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水没した電気自動車は触らないほうが良い?

台風で近所一帯が冠水して、乗っていた電気自動車が水に浸かってしまいました。
エンジンがかかるかは、ちょっと怖くてまだ確かめていません。

家から少し離れた駐車場に停めていて、様子を見に行った時は、流されてきた自転車や看板などがぶつかったみたいで、外装に擦り傷や凹みがたくさんついていました。
どのくらいまで水に浸かったのか正確には分かりませんが、シートがずぶ濡れだったので、腰部分あたり(ハンドルの下)までは浸かったと思います。

故障しているかどうか気になりますが、エンジンがかかるか確かめるのは、車内が乾いてからの方がいいでしょうか。
購入してからまだ1年ほどしか経っていないので、できれば修理して乗り続けたいと思っています。

近年、豪雨や台風などの自然災害により、車の水没・浸水被害が増えています。自然災害を防ぐことは困難ですが、河川の近くを避けたり、なるべく高台の駐車を心がけるなど、出来る対策は行っておきたいものです。

ご質問者さんのお車は電気自動車なのですね。充電スタンドを加速度的に設置することにより、電気自動車も随分普及してきたようです。電力自由化にもなりますから、電気に関わる事業やサービスは今後も広がっていくことでしょう。

地球にやさしくお財布にもやさしい電気自動車ですが、通常の車に比べ水害時の取り扱いを慎重に行う必要があります。

水没した電気自動車は、触らず、購入された販売店またはディーラーにご相談しましょう!

電気自動車(EV車)やハイブリッド車(HV車)には、高電圧のバッテリーが使用されています。むやみに触れると感電の恐れがあり、国土交通省のホームページでも注意喚起を行っています。電気自動車・ハイブリッド車が水没した時は、外見に問題がなくてもその場から離れ、ディーラーに連絡するようにしましょう。

ご質問者さんのお車はハンドル下まで浸かっているようですので、エンジンに支障をきたしている可能性も否定できません。いずれにせよ、エンジンをかけたりせず、購入された販売店またはディーラーにご相談されるのがよろしいかと思います。

車両保険に入っていれば、水没による損害を補償してくれます。修理できない場合は全損となり、保険金額は満額支払われますので、新しい車に買い換えることも検討されてはいかがでしょう。

全損扱いになった車は、廃車手続きを行う必要があります。動かない車を解体し、車歴から抹消しなくてはなりません。ディーラーや販売店でも代行してくれることもありますが、手数料がかかる場合が多いようです。そんなときは、廃車買取業者に買い取ってもらいましょう。廃車のための書類手続きを無料で代行してくれて、動かない車のレッカー引き取りも無料です。お金がもらえて手間もかからないのですから、一番ラクでオトクな方法ですね。