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洪水などの水害にて車が浸水してしまった!その対処法とは?

車が浸水した場合、その車はどうなってしまうのでしょうか?

車が浸水した場合、電気系統・ブレーキ・エンジンなど様々な部分がダメージを受けてしまいます。よって、冠水した道路には入らないことが鉄則です。普段から、どこの道路が冠水しやすいのか情報収集して、大雨の日には避けて通るようにしましょう。

近年では、ゲリラ豪雨や集中豪雨など水害の頻度も高くなってきており、その度に道路が冠水しているといったニュースも目にしますよね。

今回は車が浸水した場合の対処作、閉じ込められてしまった場合の脱出方法などもご紹介していきますので、ぜひご覧になって万が一の時に備えておくことをおすすめします。

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車が浸水するとどうなる?

車が浸水すると下記の6つのトラブルが起こります。

①電気系統がショートすることによって発火や爆発の恐れがある
②ブレーキがきかなくなってしまう可能性がある
③マフラーから水が侵入することによってエンジンが破壊される可能性がある(ウォーターハンマー現象)
④車内に水が入ることでフロアマットや座席シートが汚水を吸い込み雑菌・カビ・異臭を発生させてしまうことも
⑤浸水した水が海水であった場合は塩害により金属部分の腐食が急激に進んでしまうリスクがある
⑥冠水路へ飛び込んだ衝撃(水圧)によってバンパー・フロントグリル・ラジエーターなどが破損してしまう可能性もある

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車が浸水したときの対処法とは?

上記のように車が浸水した場合は様々な危険が潜んだ状態になっているため、例え問題なく走行できていたとしても、いつ危険な症状が出てくるのか分からない状態です。

車が浸水した場合の注意喚起が国土交通省より呼びかけられています。

①水がひいても自分でエンジンをかけない
②車両の措置については、速やかにJAFや自動車保険のロードサービス、自動車販売店、整備工場などに連絡してください。
特にハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は高電圧のバッテリーを搭載していますので、むやみに触らないでください。
③なお、使用するまでの間、発火するおそれがあるので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外し、外したターミナルがバッテリーと接触しないようにテープなどで覆うなどしてください。

浸水した車は例え冠水した道路を自力で抜け出せたとしても、すぐに工場へ持ち込み点検・修理が必要となります。結果次第で、修理して乗り続けるor売却するor廃車のいずれかを選択します。加入している自動車保険の条件次第で、保証を受けられるかどうかも変わるはずなので、相談してみましょう。

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車が浸水して閉じ込められた際の対処方法とは?

浸水した車に閉じ込められた場合、水圧は想像以上に恐ろしいもので、例え60cm程度の浸水深であってもドアは開かなくなります。自動ドアも作動しなくなってしまうので、ウインドウを開けて脱出するしかなくなるでしょう。

パワーウインドウが効かなくなっている場合には、脱出用ハンマーや鋭利なポンチを用いてサイドガラスを割っての脱出になります。(フロントガラスは合わせガラスのため割れにくく、強化ガラスを用いたサイドガラスのほうが、破断面が丸く安全)

そのような道具もない場合には、換気ダクトなどから車内にも浸水してきて車外との水圧の差が小さくなるのを待ちます。こうすることでドアがいくらか開きやすくなるからです。

車が浸水したら保険は適応されるのか?

あくまで加入している保険会社と補償内容次第で適応範囲はマチマチかと思いますが、一般的に「自然災害」による浸水被害に対しては補償が受けられますが、「地震や噴火に伴う津波で車が浸水した場合」は車両保険の適応外になることが多いようです。

また、その補償範囲も様々だと思うので、今一度ご自身の保険内容を確認してみることをおすすめします。

車が浸水しないように気をつけるべきこととは?

普段からどこの道路が冠水しやすいのか、情報を頭に入れておきましょう。また、気象情報にも気を配りながら備えておくことも大切です。

各地域で危険度の高い箇所を表したハザードマップなどが公表されているかと思いますので、そちらを参考にすると良いでしょう。

特に危険なのは、谷間・窪地・アンダーパスなどです。

このような冠水路に出くわした場合、床面より水位がある・マフラーが水没する水位は危険です。縁石が浸水していることが目安になりますのでそちらも参考にして判断してみてください。

いかがでしたか?近年異常気象が起こる頻度がとても高くなってきています。
いつ自分の身が危険に侵されるか分からないと危機感を持ち、常に備えておくことがとても大切です。