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車の異音は放っておかないで!今すぐ役立つ原因予想と対処法

車が古くなってくると、新車のときとは違うさまざまな音を感じるようになるものです。中には緊急事態を知らせる異音もあり、放っておくと事故や故障につながります。いつもと違う音を感じてはいるものの、緊急性の高い異音なのかどうか判断できないと感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、緊急性のあるさまざまなタイプの異音とその原因、対処法を紹介します。緊急性のある異音であることが分かれば、すぐに対応することで事故や大きなトラブルを未然に防げるでしょう。

キュルキュル?ゴー?異音は車のSOS

車は多くの部品やシステムが連携して動くため、エンジンをかけた瞬間からさまざまな音がします。車種によっても違いますし、古くなると音も変化してくるものです。

明らかにいつもと違う「異音」が聞こえることもあります。「キュルキュル」「ゴー」「カラカラ」など種類はいろいろありますが、車に何らかの不具合が起きているサインでもあるため、早急な対応が必要です。

修理に出す前に、異音の状態をチェックし、症状を把握しておきましょう。修理業者に的確に説明できれば、整備点検もスムーズにできます。チェック項目は以下の3点です。

  • 1.音のする場所
  • 2.音の種類
  • 3.音のするタイミング

 

エンジンルームから異音がするケース

まずはエンジンルーム辺りから異音がするケースです。停車させた状態で、エンジンをかけてみます。確認したいのは、走行中に異音が発生するのか、アイドリング時にも異音が聞こえるのかという点です。エンジンをかけたままエンジンルームを開け、音のする場所と音の種類をチェックしましょう。

「キュルキュル」「ウィーン」

走行時だけでなくアイドリング中にも「キュルキュル」や「ウィーン」といった異音がする場合には、ベルト系の不具合が考えられます。多いのは、タイミングベルトやファンベルが緩んでいる・滑りが悪い・劣化しているというケースです。

鳴き止め剤などを使って応急処置をすると、一時的に異音がなくなることもあります。しかし、根本の解決にはなりません。安心して放置していると、ベルトが切れ、車が動かなくなってしまうこともあります。早めに修理工場へ相談しましょう。

「キンキン」「カンカン」

走行中に「キンキン」や「カンカン」など金属音がエンジンルーム辺りから聞こえる場合には、オーバーヒートが疑われます。すぐに安全な場所に車を停止させ、エンジンを切りましょう。

オーバーヒートにはいくつかの異なる原因が考えられます。知識のない方はロードサービスなどに連絡し、指示を仰ぐとよいでしょう。

「カラカラ」「カタカタ」

部品同士がぶつかっているような「カラカラ」「カタカタ」という音がするケースもあります。考えられるのはベルト周りのプーリーや補機類が故障している可能性です。故障箇所の材質によって、音質や高さが違います。

エアクリーナーやエンジンオイルの汚れも原因のひとつです。どちらも定期交換が必要ですが、走行環境や運転の仕方によっては交換時期が早まります。

原因によって深刻さの度合いも違いますが、素人判断は危険です。早めに整備点検に出したほうがよいでしょう。

走行中に異音がするケース

アイドリング中には音がしないのに、走り始めると変な音がするというケースもあります。その場合には、音の種類だけでなく、細かく異音の状態を確認してみましょう。

どのあたりから音が聞こえるか、どのような操作をした場合に音がするのかによって原因は違います。緊急性が高いケースも少なくありません。確認したらすぐに整備工場に連絡しましょう。

直線・カーブに関わらず「ゴー」

走行中に「ゴー」という音がしたら、まずはタイヤの摩耗がないかを確認しましょう。タイヤに問題がなければ、低速走行・加速走行・直線走行・カーブと操作を変えて音の違いを確認します。

直線走行でもカーブでも変わらず「ゴー」と聞こえる場合には、ホイールと車体の接続部に使われるハブべアリングに問題があるのかもしれません。放置しておくと、走行中にタイヤが外れ、重大事故を引き起こす可能性もあります。早急に整備工場に連絡しましょう。

ハンドルを切ったときに「ゴー」

FF車や4WD車で、ハンドルを切った場合に「ゴー」または「ガラガラ」という異音が聞こえたら、タイヤにエンジンの動力を伝えるドライブシャフトや周辺パーツの問題が考えられます。破損箇所から石や砂などが入り込み、ドライブシャフトそのものが折れてしまえば、走行不能になるでしょう。

ホイールハウス内にはグリスが飛び散っており、ひどくなると直線走行中にも「ゴー」という音がするようになります。気付いたらできるだけ早めに整備工場に相談するのが賢明です。

直線では「ゴー」なのにカーブでは「ゴリゴリ」

直線では「ゴー」という音なのに、カーブになると「ゴリゴリ」という金属音がする場合には、ボールジョイントの不具合が考えられます。

ボールジョイントは、タイヤとサスペンションアームの間にある、関節の役割を果たす重要な部品です。ボールジョイントの不具合を放置してしまうと、ハンドル操作ができなくなることもあり、大きな事故につながります。整備工場での整備点検が早急に必要です。

マフラー辺りからの異音

マフラー辺りから「カラカラ」「バラバラ」という大きな異音が聞こえる場合には、マフラーの腐食や破損が考えられます。それよりも軽い「カラカラ」という音が聞こえる場合には、排気管自体の不具合の可能性が大です。

加速走行中にアクセルペダルから急に足を離すと、マフラーの辺りから「パン」という破裂音がする場合もあります。これは燃料センサーの故障により、未燃焼ガスが発生しているサインです。

マフラーが壊れた状態で乗り続けると、排気漏れで音が大きくなったりパワーや燃費が低下したりします。早めに修理・交換しましょう。

ブレーキを踏んだときに異音

ブレーキをかけると「キーキー」または「ゴー」という異音がする場合には、ブレーキパッドかブレーキローターの不具合の可能性があります。放っておくと徐々に制動距離が伸び、最悪の場合にはブレーキが利かなくなるでしょう。

「ガタガタ」や「ギーギー」という音であれば、ハブベアリングのガタつきも考えられます。放置しておくと車輪がはずれてしまうかもしれません。

どちらも大きな事故につながる不具合です。早急に整備工場に連絡しましょう。

車の異音に気付いたら

普段とは明らかに違う異音に気付いた場合には、車の不具合を知らせるSOSだという認識を持つことが重要です。すぐに対応しましょう。ここでは、車の異音に気付いた際に踏むべき基本のステップをご紹介します。

車の不具合は命にかかわる重大事故につながることも少なくありません。修理には特別な工具や幅広い知識が必要です。車に詳しい方であっても、安易にDIYで対処するのは危険な場合もありますので、ご注意ください。

1.状況をはっきりと説明できるようにしておく

整備工場に修理を依頼する場合、状況を的確に説明できれば、異音の原因も早い段階で絞られてくるでしょう。

走行中の異音であれば、異音が発生するパターンをつかんでおきます。アイドリング中に異音がするのであれば、エンジンを掛けた状態で停車してエンジンルームを開け、音のするおおまかな場所を確認しておくとよいでしょう。

エンジンルーム内はかなりの高温になっているところもあります。安易に触らないようにしましょう。音の種類を説明しにくく感じる場合には、スマホで録音しておくのも良い方法です。

2.技術力のある整備工場に相談する

異音の原因特定や修理には、高い技術や経験が求められるものです。修理費用が高額になることも少なくありません。言われるままに修理しても解決に至らず、何度も修理を繰り返すうちに、支払った修理費用が車の価値を上回ってしまうということもあります。

顔見知りの整備工場に頼みたくなる気持ちは分かりますが、異音による修理依頼であれば、経験が豊富で評判の良い信頼できる整備工場を選ぶことをおすすめします。

3.修理するか買い替えるかを判断する

整備工場に相談する際には、修理する前に見積もりを出してもらいます。修理費用が高額になる場合には、修理か買い替えかを検討することになるでしょう。

異音の原因が整備不良や経年劣化というケースも少なくありません。この場合、修理したとしても、そう長くは乗れないでしょう。高い修理費用を支払うよりも、買い替えのタイミングと見るほうが現実的かもしれません。

買い替えとなれば、車は売却か下取りということになります。異音の原因によっては、ほとんど値が付かないどころか、引き取りを拒否される場合もあるため、慎重なリサーチが必要です。

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まとめ

車から聞こえる異音は、緊急事態を知らせるSOSかもしれません。音の種類だけでなく、音が聞こえる場所や音が聞こえる状況を確認した上で、出来るだけ早く修理工場に連絡しましょう。

修理費用が高額な場合には、買い替えも検討するのがおすすめです。「買取価格が低い」「下取りがつかない」という方は、廃車王の無料査定を試してみませんか。廃車手続きも引き取りも原則無料なため、最終的な支出を抑えられます。あなたの愛車を的確に査定しますので、ぜひ廃車王で査定をご検討ください。