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エンジンの寿命とは?車の寿命でもある?

エンジンの寿命は走行距離10万キロと一般的にはいわれています。

しかし、10万キロ走ったからといって、エンジン本体が寿命で故障してしまうかというとそういうわけではありません。

10万キロというのは、実はエンジンの部品であるタイミングベルトの交換の時期の目安であって、メンテナンスをして正しく乗っていればエンジンの寿命はもっと伸ばせます。

 

エンジンの異常

メンテナンスをしていても、エンジンに異常が出ることを完全に防げるわけではありません。

実際にエンジンに異常が出た時に、症状を見て落ち着いて対処できるように、それぞれの原因や対処方法について詳しく見ていきましょう。

 

白煙が出る

白煙が出るのはエンジンルームに異常が発生している可能性が高いです。

エンジンオイルが漏れてしまい、そのオイルがエンジン内部の高熱を発生させるパーツに付着し、オイルが燃えている状態になっています。

他にも冷却水が不足してエンジンがオーバーヒートしている、エンジン不具合の車両火災などの場合もあるので注意が必要です。

また、白煙が出ているときにボンネットを開けると炎が噴き出すこともあるので専門業者を呼んで対処してもらいましょう。

 

異音がする

エンジンから異音がする場合、音によって異常がある部分が違います。

「キュルキュル」といった音はファンベルトが緩む、切れるなどの問題があります。

エンジン音の回転に合わせて「カンカン」といった音が大きくなるとエンジンがオーバーヒートしている可能性があります。

ほかにも甲高い「ゴロゴロ」「ガラガラ」という異音はエンジンオイルが不足している場合が多いです。

どの音もエンジンに異常が発生している可能性が高いのですぐに専門業者に見てもらいましょう。

 

エンジンの寿命を延ばすには

エンジンの寿命を延ばすには、適正な時期での部品交換や点検が重要です。

 

オイル交換

エンジンオイルが劣化するとエンジン内部の部品の滑りが悪くなり、様々な部品の劣化を早める原因となります。

ガソリン車は走行5000kmまたは6か月ごとが適正な交換タイミングと言われているので、これを目安に適宜交換しましょう。

 

タイミングベルト

タイミングベルトが劣化するとエンジンが正しく動作できなくなるので、適切な時期に交換しなければなりません。

車を使う頻度にもよりますが一般的に、10年ごと・走行距離10万キロが交換の目安です。

 

ゴム部品

ゴム部品は異物の侵入を防ぐために使われていますが、経年劣化でひび割れが起こると内部に異物が入りトラブルを起こします。

10年程度に一回は取り換えましょう。

 

バッテリー

バッテリーの交換は2~3年に設定しているメーカーが多いので保証期間を交換のタイミングにしておくといいでしょう。

しかし、保証期間内でもエンジンをかける音がいつもと違う、ヘッドライトの光が弱くなったなどの症状がある場合は交換が必要です。

 

12か月点検

車検とは違い必ず受けなければならないものではありませんが、12か月点検を受けていたほうが車の異常をいち早く発見できます。

安全に長く乗り続けるためには、12か月点検は受けておいた方がいいでしょう。

 

まとめ

エンジンは車を動かす上でとても重要なパーツです。

車にはエンジン以外にもパーツはありどれも車の寿命に大きく関わります。

そのため、定期的に正しいメンテナンスが必要となります。

しかし、いくら定期的にメンテナンスしていても壊れてしい廃車にするということもあるでしょう。

廃車にする場合は廃車買取業者に相談するのがおすすめです。

廃車になる車も買い取ってくれて廃車の手続きも無料で行ってくれるところがほとんどです。

廃車を考えたときにはぜひ一度廃車業者に相談してみてください。