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スポーツカーの維持費とは?高額な維持費を抑えるには

スポーツカーの維持費とは、税金や保険料、ガソリン代やメンテナンス費用が挙げられ、税金の費用以外に関しては、一般的な車よりも高額になりがちです。

そこで今回は、スポーツカーの維持費が高い理由や、安く抑えるポイントなどについてご紹介していきたいと思います。

 

スポーツカーの維持費とは?

スポーツカーの維持費は、一般的な車と比べて高いと言われていますよね。

スポーツカーの維持費として含まれる費用とは、
・税金
・保険料
・ガソリン代
・メンテナンス費用
が挙げられます。

税金に関しては、重量と排気量によって決定されるため、スポーツカーだからといって高くなるわけではありません。排気量、重量が一般的な車と同じであれば、スポーツカーであっても同額となるのです。

 

スポーツカーの維持費は高い?その理由とは

スポーツカーの維持費が高いとされる主な理由は、次の通りです。

 

メンテナンス回数が多い

スポーツカーではターボエンジンを使用している車種が多いことから、エンジンオイルが汚れやすく、一般的な車よりもメンテナンスの回数が多く必要となります。

一般的場車の場合、エンジンオイルの交換時期の目安は6か月もしくは5000キロ以内ですが、スポーツカーの場合は3か月もしくは3000キロ以内での交換が推奨されているのです。

 

部品の調達コストが高い

特に年式の古いスポーツカーは、部品の調達コストがかかります。

年式が古いと、純正部品の生産がすでに終了している場合もあるため、部品探しに時間がかかったり、オークションサイトなどで見つけても高額で販売されていることが多いのです。

 

タイヤ代が高い

スポーツカーのタイヤは、見た目のカッコよさや走行の安定性を確保するために、一般的な車のものよりも大径のホイールを履いていることが多いのが特徴です。

その分タイヤのインチも必然的に大きくなり、料金も高くなりますので、タイヤを買い替える際の費用が高くなってしまうのです。

 

ガソリン代が高い

自動車のガソリンには「ハイオク」「レギュラー」があり、ハイオクの方が10円ほど、値段が高くなっています。ハイオクの方が高い理由は、オクタン価の高さにあります。

オクタン価とは、ガソリンが異常を起こさないための添加物の割合のことで、それが高いほど効率的に燃焼し、強い力を発揮します。

スポーツカーは、単価の高いハイオク仕様のものが多いため、ガソリン代が高くなるというわけです。

 

燃費が悪い

スポーツカーの魅力と言えば圧倒的な加速ですよね。しかし、アクセルを踏み込むことで回転数が一気に上昇することから、燃費が悪くなってしまうのです。

 

任意の自動車保険料が高い

任意保険料は、保険金の支払い実績が多い車種ほど高く設定されています。

「スポーツカー」の厳密な定義はないものの、スポーツカーだと認識されている車種の事故率が高いことから、自動車保険料も高くなってしまうのです。

 

スポーツカーの維持費を抑えるポイント

スポーツカーの維持費は一般的な車と比べて高額になってしまいがちではあります。しかし、燃費が悪くなるような激しい運転を避けたりコスパのいいタイヤやオイルを選ぶことで、スポーツカーの維持費を抑えることも可能です。

また、これからスポーツカーを購入するのであれば、できるだけ燃費のいい車を選ぶことも、維持費を抑えることに繋がります。

 

スポーツカーは売却しにくい

美しいボディと爽快な走りが魅力的なスポーツカーですが、意外にも手放す際の売却が難しいというデメリットもあります。

その理由は、スポーツカーの醍醐味である加速を楽しむことから、エンジンに負荷がかかりやすく、故障が起こりやすいからです。想定されている範囲内での付加であれば問題ありませんが、あまりにもエンジンに負荷がかかると、故障の原因となってしまいます。

そういったことから、いざ手放そうとしたときに売却できず、廃車する場合は逆に費用がかかってしまうというケースも少なくないのです。

 

まとめ

今回は、スポーツカーの維持費や、安く抑えるポイントなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

スポーツカーは、維持費がかかることに加えて売却が難しいといったデメリットもありますが、廃車買取業者であれば思わぬ高額査定も期待できます。