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走行距離10万キロ超えの車検費用の相場とは?節約するポイントについて

走行距離10万キロ超えの車検費用の相場とは、交換が必要な部品によって左右されるため、車の状態によって大きく異なります。

そこで今回は、10万キロを超えると車検費用の相場が高くなる理由や、費用を安く抑える方法についてご紹介していきたいと思います。

車検費用の相場

一般的に車検にかかる費用は、4万円~15万円が相場です。
車検にかかる費用の内訳としては、車検基本料・法定費用・部品交換費用が挙げられます。

・車検基本料
車検基本料とは、点検費用や整備費用、代行手数料を合計した料金で、依頼する業者によって異なりますが、1万円~10万円が相場です。

・法定費用
法定費用とは、自賠責保険や自動車重量税、印紙代を合計した料金で、その相場は3万円~5万円です。法定費用に関しては法律によって納めることが義務付けられていますので、同じ車であれば、どの業者に依頼しても金額は変わりません。

・部品交換費用
劣化や不具合がある場合は、部品を交換するための費用がかかります。
業者によって整備料に含まれている場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

10万キロを超えると車検費用の相場が高くなる理由

走行距離が10万キロを超えると車検にかかる費用は高くなります。その理由は、多くの部品が劣化し消耗するため部品交換費用が高くなるからなのです。

走行距離が10万キロを超えると交換が必要となる部品や費用の相場について、「エンジンにかかわる部品」を具体例として解説していきます。

走行距離が10万キロを超えた場合、交換が必要なエンジン回りの部品・交換費用相場は下記の通りです。

・エンジンオイル:4,000円~
・オイルフィルター:2,000円~
・バッテリー:1万円~
・冷却水:5,000円~
・ブレーキフルード(ブレーキオイル):4,000円~
・エアクリーナーエレメント:3,000円~
・スパークプラグ:5,000円~
・パワステオイル:4,000円~
・ラジエーターホース:1万円~
・サーモスタット:6,000円~
・オルタネーターブラシ:5万円~
・フューエルフィルター:6,000円~
・Vベルト:6,000円~
・タイミングベルト:5万円~
・プラグコード:1万円~

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10万キロ超えの車の車検費用を抑えるには?

走行距離が10万キロを超えている車は、部品の劣化などで車検費用が一般的な相場よりも高くなってしまいますが、普段からメンテナンスをこまめに行うことで、安く抑えることも可能です。メンテナンスは、ディーラーや販売店、ガソリンスタンド、カー用品店、整備工場で可能です。

車検の際に一気に部品を交換せずに済むよう、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

また、車検を依頼する業者によって費用に大きく差がありますので、複数社に見積もりを出して比較することも大切です。

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走行距離10万キロ超えの車は廃車の検討も

走行距離が10万キロを超えた車は、一般的な相場よりも車検費用が高くなることに加えて、それなりに劣化も進みます。

見積もりに出した結果、あまりにも費用が高くなってしまう場合には、廃車にして手放すことも一つの手段として考えてみましょう。

廃車買取業者では、10万キロを超えている車でも買取してもらうことができ、状態によっては、売却で得たお金を新車購入費用に充てることも可能です。

まとめ

今回は、走行距離が10万キロを超えている車の車検にかかる費用の相場や、費用を安く抑える方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

走行距離10万キロは一つの区切りでもありますので、車検費用相場が気になる場合は、ぜひ廃車王にご相談ください。