます。これは車内が通気性の悪い密閉空間で、内部が温まりやすい構造になっているためです。

水没時に泥水などに含まれていた細菌は繁殖しやすく、一度発生すると完全な除去が難しくなります。その結果、車内には悪臭が染み付き、乾燥させても臭いが残り続けてしまうのです。

安全面のリスク

水没車の運転は、重大な安全上のリスクをもたらします。特に走行性能に関わる足回りが水没によって故障した場合、交通事故を引き起こす危険性が高まります。

そのため、エンジンまで水没していることが疑われる車両は、一見動作するように見えても運転を控えるのが賢明です。

車の水没を防ぐための方法

車の水没被害は、適切な予防策を講じることで被害を軽減できます。特に近年は、スマートフォンアプリやカーグッズなど、水没対策に活用できる手段が増えました。

突然の豪雨や道路の冠水に遭遇した際に慌てないよう、日頃から対策を意識しておきましょう。ここでは、車の水没を防ぐための具体的な方法を3つのポイントに分けて解説します。

冠水している道路に進入しない

道路が冠水しているときには、別の道路を選択しましょう。特にアンダーパスと呼ばれる道路は冠水が起こりやすいため、十分に注意する必要があります。

アンダーパスは、鉄道や道路の下を通過するために掘り下げられた通路のことです。渋滞緩和や円滑な交通に役立ちますが、大雨時には水がたまりやすいというリスクがあります。不用意な進入は重大な事故につながる可能性があるため、雨天時には注意が必要です。

冠水リスクのある地域を事前に把握する

万が一のときに備えて、ハザードマップポータルサイトなどを活用しながら、冠水リスクのある地域を事前に把握しておきましょう。

国土交通省が提供するハザードマップポータルサイトは、災害時の避難経路や危険箇所、避難場所など、災害リスクに備えるための重要な情報を確認できるツールです。

このサイトは「重ねるハザードマップ」と「わがまちハザードマップ」の2つのサービスで構成されています。「重ねるハザードマップ」では、災害リスク情報を地図や写真に重ねて表示し、危険箇所や予想されるリスクの確認が可能です。また「わがまちハザードマップ」では、各市町村が作成したハザードマップを検索できます。

浸水対策グッズを使用する

車の水没対策として、浸水対策グッズの活用が効果的です。中でも車体全体を覆う車両用浸水防止カーバッグが注目を集めています。

防水性の高い素材で作られており、設置も比較的簡単なのが特徴です。長時間の水没にも対応しており、大雨の際にも利用できます。軽自動車から大型車まで対応しており、サイズに合わせて選べるので便利です。

車が水没したときの対応

車が水没してしまった場合、その後の対応によって被害の大きさが変わります。特に最初の対応を誤ると、取り返しのつかない事態を招く恐れもあるため注意が必要です。

ここでは、水没車への具体的な対処法を3つのポイントに分けて解説します。対応手順を知っておくことで、万が一の事態でも冷静な判断ができ、二次被害を防ぐことにつながります。

自分でエンジンを立ち上げない

走行中に冠水した道路の水深を確かめるのは難しいことから、進入してから深いことに気づくケースもあります。車の床面以上の水深でも、水に入ってからすぐには浸水しません。

しかし、危険を察知する頃には車体が浮いて動けなくなり、エンジンの吸気口から水を吸ったり、排気管が水圧で塞がれてエンジンが停止したりする可能性もあります。万が一、車内にまで浸水してしまった場合、すぐにエンジンを停止させることが重要です。

専門業者にチェックしてもらう

水没した車両は、水が引くまでそのまま放置しましょう。加えてロードサービスや販売店に連絡します。

水が引いた後でも、自己判断で車に乗り込みエンジンを掛けるのは避けましょう。これは駐車していた車が水没した場合も同様です。特に海水による浸水の場合は、電気系統がショートして車両火災につながる可能性があります。

水が引いた後も海水による電気系統の腐食でショートし、自然発火する危険性もあるため専門業者に相談しましょう。

火災防止措置をする

火災防止措置は水没車の安全確保に不可欠です。業者の対応がすぐに受けられないときは、適切な火災防止措置を行う必要があります。

通常の車両の場合、エンジンを起動せずにボンネットを開けましょう。次に、バッテリーのマイナス端子を外し、絶縁処理を施します。その後、プラス端子も同様に処理しましょう。これにより、電気系統のショートによる火災リスクを軽減できます。

ただし、電気自動車・ハイブリッド車・e-POWER車は高電圧システムを搭載しているため、自分では対処できません。車両には触れず、すぐに専門業者へ対応を依頼する必要があります。

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保険を適用水没車でもできる?

車の水没被害が発生した場合、自動車保険の活用は被害からの復旧に大きな助けとなります。ただし、水没の原因や状況によって保険の適用範囲が異なり、特に自然災害に関連する場合は注意が必要です。

また、保険を使用する際は、将来的な影響も考慮しなければなりません。ここでは、水没車に対する保険適用の条件と、保険使用時の注意点について解説します。

津波は原則適用外

車両保険では、水害の原因によって補償の適用範囲が大きく異なるため、使用する際には加入状況と車の状態の確認が必要です。台風による大雨や河川の氾濫、高潮などによって引き起こされる水没被害は、車両保険の補償対象となります。

一方で、地震が原因となって発生する津波による水没は、原則として補償の対象外です。このため、水害による車両の被害を受けた場合は、まずその原因を明確にし、補償の適用可否を確かめておきましょう。

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保険使用のリスク

自然災害による水没被害で車両保険を使用した場合、翌年度の保険等級に影響が出ます。具体的には、翌年度の等級がひとつ下がり、事故あり係数適用期間が1年加算されることになるのです。

なお、これは自然災害による損害の場合であり、積雪によるスリップ事故や他者への賠償が必要な事故の場合は、翌年度に3等級下がり、事故あり係数適用期間も3年加算されるため、より大きな影響が生じます。

水没車に乗り続けられないときの選択肢

水没車への対応は、被害の程度や個人の状況によって最適な選択が異なります。車の状態によっては、修理して乗り続けることも可能です。

一方で、経済的な観点から買取や廃車を選択するケースも少なくありません。ここでは、水没車に乗り続けられなくなった場合の3つの選択肢について詳しく説明します。

修理して乗り続ける

水没車を修理して乗り続ける場合には、メリットとデメリットについて検討しましょう。メリットは、愛着のある車に乗り続けられることです。そして、水没の程度によっては修理費用が高額になる場合があることがデメリットとして挙げられます。エンジンや電装系統に深刻な損傷がある場合、修理費用が車両価値を上回ることもあります。

また、修理後も予期せぬトラブルが発生するリスクがあります。特に電子機器の故障は時間差で現れることがあるため、十分な注意が必要です。修理を選択する場合は、信頼できる整備士に相談して、点検と見積もりを受けましょう。

中古車買取に出す

水没車でも、被害の状況によっては中古車買取を利用できます。フロアまでの浸水でエンジンに損傷がない場合は、中古車販売業者への売却が選択肢のひとつです。

車の買取には中古車買取と廃車買取があり、車としての価値で判断する中古車買取のほうがより高い査定額が目指せます。そのためダメージが少ない車は、まず中古車としての買取を試してみましょう。

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廃車する

水没による損傷は、長期的な安全性に影響を与える可能性があります。廃車することで、潜在的な事故リスクの回避が可能です。廃車買取業者を利用すれば、修理費用や維持費に悩むことなく現金化できるメリットがあります。

特に、エンジンや電装系統に重大な損傷がある場合、廃車が最適な選択肢となります。廃車買取業者は、水没車でも中古パーツや鉄資源として回収できるため、引き取りや廃車処理を無料で依頼できます。

水没車の買取なら廃車王にお任せ!

大きなダメージを受けた水没車は、一見すると価値が失われたように思えるかもしれません。しかし、廃車買取では水没車を有効活用できる体制が整っているため、買取が可能です。

水没車の処分をお考えの方は、ぜひ廃車王にご連絡ください。ここでは、廃車王の2つの特徴について詳しくご紹介します。

水没車でも買取が可能

廃車王は水没車をはじめ、事故車や不動車、車検切れの車などのように幅広い車両状態の買取に対応しています。廃車王は全国150店舗の自動車リサイクル事業者が運営しており、自社で廃車の解体や使えるパーツの回収を行っているのが特徴です。

廃車から回収したパーツや金属は、リサイクル品や資源として販売が可能です。廃車王はこのようにして得た利益と自社対応によるコストカットでより多くの利益を確保できるため、高価買取としてお客さまへ利益の還元を行っています。

WebフォームやLINEによる無料査定に対応

廃車王では公式サイト上のWebフォームやLINEなどによる無料査定を用意しました。Webフォームでは24時間いつでも査定を受け付けており、必要事項の入力はわずか20秒ほどで完了します。LINEによる査定は、スマートフォンから手軽に情報を送信できるのが魅力です。

他にも、電話による査定や持ち込みでの査定も承っています。電話での査定の受付時間は午前9時から午後10時となっており、年中無休です。廃車王では車両引き渡し前のキャンセル手数料が無料なので、いつでも気軽にご相談ください。

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水没車についてよくある質問

ここでは、水没車に関するよくある質問を紹介します。車の水没は、所有者にとって深刻な問題です。焦らず対応できるように、事前に適切な対処方法を確認しておきましょう。

水没車でも乗り続けることはできる?

水没車の利用の継続は、水没の程度によって判断します。タイヤの半分より下までの浸水なら、大きな影響は少ないものの、海水による浸水の場合は塩害対策が必要です。一方、タイヤの半分より上まで浸水してマフラーまで水没している場合は、エンジンルームへの浸水が懸念されるためプロによる点検が必要になります。

車が水没した場合の脱出方法は?

車が水没した場合、まずシートベルトを外し、窓が水面より高ければ窓から脱出します。パワーウインドウが作動しない場合は緊急脱出用ハンマーでガラスを割るか、外の水位との差が小さくなるまで待ちましょう。水圧差が縮まるとドアが開きやすくなるため、タイミングを見計らって脱出します。

車が水没した場合にはどうすれば良い?

車が水没した場合は、水が引くまで車両をそのまま放置し、すぐにJAFのロードサービスや販売店に連絡しましょう。水が引いた後に自分でエンジンを掛けるのは大変危険です。ケースによっては破損や感電などを招く恐れがあります。

まとめ

車の水没は、エンジンや電気系統に重大なダメージを与えるため、適切な対応が重要です。タイヤの半分以上の浸水では、走行安全性に影響を及ぼす恐れがあるため、早めに点検を依頼しましょう。

水没車を修理する場合、保険の適用についての確認が必要です。保険適用の可否は水害の原因によって異なるため、利用前に確かめておきましょう。

水没車を手放す場合には廃車買取業者の利用がおすすめです。全国150店舗のネットワークを持つ廃車王では、動かなくなった水没車でも0円以上で買取します。

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