エンジンから聞こえる異音の原因とは?早急に対処すべき理由
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エンジンから聞こえる異音の原因とは、エンジンオイルの不足であったり、エンジン内部の部品にトラブルがあることが考えられます。
エンジンから発生している異音をそのまま放置して走行し続けることは危険ですので、速やかに専門知識のあるプロに相談することをおすすめします。
今回は、エンジンから異音がする場合に考えられる原因についてご紹介していきたいと思います。
目次
エンジンの異音の原因はエンジンオイル?
エンジンは異音やトラブルが起こりやすい箇所だとされていますが、その原因はエンジンオイルである可能性があります。
エンジンオイルは長期間に渡って使用することで劣化し、エンジンに悪影響を及ぼす場合があるのです。
異音の原因がエンジンオイルの場合
異音の原因がエンジンオイルである場合、「ゴロゴロ」また「ガラガラ」といった異音がします。
これは、潤滑油であるエンジンオイルが不足していることによって発生する異音です。そのまま放置しているとエンジン内部のパーツが摩耗してしまいますので、早急に対応する必要があります。
エンジンオイルが不足しているかどうかは、オイルレベルゲージで確認してみましょう。
エンジンオイルの交換時期の目安
エンジンオイルは定期的に交換する必要があり、その目安は下記のいずれか早い方だとされています。
・走行距離3,000km~5,000km
・前回のエンジンオイル交換から3ヶ月~6ヶ月
エンジンオイルの交換は自分で行うこともできますが、ディーラーやカー用品店などに依頼することも可能です。
もし、エンジンオイルの減りが早いと感じたら、オイル漏れの可能性がありますので、業者に確認してもらうことをおすすめします。
エンジンから聞こえる異音のその他の原因
エンジンから聞こえる異音の原因は、エンジンオイルだけではありません。
エンジンから聞こえる異音によって、次のような原因が考えられます。
「キュルキュル」という異音
「キュルキュル」と何かが擦れているような異音は、エンジンのファンベルトのゆるみや劣化が原因だと考えられます。
ファンベルトとは、エンジンの動力を伝えて駆動させる役割がありますので、切れてしまうと走行中に動かなくなってしまう危険性があるのです。
「ガラガラ」という異音
エンジンから「ガラガラ」という異音が聞こえる場合は、エンジンを冷却するウォーターポンプやベアリングの劣化が原因だと考えられます。
異音を無視して走行し続けると、オーバーヒートやシャフト折れの危険がありますので、早急に整備工場などに持ち込んで点検してもらいましょう。
「キンキン」・「カンカン」という異音
「キンキン」または「カンカン」といった異音がエンジンから発生する場合は、冷却水不足によるオーバーヒートが起きていると考えられます。
そのまま走行していると、エンジンが焼き付いて破損してしまう危険がありますので、安全な場所にすぐに車を停止させ、エンジンを切る必要があります。
エンジンの異音を修理する際にかかる費用
エンジンの異音を修理する際にかかる費用は、その原因によって異なります。
例えば、冷却水を交換する際にかかる費用は2,000円~3,000円、エンジンオイルの交換は2,000円~1万円、タイミングベルトの交換は3万円~6万円と、異音の原因によって大きく違いがあるのです。
また、修理を依頼する業者によっても費用に差がありますので、上記の金額よりも高額になる可能性があります。
まとめ
今回は、エンジンから異音がする場合に考えられる原因についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
エンジンからの異音はSOSサインですので、気づいたら早急に修理するなどの対応が必要です。
その際、修理費が高額になってしまう場合は、その状態によって廃車にすることも一つの手段かもしれません。
廃車王でも廃車に関するご相談を承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。