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事故に遭った車の廃車か修理かを見極めるポイントとは?廃車のメリットも紹介

事故に遭遇した場合、廃車と修理のいずれかを決めなければなりません。車を修理する場合、費用に加えて安全性や耐久性を確かめておく必要があるでしょう。万が一のときに備えて、廃車と修理を判断する際のポイントについて把握しておきたいという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、事故に遭った車の廃車や修理を見極めるための方法をご紹介します。事故処理後の相談先についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

修理か廃車か判断に迷う事故に遭った車の適切な対応とは?

事故に遭った車の廃車や修理を検討する際、さまざまな要素を考慮する必要があります。損傷の程度によっては、高額な修理費用がかかるかもしれません。損傷の程度によっては、走行に支障が出ることもあるでしょう。

事故後のトラブルを最小限に抑えるには、修理や廃車に関する慎重な検討が必要です。ここでは、修理か廃車かを判断する際の要素について解説します。

軽度の傷なら修理して乗り続けられる

接触事故や衝突事故で損傷した場合でも、軽度な傷なら修理がおすすめです。傷には細かい線ができる引っかき傷、ガードレールや縁石に接触した際にできる擦り傷、他の車や障害物に衝突してできるへこみ傷などがあります。

塗装の表面のクリア層のみにダメージが及んでいる傷なら、比較的安い修理費用で済むでしょう。小さな傷や浅い傷についてはセルフ補修による修理が可能です。事故で鉄板層が露出した場合、放置するとさびが発生してしまいます。

ダメージを最小限に抑えるには、板金塗装による修理が必要です。ただし、車のフレームにダメージが及んでいないときは、修理して乗り続けるのが良いでしょう。

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損傷のダメージが大きいときは廃車として処分する

損傷の程度が大きい場合には、廃車による処分がおすすめです。廃車にしたほうが良い主なケースとしてフレームの損傷があります。

フレームとは、車の骨組みに該当する部分のことです。フレームに該当する主なパーツとして、ラジエーターコアサポートやセンターフロアパネルなどがあります。フレームは車の安定性や耐久性に大きな影響を与える部分でもあり、損傷が激しいと正常に走行できません。

修理しても完全に直すのが難しいため、廃車を検討したほうが良いかもしれません。また、フレームの修理は高額な費用が伴います。修理代が車両価格を上回るときには、修理よりも廃車が良いでしょう。

修理費用は破損状況で大きく変化する

車の修理費用はパーツごとに異なります。事故で傷が付きやすいパーツのひとつはバンパーです。バンパー交換を伴う修理の場合、1万円のケースもあれば10万円ほどの費用がかかるケースもあります。

ドアについては、修理方法によって費用が変わるでしょう。ドアの補修なら1万5,000円くらいから5万円ほどの費用で済みますが、交換の場合には10万円以上の費用がかかります。

エンジンが破損した場合には、新しいエンジンへの載せ替えが必要です。エンジンは他のパーツよりも修理費用が高く、20万円で済むこともあれば100万円を上回ることもあります。

事故車の修理か廃車かを見極めるポイント

事故車の修理や廃車の判断基準はさまざまです。フレームまでダメージが及んでいない場合、修理して乗り続けるほうが費用対効果が良い可能性があるでしょう。

破損した状況によっては修理の判断が難しいケースもあるため、ここでは事故車の修理か廃車かを見極めるためのポイントについてご紹介します。

損傷箇所

車のフレーム部分に大きな損傷がある場合、全損扱いになるでしょう。全損の車の修理は極めて難しく、廃車による処分が適しています。フレーム部分に大きな損傷がない場合でも、走行に支障の出やすいパーツが損傷したときには慎重な検討が必要です。

事故の影響により、河川や海に水没したり火災の発生によって炎上したりするケースがあります。水没や炎上などの被害を受けた車は安全性が大きく落ちている可能性があるため、廃車を検討したほうが良いでしょう。

修理費用

任意保険に加入している場合、保険による修理費用のカバーが可能です。相手側に過失があると認められた10対0の過失割合による物損事故については、修理費用を加害者側に請求できます。

一方で、自身が加入している任意保険を使用する際には、補償限度額のチェックが必要です。補償額に上限を設けている場合には、費用の一部負担が発生します。加えて任意保険を使用すると等級が下がるため、翌年度の保険料が上がってしまうでしょう。保険の負担が大きい場合には、修理よりも廃車を選ぶのが適切です。

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年式や走行距離

年式が古く、走行距離の多い車が事故で損傷した場合、廃車による処分を検討すると良いでしょう。損傷箇所を修理したとしても、不具合が起こりやすいからです。年式の古い車は、年式の新しい車に比べると高額な車検費用がかかる傾向にあります。パーツの劣化が進んでおり、修理や交換などの整備が必要になるからです。

年式の古い車や走行距離の多い車は、買取や下取りに出しても価格が抑えられる傾向にあります。無理して乗り続けるよりも、早めに手放すほうが良いでしょう。

車検の有効期限

車検の有効期限が迫っているときは、慎重に修理を決定する必要があります。車検を受ける際には、法定費用をはじめ、修理費用や整備費用などがかかるからです。車検費用は車種・年式・車両重量などの要素で変動しますが、高額な車検費用がかかるときには廃車して新しい車に乗り換えたほうが良い場合があります。

自家用乗用車の車検のタイミングは新車登録時から3年後、それ以降は2年ごとです。車検を済ませたばかりの車については、修理を検討すると良いでしょう。

修理期間

修理にかかる期間は、損傷箇所によって異なります。引っかき傷や擦り傷の補修の場合、数時間程度で直せるでしょう。一方でパーツの交換が必要となる修理については、数日程度の期間が必要です。

修理期間が長くなる場合、期間中の移動方法を決めておかなければなりません。通勤で車を使用している方については、公共の交通機関の使用や代車の手配などが必要です。修理期間があまりにも長い場合、廃車にしたほうが良いかもしれません。

修理か廃車かの判断によって事故処理後の相談先が異なる

事故後の対応は、修理と廃車によって異なります。修理を選択した場合には、損傷箇所や費用の目安に関する相談が必要です。

一方で廃車を選択するときには、法的な手続きについて確かめておく必要があります。ここでは、修理と廃車の相談先について解説します。

修理する場合の相談先

事故後の車を修理する際の主な相談先は、ディーラーや整備工場です。ディーラーでは純正パーツを使用しており、質の高い修理を期待できます。一方で板金修理は外注で依頼していることから、修理費が高額になりやすいでしょう。

整備工場の特徴は、顧客の要望に合わせた修理です。純正パーツに加えて、リサイクルパーツやリビルトパーツなどを使用した修理にも対応しています。ただし、修理の品質は整備工場ごとに異なるため、慎重な依頼先の選定が必要です。

廃車する場合の相談先

事故後に廃車する際の主な相談先として、廃車買取業者や行政書士があります。スムーズに車を処分したい方には、廃車買取業者の利用が良いでしょう。廃車買取業者では、廃車で必要となる手続きのサポートを行っています。中古車としての価値が付かない車両状態でも買取が可能です。事故で損傷の激しい車でも、中古車買取に比べて高価買取を期待できるでしょう。

自分で廃車手続きを進める場合、行政書士へ相談するなら必要な情報を入手できるでしょう。ただし、解体作業や書類の受付時間などの情報は持っていません。廃車時のトラブルを最小限に抑えたい方は、廃車買取業者がおすすめです。

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事故に遭った車を廃車するメリットとは?

事故に遭った車を廃車すると、経済的なメリットが見込めます。車自体に価値がある場合には、買取による利益が生まれるでしょう。加えて、車を維持する際にかかる税金や保険の支払い義務が解消されます。

処分のタイミングによっては、納めた税金が戻ることもあるでしょう。ここでは、事故に遭った車を廃車するメリットについて解説します。

税金や保険の負担が無くなる

車を所有している場合、使用の有無に関係なく税金を納めなければなりません。車にかかる主な税金は、自動車税種別割や自動車重量税です。軽自動車については、軽自動車税種別割の納付義務があります。

そのため、所有している車を廃車すると税金の負担が発生しなくなり、不要になった税金を生活費や新しい車の購入費に回せるのがメリットです。

加えて、所有している車を公道で走らせるには、自賠責保険へ加入しなければなりません。廃車して自賠責保険も解約手続きを済ませると、税金だけでなく保険料の負担も無くなります。

還付金を受け取れる

車を廃車する場合、既に納めていた還付金の返還が可能です。一時抹消登録による廃車手続きの際には自動車税種別割、永久抹消登録による廃車手続きの際には自動車税種別割と自動車重量税の還付金が戻ります。

還付金は月割りで計算されるため、月をまたぐ前に廃車手続きを済ませておくのがおすすめです。強制保険の自賠責保険についても、保険会社で解約申請の手続きを済ませると還付金を受け取れます。一方で軽自動車税種別割は1年単位で納める税金になっており、還付金は発生しません。

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事故で廃車を予定している方は廃車王へ!

事故によって破損した車の状態から廃車を検討するときは、お気軽に廃車王へご相談ください。廃車王は廃車をはじめ、事故車・水没車・不動車など、どのような状態の車でも0円以上の買取を行っています。

ディーラーの下取りや中古車買取で価格が付かず、処分費用がかかってしまう車両も買取が可能です。公式サイト上のWebフォーム・LINE・電話から無料査定の受付を行っていますので、どのくらいの価格が付くのかを調べてみましょう。

自動車リサイクル事業者が運営している

廃車王は、自動車リサイクル業界で国内唯一、事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けている「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」が運営しています。

全国150店舗を展開しており、ご相談いただいた場所に近い店舗が対応を行うため、全国でご利用いただける廃車買取業者です。廃車を仕入れとして買取を行い、解体後のリサイクルパーツや資源を再販することで利益化しているため、処分したい廃車をお売りいただけます。

また、解体から再販売までの過程を自社対応することで、より多くの利益を残す仕組みが整っているのも特徴です。そのため、廃車買取時の査定額でお客さまへ利益の還元を行っています。

車の引き取りから廃車手続きまで無料で代行

廃車をするときに、自走できない車の移動に悩むこともあるでしょう。廃車王では引き取りに関わる費用についても、原則無料で対応しています。事故で走行不能になった車や放置して車検切れになった車でも、積載車が対応できる場所であれば多くの場所で対応が可能です。

また、廃車王では、廃車手続きの費用も無料です。廃車が完了した後は、税金の還付金についてもご案内していますので、還付の対象であれば買取価格とは別でお受け取りいただけます。ご相談時の内容にご満足いただけない場合、キャンセル手数料はかかりませんのでお気軽にご相談ください。

修理か廃車か判断に迷う事故車に関するよくある質問

交通事故で所有している車が損傷したとき、修理や廃車のどちらかを選ばなければなりません。予期しない車の破損により、今後の対応に迷う方もいるのではないでしょうか。

事故車に関する修理か廃車かの適切な判断は、状況によって異なります。ここでは、事故車に関するよくある質問についてご紹介します。

修理が適しているのはどのようなケース?

軽度な損傷のときは、廃車よりも修理がおすすめです。軽度な損傷としてバンパーの破損、ドアの傷などがあります。

保険で修理しないほうが良いケースはある?

自分の保険を使って修理する場合、次年度の保険料に関する注意が必要です。保険を使用すると保険料が上がるため、使用せずに修理するのが良い場合もあります。

まとめ

事故に遭った車の修理や廃車を検討する際、損傷の程度を見極めるのが大切です。軽度の損傷については、修理が適しています。

一方で、損傷が激しい場合には廃車がおすすめです。廃車の相談先として廃車買取業者や行政書士などを利用できますが、廃車をお金に変えたいと考える方には廃車買取業者が適しています。

廃車手続きの依頼先をお探しの方は、ぜひ廃車王にご連絡ください。弊社の公式Webサイトでは無料査定を提供しており、約20秒で入力できるWebフォームからお申し込みいただけます。電話やLINEによる査定にも対応しているため、ご利用しやすい方法でお試しください。

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