車のエンジンが故障したら載せ替えが必要?修理費用や期間の目安を紹介
車の基礎知識
車の心臓部であるエンジンが故障すると、修理費用の高さに驚くことがあります。そして、エンジンの不調が深刻になると、エンジン自体を載せ替えるという大掛かりな修理が必要です。
この記事では、車のエンジンの載せ替えとオーバーホールの違いや、載せ替えにかかる費用や期間の目安を紹介します。エンジンの不調で載せ替えが必要になった車に考えられる車の状態についても解説しますので、お役立てください。
目次
エンジンが故障したら載せ替えやオーバーホールが必要になる

車のエンジンが故障して自走が困難になった場合、修理方法の主な選択肢は「エンジンの載せ替え」と「オーバーホール」です。ここでは、エンジンの載せ替えとオーバーホールについて、それぞれの特徴を解説します。
エンジンの載せ替え
エンジンの載せ替えとは、古いエンジンを新しいエンジンに交換する作業のことです。主なメリットとして、エンジンが故障して走行できなくなった車を復活させられることや、自分好みのエンジンを選んでカスタムできることが挙げられます。
一方でデメリットは費用の高さです。エンジンの載せ替えは、車両からエンジンを降ろし、新たなエンジンを搭載するという複雑な作業を伴います。そのため、専門的な知識や高度な技術が不可欠であり、工賃が高額になる傾向があります。加えて、新しいエンジン自体の価格も高いため、修理費用全体が大きくなります。
オーバーホール
エンジンのオーバーホールとは、現在搭載されているエンジンを細部まで分解して洗浄し、摩耗や劣化した部品を必要に応じて交換することで、エンジンの性能を回復させる修理方法です。エンジン載せ替えと違い、元のエンジンを再利用するという特徴があります。
オーバーホールの主なメリットは、新品エンジンへの交換と比べて部品代を抑えられる可能性があることです。比較的損傷が少なく、交換部品がすぐに用意できる状況であれば、10日程度で修理が完了することもあります。しかしながら、部品の調達が必要となる場合には、1か月以上の期間を要することもあります。
一方でデメリットは、高度な技術力が求められるため、整備工場によってオーバーホールに対応していないケースがあることです。また、作業工程が多く、工賃が高額になる傾向があります。
エンジンの載せ替えが必要な車はどのような状態?

エンジンの載せ替えが必要な車には、カスタム目的の場合とエンジン内部に深刻なトラブルを抱えている場合があります。ここでは、エンジンの故障によって載せ替えが必要になったケースで考えられる車の状態として、次の2点について紹介します。
- 他のパーツも劣化している可能性がある
- 中古車としては売れない可能性がある
他のパーツも劣化している可能性がある
年式が古く、故障によってエンジンの載せ替えが必要になった車は、周辺の部品も劣化している可能性があります。
エンジン周辺の補機類や部品としては、ガスケットやシール、タービンキット(ターボエンジン車の場合)などが挙げられます。これらの部品は、再使用できない状態の場合には、エンジン本体と同時に交換する必要が生じます。
このようにエンジンの載せ替え費用に加え、その他の部品の交換費用も追加されると、総額が予想以上に膨らむ可能性もあります。
中古車としては売れない可能性がある
修理せずに乗り換えたいと考えるときは、買取サービスの利用を検討することもあるでしょう。しかし、エンジンが故障して自走できない車は、中古車としての買い取りが難しい場合があります。
修理してから売却する方法もありますが、高額な修理費用を考えると採算が合わない可能性もあるため、慎重な判断が必要です。このようなときは廃車買取の専門業者を利用すると、価値を見出せる可能性があります。
エンジンの載せ替えにかかる費用や期間の目安

エンジンの載せ替えを検討する際、多くの方が気になるのは、その費用と作業期間ではないでしょうか。実際の金額や日数は、車種やエンジンの種類によって大きく変わりますが、ここではそれぞれの一般的な目安を紹介します。
エンジンの載せ替えにかかる費用
車のエンジンの載せ替えにかかる費用の目安は、次の通りです。
| 新品エンジン | 50万円以上 |
| リビルトエンジン(再生エンジン) | 20万~40万円 |
| 中古エンジン | 15万~30万円 |
エンジンを載せ替える車の状態や車種によって金額は異なりますが、上記のうち7万円~15万円程度が作業工賃となります。また、輸入車やスポーツカーなど、部品が手に入りにくい車の場合は、より高額な費用がかかることがあります。
エンジンの載せ替えにかかる期間
エンジン載せ替えは大規模な作業となるため、完了までにある程度の時間を要します。
工場のスケジュールや車種によって差はありますが、最短でも3日程度かかり、2週間程度の期間を要することもあります。
また、作業中に予期せぬ部品の交換が必要になった場合、その部品の取り寄せに時間を要することがあります。代車が必要な場合は、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。
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エンジンの載せ替えが必要になった車は、修理費用も修理期間も相応にかかります。修理を選択する場合と買い替えを選択する場合の費用対効果を比較検討すると、買い替えの方が適しているケースも存在します。
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エンジンの載せ替えについてよくある質問

ここでは、車のエンジンの載せ替えについてのよくある質問と回答を紹介します。中古エンジンの載せ替えに関する疑問や、エンジンの載せ替えをどこに依頼すれば良いかといった疑問などを解決してまいります。
中古エンジンでも載せ替えできる?
中古エンジンを使ったエンジンの載せ替えも可能です。新品エンジンと比べて費用を大幅に抑えられるというメリットがあります。
一方で、中古エンジンの場合は、個体差があるため確認が必要です。走行距離が少なく状態が良いものであればコスパに優れている可能性があります。
どこでエンジンの載せ替え作業を依頼できる?
エンジンの載せ替えは、ディーラーや修理工場で依頼できます。ディーラーの特徴は高い品質やしっかりとした保証です。主に新品エンジンを使用しており、費用は他の業者に比べて高い傾向があります。
修理工場では中古エンジンも扱っており、予算に合わせた相談がしやすい傾向です。ただし、技術力や実績は店舗によって異なるため、慎重に選ぶ必要があります。
DIYでエンジン載せ替えは可能?
専門知識と技術があれば、DIYによるエンジン載せ替えが可能です。
ただし、日常的に行う車のメンテナンスと比較すると簡単な作業ではないため、安全性と確実性を考慮して、プロの整備士へ依頼することをおすすめします。
まとめ

エンジンの載せ替えは、高額な費用がかかる大掛かりな修理です。新品エンジンなら50万円以上の費用がかかり、2週間程度の作業期間を要することもあります。車の状態によっては、修理費用が車両の価値を上回ってしまうこともあるため、費用対効果を考えることが大切です。
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