廃車買取業界のからくりに迫る!利益を生み出す仕組みを解説
車の基礎知識
所有していた車を手放す方法のひとつに、廃車買取業者の利用があります。事故で損傷した車やエンジンの不調で動かなくなった車でも買取してもらえるため、なぜ引き取りができるのか理由を知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、廃車買取で利益を生み出せるからくりについてご紹介します。廃車買取を依頼する際の流れについても解説していますので、不要になった車の処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
廃車買取のからくり!利益を生み出す5つの方法

廃車買取業者は、一見価値がないと思われる車でも、さまざまな方法で利益を生み出しています。
収益を上げる主な方法は、パーツの再販売、資源のリサイクル、海外への輸出などです。また、修理による再販売やオークションへの出品などによって、車の価値の最大化を図ることもあります。ここでは、廃車買取業者が用いる5つの収益化方法について、詳しく見ていきましょう。
パーツを中古部品として再販売する
見た目が古くなっていたり、自走できなくなったりした車でも、廃車買取業者にとっては貴重な商品です。状態の悪い車でも、パーツの中にはまだ使用できるものがあるため、中古部品として再販売できます。
中古部品は、車を修理する際によく使用されることから、ある程度の需要があるため、活発な取引が行われているのです。
関連記事鉄やアルミを資源としてリサイクルする
廃車買取業者は、引き取った車をスクラップして、鉄やアルミを資源としてリサイクルすることも可能です。
事故車でボディに傷やへこみがある場合でも、解体することで資源としての価値を保持できます。廃車買取業者では、車のコンディションに関係なく利益を出せるため、廃車の買取が行えます。
海外へ輸出する
廃車寸前と見なされるような車でも、アジアやアフリカなどの海外市場では人気があります。日本車には優れたブランドイメージや高い性能を持つという特徴があり、海外市場から高い評価を得ているのです。
国内では価値がないと思われる車であっても、海外では十分に価値があるとされています。海外への販路を持っている廃車買取業者なら、買取した車の輸出が可能です。
修理して再販売する
廃車買取業者が仕入れる車の中には、適切な修理を施すことで再利用できる場合もあります。修理するには一定のコストが発生しますが、修理代以上の利益を上げられる場合には中古車としての再販売が可能です。
安全性と品質を十分に確保してから、自社の中古車販売店などで売り出されます。中古車の再利用は、限りある資源の有効活用にもつながるでしょう。
関連記事オークションに出す
希少価値の高い車や既に生産終了している人気車種については、オークションによる再活用が可能です。価値が低いとされている中古車ですが、熱心なコレクターや愛好家のいるモデルについては、高値で取引されることもあります。
エンジンの不調を抱えた車でも、パーツとして落札されることもあるでしょう。オークションへの出品は、新たな収入源を開拓する有効な手段のひとつです。
からくりを理解して廃車買取業者を選ぶときのポイント

廃車買取業者を選ぶ際には、単に買取価格の高さだけで判断するのはおすすめできません。信頼性や廃車手続きの対応力など、総合的な要素で判断したいところです。
悪質な業者に廃車を依頼してしまうと、契約後に査定額の大幅な減額が行われるなどのトラブルに巻き込まれるかもしれません。ここでは、廃車買取業者を選ぶときのポイントをご紹介します。
自動車リサイクル法上の許可を受けているリサイクル工場を所有している
自動車リサイクル法上の解体業の許可を受けたリサイクル工場を所有していない場合、引き取った車の解体ができません。解体作業を外部の業者に委託せざるを得なくなり、余分な費用が発生してしまうことから、買取価格に影響を与える可能性もあるでしょう。
解体費用分を査定額から差し引かなければならず、他の買取業者よりも低い査定額を提示されるかもしれません。自社での解体が可能な業者を利用すると、より高い買取価格を期待できます。
関連記事税金や保険金の還付についての説明がある
車の廃車手続きでは、自動車税種別割・自動車重量税・自賠責保険の未使用期間分の還付が可能です。還付金は車の所有者が受け取れるものですが、詳しい説明をせずに手数料として買取業者側が受け取るケースもあるでしょう。
このような認識の違いが起こらないよう、事前に還付金の取り扱いなどを確認して置きたいところです。還付金についての説明があり、対応に納得のできる買取業者を選びましょう。
適正な買取価格を提示している
廃車買取業者選びで注意が必要なケースのひとつは、最初に非常に高い買取価格を提示しておきながら、車を引き取った後に車両の不具合などの理由で査定額を大幅に下げてくることです。
車の状態によっては適正な査定額の変更が必要な場合もあるでしょう。しかし、一部の悪徳業者は高額査定を餌に相談者を集めながら、意図的に査定額を下げるといったトラブルがあるのです。
あまりにも高い買取価格を提示している場合、このようなトラブルに巻き込れる可能性も踏まえながら、契約書の記載内容を確かめておきましょう。「後日問題が発覚した場合、査定額を減額する可能性がある」などの文言が盛り込まれているときは、特に注意が必要です。
関連記事廃車手続き費用を無料で提供している
廃車手続きの費用は業者によって異なるため、依頼する前に確かめておきましょう。多くの業者では、お客さまへのサービスの一環として、無料で廃車手続きを代行しています。しかし、中には手数料を請求してくる業者もあるため、確認は必要です。
廃車手続き費用が有料の場合、金額が適正であるのかを確かめる必要があります。相場から大きく外れた高額な手数料を請求してくる業者に出会う可能性があるかもしれません。廃車買取業者を選ぶときは、買取価格に加えて、諸費用を確かめておきましょう。
廃車買取の流れを確かめておこう

廃車買取業者を利用するときは、どのような手順で手続きを完了するのでしょうか。初めて廃車手続きを行う方にとっては、流れやポイントが分かりにくいものです。ここでは、廃車買取の流れを5つのステップに分けて見ていきましょう。
査定を申し込む
廃車買取業者に査定を依頼する方法には、幾つかの選択肢があります。自分で業者の店舗に車を持ち込んで査定してもらう方法、電話で車の状態を伝えて概算の査定額を知る方法などが一般的です。
廃車王では、これらの査定方法に加えて、WebフォームやLINEによる査定サービスを提供しています。スマートフォンから簡単に査定の申し込みができるため、手軽に買取価格の目安の確認が可能です。
車検証を用意し、車の情報を確認できる状態で査定を受けるとスムーズに申し込みができるでしょう。
関連記事契約を締結する
査定額の提示を受けた後、金額に満足できれば契約の締結へと進みます。一般的な契約書には、買取の対象車や買取金額などの事項などが記載されているため、名前を記入する前に内容を確かめておきましょう。疑問が生じたときは、早めに尋ねておくのが重要です。
契約の際には、廃車買取業者が実際に車を引き取りに来る日程を決める必要があります。引き取り日は、依頼者の都合に合わせて決定するのが一般的です。スムーズに手続きを進めるためにも、契約時には引き取り日について確かめておきましょう。
必要書類を準備する
廃車手続きを円滑に進めるためには、契約後から車の引き取り日までの間に、書類をそろえておく必要があります。依頼者本人でしか用意できない書類もあるため、あらかじめ確かめておきましょう。車の種類や状況によって異なる場合がありますが、普通自動車の廃車手続きの場合には、以下の書類が必要です。
- 自動車検査証
- 印鑑証明書(3か月以内に取得したもの)
- 委任状
- 譲渡証明書
- リサイクル券
- 免許証などの本人確認書類
- 実印
- マイナンバーカードまたは通知カードのコピー
廃車予定の車を引き渡す
車両の引き取り日には、打ち合わせ時に指定した場所での車両の引き渡しを行います。店舗への持ち込みや自宅での引き渡しなど、都合の良い方法を選びましょう。自走ができない場合は、現地引き渡しが可能な廃車買取業者の利用が便利です。
車の回収にかかる費用は業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。積載車が対応できる道幅があるかも確認しておくことがおすすめです。
また、引き渡しの前に車内の私物を片付けておくと、スムーズに車を引き取れます。特に、ETCカード、現金、小物類などの貴重品は忘れずに取り出しておきましょう。
お金を受け取る
廃車買取業者は車両の引き取り後、速やかに廃車手続きを進めます。普通自動車の場合、書類の受付場所は管轄内の運輸支局です。解体届出や重量税還付申請など、廃車で必要となる手続きを行います。
重量税還付申請が完了すると、依頼者のもとに還付金額や指定振込口座を記載した証明書が送付されるでしょう。手続き完了から2か月~3か月で、還付金を受け取れます。
全ての廃車手続きが終了したら、買取金額の支払いです。振り込みでの支払いを指定した場合には、入金された金額に相違がないか確かめておきましょう。
からくり公開!廃車買取は廃車王で決まり
廃車買取を利用したいと思ったときに、どこに依頼すべきか迷ってしまうこともあるかもしれません。そのようなときは、ぜひ廃車王へご相談ください。廃車王は事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けた「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」が運営しています。
全国150店舗からお近くの廃車王加盟店が対応するため、北海道から沖縄まで幅広いエリアでご利用いただけます。
中間マージンをカットして利益を還元
廃車王は自動車リサイクル事業者が運営しており、自社対応で廃車を解体できるのが特徴です。廃車を仕入れとして買取し、廃車から得られるリサイクル部品や素材を販売することで、利益を生み出しています。
自社で対応できる廃車王は、利益を生み出すまでの過程でかかる中間マージンを削減することで、より多くの利益を確保できる仕組みです。このようにして生まれた利益をお客さまに還元するために、ディーラーや中古車販売店では難しい高価買取を実現しています。
廃車が進めやすい3つの無料
廃車王では、廃車手続きの代行費用や車両の引き渡し前のキャンセル手数料が無料です。何かと手間がかかる廃車手続きは、代行手数料が思わぬ出費になってしまうこともあるでしょう。廃車王では無料で廃車手続きを代行していますので、お気軽にご相談ください。
また、車の引き取りに関しても、対応可能な場所であれば原則無料で現地引き渡しに対応しています。廃車王は不要になった車を手放しやすい環境をご用意していますので、まずはどのくらいの価格で手放せるのかを調べられる無料査定をお試しください。
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廃車買取のからくりについてよくある質問

廃車買取をスムーズに進めるには事前の準備が大切です。廃車の経験がない場合、動かない車の処分費用や所有者がディーラーの場合の対応など、さまざまな疑問が生じるかもしれません。ここでは、廃車買取のからくりについてよくある質問をまとめました。
動かない車を廃車する際には処分費用がかかる?
エンジンの不調や事故の損傷で動かなくなった車を廃車する場合、積載車による移動が必要です。依頼先によって対応は異なりますが、中古車販売店やディーラーなどを利用した場合、一定の費用が発生するでしょう。
不要な車をお得に処分したい場合には、廃車買取業者の利用がおすすめです。ケースによっては、無料で引き取ってもらえることもあります。
車を処分するとどのような費用が発生する?
車の処分でかかる費用は、廃車の手続き費用・車の引き取り費用・解体費用などです。費用は依頼先によって異なりますが、ディーラーで廃車を依頼すると高いケースで8万円ほどの費用がかかるでしょう。
故障や車検切れなどで公道を走行できない場合、積載車の手配が必要です。移動距離によって費用は変動しますが、1万円~3万円が目安となっています。
所有者がディーラーの場合でも廃車買取は可能?
車の所有者がディーラーや信販会社になっている場合、廃車を進めるためには所有権の解除を行わなければなりません。所有権解除とは、車検証の所有者を自分名義に変えることです。ディーラーや信販会社から、実際に車を使用している人に名義を変更します。所有権解除を申請する場合、必要書類の用意やローン債務の清算が必要です。
まとめ

廃車買取業者は、解体した車から取り出したパーツの再販売やオークションへの出品など、さまざまな方法で利益を生み出しています。
一方で、買取金額や手数料は依頼する業者によって異なるため、慎重な選定が重要です。自動車リサイクル法上の許可を受けたリサイクル工場の有無、適正な買取価格の提示などを確かめておきましょう。
廃車王では、中間マージンをカットして利益をお客さまに還元しています。廃車手続きやキャンセル料などを無料で提供しており、廃車時における費用の軽減が可能です。廃車買取業者をお探しの方は、ぜひ廃車王にご連絡ください。
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