【車の走行距離別】中古車購入のポイントと注意点

車の走行距離の目安は「1年に1万km」といわれています。

車の走行距離別の中古車購入のポイントは、
・より新しく、見た目もきれいな車が欲しい場合には走行距離3万㎞！
・適度な状態を保っていて、価格も重視したい場合には走行距離5万㎞！
・とにかく安く済ませたい場合には走行距離10万㎞！
とされています。

今回は購入時の注意点についてもご紹介していきます。

車の走行距離の目安とは？

1年＝1万㎞

一般的に車の走行距離の目安は、「1年に1万km」といわれています。

したがって、5年経過していれば5万km、10年経過していれば10万kmを走行していると考えるのが妥当です。

ただ、中には5年で2～3万kmや、10年で5～6万kmしか走行していない車もあり、これらは同車種、同時期年式であっても、走行距離が長い車よりも高く売られることが多くなります。

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車の使用年数に比べて走行距離が短い場合は要注意

極端に走行距離が短い車、例えば10年経過しているのに2～3万kmしか走っていない場合は、長い間動かさずに放置されている可能性もあるため、一般的な走行距離に対する価格設定に比べて、それほど高値が付けられない可能性も。

車は、あまり動かさず放置しているよりも、定期的に動かしているほうが調子がよいため、使用年数に比べて走行距離が極端に短い場合には、注意が必要です。

【車の使用方法別】走行距離の違いとは？

街乗り程度の利用が多い場合

近所に買い物に行く場合や、ちょっとした用事で車を使用するような街乗り程度であれば、年間の平均的な走行距離は2千km～3千km程度でしょう。

走行距離は短いものの、このような使用方法を繰り返している場合、エンジンに負担のかかりやすい使用方法であるとも考えられるため、見た目はきれいな状態であっても、こまめなメンテナンスが必要になっているかもしれません。

遠出をすることが多い場合

遠出をすることが多いのであれば、年間の平均的な走行距離は5千km～7千mと言われています。

これは、一般的な車の平均年間走行距離も やや短いため高い価格設定をされるでしょう。

通勤・通学に利用することが多い場合

目的の通勤先や通学先までの距離にもよりますが、この場合ですと、平均すると片道10kmほどの場所へ通っている場合で、年間の平均走行距離は5千km～1万kmになります。

つまり、このような使用方法が最も一般的な中古車の年間走行距離に近いと言えるでしょう。

社用車として利用している場合

社用車ともなると、かなり走行することになるため、近場を回っているような場合でも年間で1万km～1万5千km、長距離で使用する場合には、1万5千km以上の走行距離となります。

このような中古車は、“過走行車両”として取り扱われるため、同車種、同時期年式であっても、走行距離が短いものと比べても低価格で設定される傾向にあります。

【車の走行距離別】中古車購入ポイント

・より新しく、見た目もきれいな車が欲しい場合には走行距離3万㎞がおすすめ
・適度な状態を保っていて、価格も重視したい場合には走行距離5万㎞がおすすめ
・とにかく安く済ませたい場合には走行距離10万㎞がおすすめ

中古車購入時の注意点

メンテナンス状態を確認する

・エンジンオイルやバッテリーの状態
・タイヤやボディの劣化、キズやへこみ
・ブレーキパッドの摩耗
・内装の状態

購入時、車両価格以外にかかるプラスαの費用の確認

中古車購入でかかる主な費用
・車両本体
・登録手数料
・納車費用
・車庫証明申請代行料
などの費用がかかることを覚えておきましょう。

各種保証の有無の確認

・返金
・無償修理、部品の交換
などの中古車販売店独自の保証内容を確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

中古車を購入する際には走行距離や年数、保証の確認などをよく注意して行いましょう。

安いからと言って安易に購入するとかえってメンテナンス費用の方が高くなってしまうなんてことはよくある出来事です。

見極めるポイントを知って賢く安全に中古車を購入しましょう。