盗難された車の廃車について
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車が盗難され警察に届けています。見つかったという連絡もなく、もう半年が経過してしまいました。
戻ってきたとしても、誰が何に使ったか分からない車に乗り続ける勇気が無いので、廃車にしてしまおうと思うのですが、手元に車がない状態で廃車にすることはできるのでしょうか。
このままだと盗難された状態のまま、車の保険と自動車税を支払うことになります。できるだけ早く廃車にしてしまいたいです。
車の盗難被害は後を絶ちません。
イモビライザーという電子的キー照合システムの導入率が増え、若干の減少は見られたものの、イモビライザーを無効化したり、レッカーで運び去るなど悪質な手口は絶えず、大きな解決策には至っていないようです。
ご質問者さんのお車は、車両保険に入ってはいませんか？車両保険に入っていれば、盗難事故でも保険金が支払われます。特に新車・高級車の場合には入っておいた方が良いかもしれませんね。
ただし、ドアロックを忘れていたり、エンジンをかけたまま車から離れていた場合の盗難については、管理責任が問われることがあり、保険金が支払われないどころか、その車が事故や事件を起こした場合は賠償責任に発展することもあります。ご質問者さんが車を盗難された状況は分かりませんが、できる限り注意を怠らないようにしたいものです。
車が見つかった場合を考えて廃車手続きを行いましょう
手元に車が無い場合でも、廃車にすることはできます。ご質問者さんは、車が見つかっても廃車にするので手続きをされたいということですが、車が見つかればそのまま乗り続ける、という場合でも廃車手続きを行っておきましょう。
廃車には一時抹消登録という手続きがあり、今は公道を走らないけれど、いつかまた使うかもしれないという場合に申請します。一方、二度と公道を走らないという場合は永久抹消登録という手続きを行います。
どちらの手続きも廃車手続きとなり、自動車税の支払いをストップすることができます。任意保険・自賠責保険については、契約している保険会社に申請する必要があります。
一時抹消登録後、車が見つかっても使用しない場合や、永久抹消登録後に車が見つかった場合は、実際に車両を解体してください。最近では、レッカー引き取りや廃車手続きを無料で行ってくれる廃車買取業者に依頼するケースが増えているようです。廃車を買い取ってくれて、手間もかからないので、便利に利用したいですね。
