廃車確定の基準とは?お得に廃車する方法について
車の基礎知識
廃車確定の基準とは、走行距離や経過年数の他、フレーム部分に損傷があったり、修理費用として高額な金額がかかる場合などが挙げられます。
そこで今回は、廃車確定の基準と併せて、お得に廃車にする方法や還付金についてもご紹介していきたいと思います。
目次
廃車確定の目安

廃車確定するべき具体的な目安は、次の通りです。
走行距離が20万㎞・20年経過
廃車確定するべき目安の一つに、走行距離があり、最近の車の性能を考えると10万~20万㎞を過ぎた頃が廃車に適した時期だとされています。
大切に乗っていても、長い距離を走っている車はパーツが傷んできますので、車検にかかる費用も高くなってきてしまうのです。
走行距離は、1年に1万㎞が平均的な目安だとされているので、10万~20万㎞を走行する期間を単純計算すると10年~20年ということになります。
フレーム部分に損傷がある
車の骨格に当たるフレーム部分に損傷があるか否かも、廃車確定する目安です。
事故によってフレーム部分に損傷が生じてしまった場合、修理することも可能ではありますが、新車のときと同じ状態に戻すことは困難です。
車体で特に重要なフレーム部分に損傷を受けた場合は、廃車を検討すべきといえます。
修理するよりも買い替えた方が安い
修理するよりも買い替えた方が費用が安いという場合も、廃車確定です。
事故などで車を修理する際、保険に加入していれば保険会社からの修理費用である程度カバーすることができます。
しかし、保険で受け取れる修理費用ですべてをカバーできるとは限らないので、修理費用にかかる数百万円を自分で負担しなければならないのであれば、廃車にすることをおすすめします。
廃車手続きを行うベストなタイミング
廃車確定の状態であれば、早めに手続きを実行しましょう。
なぜなら、廃車同然の車を手元に置いておくだけで、自動車税などの税金を支払わなければならず、余計なコストがかかるからです。
例えば、自動車税は毎年4月1日の時点の所有者に課せられる税金ですので、廃車にすることが確定しているのであれば、3月中に手続きを完了させておくことが賢明です。
また、廃車が確定している車を車検に通しても意味がありませんので、車検前に廃車にすることも覚えておきましょう。
廃車にすると受け取れる還付金
廃車手続きを行うことで、自動車税・自動車重量税・自賠責保険の還付金を受け取ることができます。
還付金額は月割りで算出されますので、月末に廃車手続きを行う際は、うっかり月をまたがないようにタイミングに注意してください。
お得に廃車にするなら廃車買取業者

廃車にする方法はいくつかありますが、その中で最もお得に廃車にできるのが、廃車買取業者への売却です。
廃車することが確定している車でも、使用されているパーツや鉄などの金属には価値があり、中古市場での需要があるものです。
廃車買取業者では、中古車販売店では値段がつかないような状態の車でも、そういった部品や金属に0円位以上の値段をつけて買取してくれるため、お得に廃車にできるというわけです。
さらに、廃車買取業者では廃車手続きも基本的に無料で代行してくれるため、余計な手間も省くことができます。
まとめ
今回は、廃車確定の基準などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
廃車が確定しているのであれば、早めに廃車買取業者に依頼して、なるべく早めに廃車手続きを完了させましょう。