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車を買い替えるベストな時期は?お金を無駄にしないタイミングと注意点

車の買い替えを検討しているの中には、どの時期に買い替えると一番損をしないのか気になっているも多いのではないでしょうか。

愛着を持った車を長く乗りたい気持ちもわかりますが、買い替えの時期を逃してしまうとリセールバリューが落ち、結果的に損をしてしまう可能性もあります

ここでは、車の買い替えを検討している向けに、車の買い替えにおすすめの時期や買い替えの手順を紹介します。この記事を読めば、一番お得に買い替えができるタイミングが見つかる、ぜひ参考にして見てください

車の買い替えを考える一般的なタイミング

自動車検査登録情報協会によると、乗用車の買い替え時期の平均は8.72年(令和2年3月末時)と公表されています。しかし、実際に車を買い替えるタイミングはさまざまです。一般的に、車の買い替えが頻繁になる時期は以下の6つです。

・車検(3年目・5年目・7年目)の前
・自動車税が上がる(13年目)前
・修理費が必要になったとき
・ローンを完済したとき
・市場価値が変動するとき
・ライフスタイルに変化があったとき

ここでは、車の買い替えを考え始めるのに適したタイミングについて紹介します。

車検(3年目・5年目・7年目)の前

車検の時期になったら車の買い替えを考え始める方が増える傾向が強いです。

新車を購入した場合は、車の登録から3年後に最初の車検の時期が訪れ、2年ごとに車検を受ける義務があります。車のクラスによって誤差は生じますが、車検には多額の費用が発生する可能性が高いです。特に中型車より上のクラスは費用が高く、法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙・証紙代)が4万7,000円~6万5,000円ほど発生します。

さらに、部品が摩耗し部品交換や維持管理が必要になってくると、法定費用に部品代や維持コストも加わるため、10万円を超えることもあるでしょう。5年以上走っている車は消耗が激しく、価値が急落するといわれているので、車の価値が落ちる前に売って新しい車を購入しようと考える方が多い傾向です。

3年目や5年目など車の価値が高い時期か、部品代や維持費が高くなりがちな7年目を迎えたら、車の買い替えを検討すべき時期といえるでしょう。

自動車税が上がる(13年目)前

自動車税が上がる前も車の買い替えを検討すべきタイミングです。自動車税の金額は種類や用途、排気量などで決められていますが、実は新車登録から13年が経過すると税率が15%増加します。

乗り始めてから13年以上経過している車は、車本来の機能が下がっており維持費がかかってしまいます。13年目は車を買い替えるベストなタイミングの1つといえるでしょう。

修理費が必要になったとき

多額の修理費が必要になったときは、車の買い替えを検討してもよいでしょう。どの部位を損傷したかによって修理費は変動し、エンジンや車のフレームの修理が必要な場合は、総額100万円を超えることがあります。

修理費が新しい車を購入する価格を上回るのであれば、多額の修理費を払うよりも、車の買い替えを選択したほうがお得といえます。

ローンを完済したとき

ローンを完済したら、車の買い替えを検討する1つのきっかけになります。ローンが残っている状態でも車の買い替えは可能ですが、売却額でローンを完済できなければ、新規ローンに加えてローン残債の返済もしなければなりません。

ローンの支払い義務が終了すると心理的に新規でローンを組みやすくなるため、乗りたい車があれば買い替えを検討してもよいでしょう。

市場価値が変動するとき

市場価格が変動したときも買い替えのタイミングの1つです。中古車の相場は常に目まぐるしく変動しており、モデルチェンジや生産終了などで市場が一気に様変わりします。

モデルチェンジや生産終了とともに新型車に対して注目が集まるため、型落ちモデルの価値が低下するのです。もし、今所有している車が型落ちするとリセールバリュー(車の買取価格)が下がるので、型落ちになってしまう前の買い替えを推奨します。

ライフスタイルに変化があったとき

子どもが生まれたときや転職して車での長距離移動が増えたときなど、ライフスタイルの変化によって車に対して求める要件が変わったときも車の買い換え時です。

子どもが増えたことでコンパクトカーから荷物を大量に詰め込めるミニバンにしたり、長距離移動でも経済的に優しいハイブリッドカーに変えたりと、ニーズに合わせて車を買い替えてみてはいかがでしょうか。

注目!買い替えにおすすめの時期

いくつか買い替えのタイミングはありますが、高く売って、安く買い変えたいという方もいるでしょう。

ここでは、車が高く売れるおすすめの時期と安く購入できるおすすめの時期を紹介します。毎年一定の期間で高く売れたり安く買えたりする時期があるので、買い替えのタイミングとあわせて検討してみてください。

高く売りたいにおすすめの時期

車を高く売りたいにおすすめの時期は、12月~3月の期間です。4月から新生活が始まるため、転勤で職場が変わったり、進学や新社会方のタイミングで免許を取ったり、車の購入者が増加する傾向があります。

そのため、中古車販売店は4月の需要に備えて直前期間に高価買取期間を設けます。ただし、3月末のギリギリに買取に出しても、4月の需要までに準備が間に合わない可能性があるため、査定金額を下げられるケースもあるでしょう。したがって、遅くても3月の初めまでに売却することをおすすめします。

安く購入したいにおすすめの時期

1年の中で新車を最も安く購入するのにおすすめの時期は3月です。3月は多くの企業が決算期直前なので、1年間の目標達成のために大規模なセールでラストスパートをしかけます。各社が値下げ合戦をしているので新車の相場が下がりやすく他の月に比べるとかなりお得に購入することが可能です。

次に車が安くなりやすい時期は中間決算時期の9月なので、3月で購入を逃した9月のセールで購入を検討することをおすすめします。リセールバリューが高くなる時期を考慮すると、1年の中で最もお得に買い替えができる時期は3月といえるでしょう。

下取り・買取・廃車どの手段を選ぶべき?

買い替えの際に、今所有している車を手放す方法は主に下取り・買取・廃車の3パターンです。車の状態や需要によって、どの手段を取るべきなのか変わってきます。

では、車を手放す手段ごとにメリットを紹介するので、所有している車に対する世間のニーズを踏まえて検討してみましょう。

下取りで買い替えるメリット

下取りの場合は車の購入を前提としているため、下取り価格の交渉をしやすいメリットがあります。購入予定車の価格が高ければ、交渉によっては下取り価格のアップ期待できるでしょう

また、車の購入手続きで身元の保証を済ませているため、下取りにかかる手続きが簡略化されます。買取に出す場合はいくつもの手続きや書類の提出が必要なので、車を手放すことに対して少しでも手間を省きたいは、下取りがおすすめです。

購入予定車が中古でも下取りを利用することができます。すでに購入する車を決めているは、担当者に下取りの見積もりを出してもらうとよいでしょう。

買取業者に売却するメリット

買取業者とは、中古車の売買で利益を得る業者のことです。車を仕入れなければ商売が成り立たないため、下取りよりも高額査定が期待できます。

下取りの場合はすでに車の引き取りが確定しているのでそこまで高い価格をつける必要はありません。しかし買取のみの場合は売り手をその気にさせる必要があるため、査定額が上がる傾向にあるのです。手続きに手間はかかりますが少しでも高く売りたいは買取業者利用するとよいでしょう

廃車にするメリット

損傷が激しく商品として販売できない車は下取りや買取の対象にならないことがあるので、廃車することによってお得に手放すことが可能です。

廃車にすることで税金などの維持費がかからなくなり、大きな出費を抑えることができます。また、残存期間分の自動車税や重量税、自賠責保険を還付してもらえるため、廃車の手続きが早いほど受け取れる還付金の額が多くなる点もメリットです。

ただし、一般的に廃車は1~2万円程度の解体費用がかかります。この費用を抑えるためには「廃車買取業者」の利用がおすすめです。廃車する車のパーツ等をリサイクルするため、逆にお金がもらえます。還付金と合わせて次の車購入費に充てることもできるでしょう。

車を買い替える5つのステップ

車を買い替える工程は、大きく5つのステップに分かれます

1.車が売却できる状態か確認する
2.乗っている車の価値を調べる
3.次の車の候補を探す
4.車の購入資金計画を立てる
5.必要書類を揃える

順番に説明するので、5つの流れを参考に車の買い替え準備を進めましょう。

1.車が売却できる状態か確認する

まずは車が売却できる状態を確認しましょう。確認する項目は以下の3つです。

・自動車税の滞納の有無
・自動車税納税証明書の有無
・自動車ローンの有無

自動車税を滞納しているや自動車税納税証明書がないは、自治体の税事務所に問い合わせて、納税や証明書再発行の手続きを行いましょう。

また、自動車ローンが残っているは、車の売却は可能ですが陸運局でローン会社の所有権を解除しなければなりません。ローン会社の所有権を解除しつつ、自分の名義に変更しておきましょう。

2.乗っている車の価値を調べる

車の見積もり結果を評価するために、車の価値と相場観を調べておきましょう。今所有している車の買取価格が分かれば、次に購入する車の予算を立てることもできます。簡単に無料査定をしてくれるWebサービスもあるので、買取価格の目安を頭に入れておきましょう。

3.次の車の候補を探す

所有している車の買取価格を踏まえて次の車の候補を探します。何種類か候補を決めておかなければ、資金計画を立てることができません。車の候補を探す際に特に注目すべきポイントは以下の4点です。

・予算
・積載量
・最大乗車定員数
・車の使用目的

車に対して何を求めるのかを中心に、ニーズにマッチした車を2種~3種決めましょう。

4.車の購入資金計画を立てる

車の候補を決めたら、購入資金計画を立てましょう。車購入の支払い方法は以下のような手段があります。

・現金一括払い
・自動車ローン
・残価設定ローン
・カーリース

残価設定ローンとは、指定の年数経過後に車を買い替えることを約束する代わりに、指定年数後の車の残存価格分を購入金額から差し引いて、残りの額を分割払いで返済するローンのことです。

カーリースとは、カーリース会社と契約を交わして月々の使用料を支払う代わりに、一定期間自由に車を使用できる契約方法をいいます。現金一括払いが理想ですが、自動車ローンを利用するのが一般的です。ローンを利用するときは審査が必要なので、期間に余裕を持って計画的に進めましょう。

5.必要書類を揃える

最後に必要書類を揃えます。揃える書類は普通自動車と軽自動車で異なるので注意が必要です。

車の購入において必要な書類一覧

普通自動車

軽自動車

・自動車検査証

・印鑑登録証明書×2通

・自賠責保険証明書

・自動車納税証明書

・実印

・振込口座情報

・リサイクル券(預託済みの場合)

・自動車検査証

・自賠責保険証明書

・軽自動車納税証明書

・印鑑(認印可)

・振込口座情報

・リサイクル券(預託済みの場合)

自動車検査証は現住所と氏名が一致しているか確認しておきましょう。また、印鑑登録証明書は1月以内に発行したものでなければならず、自動車納税証明書は有効期限が切れていないものを提出します。

ちなみに、店舗で作成しなければならない書類もあるので、担当者の指示に従って作成しましょう。

店舗で作成する書類

普通自動車

軽自動車

・譲渡証明書

・委任状

・自動車検査証記入申請書

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まとめ

車の買い替えをする時期はいくつか考えられますが、最もお得に買い替えができる3月がベストなタイミングです。車を手放すときは、下取り・買取・廃車の中から状況に合わせて一番メリットのある手段を選ぶことをおすすめします。

車の買い替えにはいくつもの手続きが必要なので、買い替えのタイミングを決めたら余裕を持ってスケジュールを立てましょう。廃車王ではWebの無料見積もりサービスを実施しているので、今所有している車の価値を調べるのにご利用ください。