一時抹消登録とは?一時抹消登録を行うメリット・手続きの方法を解説します
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一時抹消登録とは、車検証とナンバープレートを返納することで、一時的に日本国内の公道を走ることができない状態にすることを言います。では、どんな時に一時抹消登録を行うのかというと、「乗りたい人が見つかったら譲りたい」という場合や、長期での海外出張など、「しばらく乗らないけど、手放したくない」という場合に行うものなのです。
今回は、一時抹消登録を行うメリットや、手続きの方法などについてご紹介していきたいと思います。
目次
一時抹消登録と永久抹消登録との違いとは?
一時的に車籍を停止する一時抹消登録は、登録を解消することで再度公道を走ることができます。
一時抹消登録の手続きが行われるのは、冒頭でも触れたように「乗りたい人が見つかったら譲りたい」という場合や、長期での海外出張などの特殊なケースで、再度車に乗る可能性がある場合に行います。また、盗難や紛失で車が手元になく、戻ってきたらまた乗りたいという場合にも、一時抹消登録の手続きを行うケースがあります。
一方の永久抹消登録とは、再登録ができないために、一度手続きを行ったら再び公道を走ることはできません。永久抹消登録は、古くてボロボロの車や事故車など、修復不可能な車を処分したいときに行う手続きなのです。
一時抹消登録を行うメリットとは?
一時抹消登録の手続きを行うことによるメリットは、次の通りです。
車の所有にかかる税金の支払い義務がなくなる
車を所有していると、自動車税や自動車重量税、自賠責保険料を支払う必要がありますが、一時抹消登録の手続きを行うことによって、これらの支払い義務がなくなります。これらの税金は年間で数万円かかっていますので、一時抹消登録の手続きを行うことでかなりの節約になりますね。
自動車税の還付金を受け取れる
一時抹消登録の手続きを行うと、車の所有にかかる税金がかからなくなるだけでなく、前払いした自動車税が還付される可能性もあります。
自動車税は、4月1日時点の車の所有者に対して課される税金で、翌年の3月31日までの1年分をまとめて前払いする必要があります。しかし、一時抹消登録の手続きすることで、前払いした残りの期間の分に該当する税金の還付を受けることができるというわけです。
ただし、軽自動車は年払いですので、一時抹消登録を行っても残りの期間分の税金が還付されることはありません。
自賠責保険の還付金を受け取れる
自動車税と同様に、一時抹消登録の手続きを行うと、自賠責保険の還付金も受け取ることができます。自賠責保険とは、日本国内の公道を走る際に強制で加入するものですよね。
自賠責保険の保険料は加入する際に一括で支払っているため、一時抹消登録の手続きをすることで支払い済みの保険料を還付してもらうことができるのです。
一時抹消登録の手続き方法・必要書類
一時抹消登録の手続きは、管轄の運輸局にて行うことができます。管轄の運輸局が不明である場合は、ナンバープレートにある地名から検索することができます。
自分で一時抹消登録の手続きを行う場合、必要な書類は次の通りです。
・車の所有者の実印
・上記の印鑑証明書
・車検証
・前後のナンバープレート
・リサイクル券に記載の「移動報告番号」
・手数料納付書(運輸局で入手する)
・一時抹消登録申請書(運輸局で入手する)
・自動車税、自動車取得税申告書(運輸局で入手する)
まとめ
今回は一時抹消登録を行うメリットや、手続きの方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?一時抹消登録は、書類をそろえたり手続きが面倒ですが、自動車税の還付などを考えると、車に長く乗らない状況が続くようなら、一時抹消登録手続きをおこなっていた方が良いでしょう。