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水没車に残る4つのダメージとは?3種類の処理方法を紹介

集中豪雨や台風などの影響により、車が水害を受けることも少なくありません。水没した車は不具合が起こりやすく、利用していると思わぬトラブル事故に巻き込まれてしまう恐れがある状態のこともあります。

このような不安を抱える水没車の処理方法に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、水没車の処理方法についてご紹介します。水没車の正しい定義や見分け方についても解説していますので、手放すことをお考えの方はぜひ参考にしてください。

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水没車は冠水度合いによって価値が変わる

水没車は冠水度合いによって価値が変わる

車は悪天候でも快適に走行できるように設計されており、降雨時や降雪時に走行しても問題はありません。ただし、水没するほどの被害が生じた場合、走行に支障をきたす恐れがあります。

被害の度合いによって車の価値が変わるため、水没した際には被害状況を確かめておきましょう。ここでは、水没車の定義や査定への影響についてご紹介します。

水没車の定義

一般財団法人日本自動車査定協会の中古自動車査定基準によると、水没車とは集中豪雨や洪水などにより、室内フロア以上に浸水した車のことです。痕跡の影響により、商品価値の下落が見込まれる車も水没車に含まれます。

水没の事実を隠して販売するのは、公正競争規約違反です。虚偽の表示や説明をした場合も同様に、不当表示として扱われます。民法第95条により購入後に水没車であることが発覚した場合、契約の取消しに応じる必要があるとされています。

水没車の査定の影響

水没車の品質はさまざまです。水没の仕方や時間によって車両の状態は変わるでしょう。査定金額は、水没の状況によって変動するのです。

一般社団法人日本自動車査定協会では、水没車の査定に関する規定を設けています。水没車の状態と減点率は、フロアまでの水没の場合で30%以内、ダッシュパネルの上部までいくと50%以内の減点となります。

減点率が高くなると査定金額が大幅に落ちてしまうため、水没は車の価値に大きな影響を与える要素です。

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水没車に残るダメージとは?

被害の度合いによっては、水没車でも一時的な走行が可能です。ただし、長期間の運転にはリスクが伴うでしょう。エンジンは問題ないものの、臭いや汚れが付着している恐れがあります。

水没車の使用を検討する際には、前もってリスクを確かめておきましょう。ここでは、水没車に残る4つのダメージについてご紹介します。

異臭の発生

1つ目のダメージは異臭の発生です。水没すると川の水、海水、汚水、汚泥などが車内に入り込んでしまいます。フロアマットやカーペットの下には遮音材を使用しており車内は通気性が悪いため、汚水を吸収すると雑菌やカビなどが繁殖しやすくなります。

水没から数日が経過するとドブのような悪臭を放つこともあり、清掃しても不快な臭いが残る可能性は高くなります。

パーツの腐食

2つ目のダメージはさびによる腐食です。海水には塩分が含まれており、車内に海水が入り込むとさびが発生する恐れがあります。さびは鉄の表面に水分が反応して起こる現象ですが、塩分を多く含んだ海水は真水よりも腐食のスピードが速いので注意が必要です。

水没車は、通常では発生しない箇所にさびを見かけることがあります。車両の下部は通常でもさびが発生しやすいですが、車内の運転ペダル周りやシートのレール部分などは比較的さびにくい部分なので、このようなパーツを見てみると良いでしょう。

電気系統のトラブル

3つ目のダメージとして電気系統のトラブルがあります。最近では多くの車にエンジンコンピュータやエアバッグコントローラなどの装置が搭載されるようになりました。水の影響を受けると、故障したり火災の発生を引き起こしたりする恐れがあります。

走行中に電気系統の不具合が発生した場合、急停止する可能性があるでしょう。また、ハイブリッドシステム搭載車や電気自動車は駆動用のバッテリーを搭載しており、漏電の危険があります。

エンジンの故障

4つ目のダメージはエンジンの故障です。車は燃料タンクから送られたガソリンと空気がエンジン内で混ざり合うことで動きます。

しかし、エンジンの内部に水が入るとウォーターハンマーという現象が起こってしまい、エンジンのパーツが一瞬で破壊されてしまうのです。状況によってはエンジンをかけたときに爆発が起きてしまい、火災事故を招く恐れがあります。水没の状態から抜け出した場合でも、エンジンをかけるのは大変危険です。

水没車の処理方法は3種類

水没車は外見の損傷が少ないこともあり、目視では修理箇所の判断が難しいでしょう。タイヤがぬれる程度の被害なら問題ありませんが、車内まで浸水した場合には大きなダメージを受けている恐れがあります。

判断が整備工場やディーラーと相談しながら、処理方法を決めるのが良いでしょう。ここでは、水没時における3つの処理方法をご紹介します。

修理して乗り続ける

車両の状態によっては、修理して乗り続けることが可能です。ただし、程度によって修理費用が異なります。一般的な修理費用の目安は、タイヤが水没した多少の浸水であれば5万円くらい、シートが浸水したときは25万~100万円以上かかるといわれています。修理費用は水没の度合いだけでなく、対象車両の先進技術の有無や装備によっても変化するでしょう。

車両全体が水没した場合には、エンジンに加えて電装品の交換も必要になるでしょう。場合によっては、修理が難しいと判断されることもあります。高額の修理費用がかかる場合には、乗り換えを検討するのも良いでしょう。

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売却して手放す

水没車でも被害の程度が小さければ売却が可能なケースもあります。ディーラーで下取りしてもらったり、中古車販売店で買取してもらえたりできるでしょう。

ただし、エンジンやマフラーがダメージを受けている場合、高額の修理費用が発生します。このような状態の車両になると中古車販売店に査定を出しても買取価格が極めて安かったり、価格が付かなかったりする可能性が高まります。

シート下まで水没した場合にはエンジンルーム内にまで水が浸入している恐れが高いため、中古車としての買取対象にならない可能性があります。

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廃車にして手放す

廃車手続きして水没車を手放すのも、おすすめの方法のひとつです。廃車買取業者、ディーラー、スクラップ業者などに依頼すれば、処理が行えます。

廃車にかかる費用を安く抑えたい方は、廃車買取業者の利用が良いでしょう。廃車手続きでは運搬費用、解体費用、手続き費用、リサイクルなどがかかりますが、廃車買取業者なら無料で手続きしている店舗もあります。再販売が可能なパーツについては現金化できる場合があるのもうれしいポイントです。

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水没車の修理代は自動車保険で穴埋めできる?

車を所有する場合、自賠責保険と任意保険の2つの自動車保険に加入できます。自賠責保険は加入が義務付けられている強制保険です。任意保険は自賠責保険だけではカバーすることが難しい部分を補償します。

水没車を修理して乗り続ける場合、修理費用を安く抑えるために自動車保険の使用を検討されることもあるのではないでしょうか。

修理代の全てを保険で補えるとは限らない

自動車保険の適用はケースによって異なります。台風や集中豪雨で水没した場合、自動車保険の適用が可能です。一般的に自動車保険では自然災害で被害を受けたときは、保険を使用して修理できます。

地震による津波の影響で水没した場合、自動車保険が適用されない可能性が高いでしょう。通常の自動車保険では、地震は保険適用外の事故として扱われているケースが多く、自動車保険が適用されない場合は自己負担で修理しなければなりません。

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保険を利用するかは慎重に判断しよう

水没車の修理で自動車保険を利用すると、翌年以降の保険料が上がります。自動車保険は等級によって保険料が変動するしくみで、自動車保険を使用すると等級がダウンするためです。

接触事故や衝突事故で自動車保険を利用すると、3ランクダウンするのが一般的です。水没で自動車保険を利用した場合、過失による事故ではないので1ランクダウンという扱いになっています。

水没は交通事故ではありませんが、自動車保険を利用すると保険料が上がる可能性が高いでしょう。

水没車を手放すなら廃車王にお任せ!

水没車の売却価格は車両の状態によって異なります。ただし、水没車の手放す場合にはできるだけ高い売りたいものです。

廃車買取業者は全国にありますが、水没車を手放す際には買取王にご相談ください。どんな車についても、廃車王なら0円以上の買取が可能です。ここでは、廃車王の2つの魅力について詳しくご紹介します。

3つの無料を提供

廃車王の1つ目の魅力は3つの無料です。廃車手続き費用やキャンセル費用を無料で提供しています。引き取りにかかる費用も原則無料です。諸費用がかからないため、初めての廃車でも予算の心配をせずご利用いただけます。

廃車王では引き取り時における来店が不要です。全国に150の店舗を有しており、最寄りの店舗による指定場所での引き取りに対応しています。自宅に加えて修理工場などでの引き取りも可能です。状況に合わせて柔軟に対応できます。

高価買取も期待できる

廃車王の2つ目の魅力は高価買取です。自社で廃車手続きや解体を行い、解体後に使えるパーツがあればリサイクル商品として再販売しています。

車両の製造で使用しているアルミニウム、鉄、プラスチックなどについても資源としての再利用が可能です。中間に外部の業者を挟んでいないため、販売した利益を高価買取価格としてお客様に還元できるしくみとなっています。

廃車王は、経済産業大臣の認可を受けたNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の組合員です。廃車手続きをはじめ、税金や保険の処理についても一貫してサポートしますので、お気軽にご相談ください。

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水没車にまつわるよくある質問

運転中に水没した場合には適切な対応が重要です。焦って対応してしまうと車が故障するだけではなく、乗員までも思わぬ事故に巻き込まれる恐れがあります。

近年ではゲリラ豪雨も頻繁に発生しているため、万が一の際にも冷静に対応できるように準備しておくと良いでしょう。ここでは、車が水没した際における2つの疑問についてご紹介します。

車が水没した場合の脱出方法は?

水没に遭遇した場合、水圧の影響でドアから脱出するのは難しいでしょう。窓を開けて外に逃げるのが適切です。

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車が水没した場合にはどうすれば良い?

ロードサービスの利用をおすすめします。自分で車を動かそうとすると、思わぬ事故に巻き込まれる恐れがあるでしょう。

まとめ

水没車には悪臭や故障などのリスクがあります。状況によっては事故や火災を招く恐れがあるため、慎重な対応が大切です。廃車買取を検討している方は廃車王をご利用ください。廃車王ではWebや電話による無料査定を実施しており、自宅からでも気軽にご相談いただけます。

Web査定では24時間対応しており、約20秒で査定の申し込みが可能です。仕事や育児などで忙しい方でも空いた時間に利用できます。水没車の廃車を検討している方は廃車王にお任せください。

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