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車を擦ったときは修理が必要?自分で直す方法や専門業者に依頼するメリット・デメリットを紹介

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周囲に気を付けて運転していても、思いがけないタイミングで車を擦ってしまうことがあります。車に擦り傷ができたときは修理したほうがいいのか、そのままにしてもよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、車を擦ったときの修理の必要性や自分で直せる修理方法を解説します。専門業者へ修理に出すメリット・デメリットも紹介しますので、それらを加味した上で自分に合った方法を見つけましょう。

車を擦ったら修理は必要になる?

車の側面にあるキズをのぞき込んで確認する男性の真剣な表情

擦り傷の大きさにかかわらず、車を擦ってしまったら放置するよりも修理するのが無難です。擦り傷があると見栄えも悪くなりますが、影響するのはそれだけではありません。

ここでは、車の擦り傷を放置することでどのようなことが起こるのかを解説します。取り返しのつかない状況にならないよう、事前に確認しておきましょう。

傷の放置はボディの劣化につながる

樹脂製パーツに擦り傷が付いた場合はさびないため、同じ擦り傷であってもそこまで気にする必要はありません。しかし、金属製パーツの擦り傷はそのままにしておくとボディを劣化させてしまいます。特に、擦り傷が付いたことで塗装が剥がれた場合は注意が必要です。

塗装は紫外線や雨などから車を守る役割があり、剥がれることでさびを誘発します。傷がさびになると、修理の際にさび取りが必要となり、修理代が高くなります。

売却時の査定額に影響する

擦り傷やへこみといった外装の損傷は、査定ではマイナスに評価されます。爪が引っかからないような小さな傷であればそれほど影響しませんが、爪がひっかかる深さの傷は減額の対象です。

買取した車に傷がある場合は、再販するために修理をしなくてはなりません。塗装の剥がれがひと目で分かるような深さのある傷や、へこみを伴う傷は修理に手間がかかるため、状態によっては数万円~数十万円減額されることもあります。

どのくらい減額されるかは、実際に査定へ出さなければ分かりません。誰が見ても傷があると分かる状態であれば、相場より査定額が下がると考えておいたほうがよいでしょう。

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『事故車の修理と買い替えの判断基準とは?メリットとデメリットを紹介』

擦った車の傷は自分で直せる?

車のバンパーの傷をタッチアップペンで補修している手元

乗り続けるにしても、売却するにしても、車にできた傷を放置するのはおすすめできません。大きな傷であれば専門業者に修理を依頼するのがベストではありますが、小さな傷であれば個人でも直せます。

ここでは、車にできた擦り傷の直し方として、次の3つの方法を解説します。

  • 汚れを落としてコンパウンドで磨く
  • パテを塗って厚さをそろえる
  • タッチアップペンで塗装する

汚れを落としてコンパウンドで磨く

爪が引っかからない程度の浅い傷であれば、コンパウンドで対処可能です。コンパウンドは車の表面を磨く研磨剤のことで、液状・チューブ・半ネリなどの種類があります。

コンパウンドで車の擦り傷を消すときに使うのは、次のアイテムです。

  • コンパウンド
  • 専用スポンジまたは柔らかい布
  • ふき取り用の柔らかいクロス

コンパウンドで車の擦り傷を消す工程は、以下の通りです。

  1. 洗車してボディの汚れを落とす
  2. 専用スポンジにコンパウンドをつけてゆっくり磨く
  3. コンパウンドが乾く前にクロスでふき取る

コンパウンドを使う際は、最初に洗車を行います。専用のスポンジ、または柔らかい布にコンパウンドを付け、傷のある部分を優しくゆっくり磨きましょう。このときのポイントは、円を描くのではなく直線的に磨くことです。磨き終えたら、コンパウンドが乾く前に柔らかいクロスで拭き上げます。

パテを塗って厚さをそろえる

へこみを伴う擦り傷は、パテを使うのがおすすめです。パテには厚づけパテや超軽量パテ、ボディ用やバンパー用など複数の製品があります。補修する部位や傷の状況に合った種類を使用しましょう。

パテで車の擦り傷を消すときに使うのは、次のアイテムです。

  • パテ
  • 耐水サンドペーパー
  • シリコンオフ
  • 乾いた布
  • マスキングテープ
  • 下地塗料(プラサフ)
  • カラー塗料
  • クリア塗料
  • ぼかし剤
  • コンパウンド

パテで車の擦り傷を消す工程は、以下の通りです。

  1. 洗車してボディの汚れを落とす
  2. 耐水サンドペーパーで傷の段差がなくなるように削る
  3. シリコンオフを吹き付けて乾いた布で拭き取る
  4. パテを薄く塗り、乾かしながら重ね塗りをする
  5. パテが乾いたら耐水サンドペーパーで滑らかに整える
  6. 塗装する部分をマスキングテープで囲う
  7. 下地・カラー塗装・クリア塗装・ぼかし剤の順に重ねる
  8. 乾いた後はコンパウンドで磨いて仕上げる

パテ埋めはまず、耐水サンドペーパーで傷のある部分を擦ります。へこみの段差がなくなったら研磨した箇所にシリコンオフを吹き付けて、乾いた布で拭き取ります。パテを薄く塗って乾燥させ、重ね塗りをしてへこみを埋めましょう。

パテがしっかりと乾いたら耐水サンドペーパーで研磨し、滑らかに整えます。ぼかす位置を考慮しながら塗装する範囲をマスキングテープで囲い、下地塗装・カラー塗装・クリア塗装・ぼかし剤の順に重ね塗りをしながら塗装します。

マスキングテープを剥がした後は1週間を目安に乾燥させ、コンパウンドで磨きます。

タッチアップペンで塗装する

補修箇所が極小の傷であれば、タッチアップペンがおすすめです。タッチアップペンはペン型の補修用塗料で、筆先から出る塗料を塗るだけで補修できます。タッチアップペンには純正品と社外品の2つがあり、安く買えるのは社外品です。

タッチアップペンで車の擦り傷を消すときに使うのは、次のアイテムです。

  • コンパウンド
  • シリコンオフ
  • 乾いた布
  • マスキングテープ
  • タッチアップペン
  • 耐水サンドペーパー

タッチアップペンで車の擦り傷を消す工程は、以下の通りです。

  1. 洗車してボディの汚れを落とす
  2. コンパウンドで磨く
  3. シリコンオフを吹きかけて乾いた布で拭き取る
  4. 塗装部分をマスキングテープで囲う
  5. タッチアップペンを塗り、乾燥させる
  6. 塗料の盛り上がりを耐水サンドペーパーで削る
  7. マスキングテープを剥がしてコンパウンドで磨く

傷口周辺の汚れを落としてから水気を取り、コンパウンドで磨きます。シリコンオフで油分を取り、傷の周りにマスキングテープを貼りましょう。タッチアップペンで塗料を塗り、1週間ほど置いて完全に乾かします。

塗料が乾いたらマスキングテープを塗料の盛り上がりに合わせて貼り、耐水サンドペーパーで盛り上がった塗料を削りましょう。

きれいに傷を直したいときは専門業者への依頼を検討しよう

整備士が白い車の側面にタッチアップペンを当てて作業している

タッチペンやコンパウンドを使えば、個人でも擦り傷の補修は可能です。しかし、作業に慣れていなかったり、傷が大きかったりすると、思うような仕上がりにならないこともあります。

きれいに直したいという方は、専門業者に修理を依頼しましょう。

ディーラーや塗装業者で修理できる

擦り傷の修理を依頼できるのは、ディーラー・カー用品店・板金塗装業者です。仕上がり重視という方には、ディーラーが向いています。しかし、ディーラーへ修理を依頼すると、他の業者に依頼するときよりも高い修理費用が発生する傾向があります。

スピード感を重視する方には、カー用品店が向いています。難しい修理は対応してもらえないこともありますが、小さな傷であればすぐに対応してもらえる可能性があります。

コストパフォーマンスを重視する方には、板金塗装業者が向いています。店舗によって技術力に差がありますが、費用を抑えながら大きな傷の修理にも対応してもらえる傾向があります。

修理費用は部位によっても異なる

擦り傷の修理費用は、依頼する業者だけでなく傷ができた部位によっても変わります。

擦り傷の修理をする部位傷の修理費用の目安
ボディ(20cm以内)8,800円~40,000円程度
バンパー(交換を除く)3,300円~30,000円程度

ボディの擦り傷の修理費用は8,800円程度から対応している板金塗装業者があり、バンパーの擦り傷の修理費用は300円程度から対応している整備工場が見つかります。

車に出来た傷の修理費用は傷の状態や大きさによっても異なり、大きな損傷を受けた21cm以上の傷であれば整備工場やカー用品店に依頼した場合でも30,000円以上になる傾向があります。

専門業者に擦った車の傷を修理してもらうメリットやデメリットは?

「merit」と「demerit」と書かれた2枚のカードが並べられている

「これなら自分で直せるだろう」と思えるような小さな傷であれば、業者に依頼するメリットを感じられないかもしれません。しかし、傷の大きさにかかわらず、業者へ依頼するメリットはあります。

その一方で、業者に依頼するからこそのデメリットもあるため、両方を比べた上で依頼するかどうかを決めましょう。

メリットはきれいに修理できること

擦り傷とひと口に言っても、深さや大きさ、へこみなど形状はさまざまです。これらをきれいに直すには傷に合わせた適切な処置が必要となりますが、個人ではその判別が難しいことがあります。

業者は数多くの傷を修理していることから柔軟な対応ができ、傷に合わせた修理方法を選んでくれます。また、慣れている分スピードが速いこともメリットです。業者に依頼することで、時間をかけた割に仕上がりが悪いといった悲しい結末を迎えずに済みます。

デメリットは修理費用が高いこと

比較的安い金額で修理できる塗装業者であっても、自分で直すより費用がかかります。タッチアップペンやコンパウンド、パテは数百円~数千円で購入できますが、修理を依頼すれば手のひらサイズの傷であっても1万円前後のお金が必要です。

年式が古く傷以外にも不安要素がある車は、傷が直ったとしても別の問題が浮上するかもしれません。見積額が予想を遥かに超えるようであれば、修理ではなく買い替えを検討するのも一案です。

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擦った車についてよくある質問

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ここでは、擦った車に関するよくある質問を紹介します。大切な車に傷が付くと「直せるのか」「直すのにいくらかかるのか」など、ショックを受けると同時に不安が込み上げてくるでしょう。

車を擦ってしまったときにまず考えたいのは、自動車保険が適用されるかどうかです。自分で傷を直す方は、傷を消す道具についても確認しておきましょう。

車を擦ったときは自動車保険の適用になる?

自動車保険が適用されるのは、車両保険に加入し、かつ「一般型」で契約している場合です。車両保険には一般型とエコノミー型の2つがあり、エコノミー型は一般型に比べ補償範囲が限定されます。エコノミー型は自損事故を補償外としているため、事故の大きさにかかわらず保険金は下りません。

車の傷を消せる道具には何がある?

車の傷を消す道具はいくつかあり、傷の状態によって適した物が変わります。浅い擦り傷や薄い引っかき傷に向いているのは、コンパウンド・傷消しワックス・傷消しスプレーです。深い引っかき傷には、タッチペン・傷隠しステッカー(シール)が向いています。

まとめ

女性ドライバーが車の運転席から笑顔でこちらを見ている

車の擦り傷は放置すると次第にさび、最終的には穴が空いてしまいます。修理する際は「自分で直す」「業者に依頼する」の2つがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

修理費用が思った以上にかかる、修理するくらいなら買い替えたいという方は、故障車や事故車の高価買取が可能な廃車王へご相談ください。

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