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20万キロ乗れる車には、乗り続けるメンテナンス、乗り方が必須です

車の耐久性は、昔に比べて大幅に上がっています。20万キロ乗れる車といっても、特別なものではありません。といっても、車の使い方や走行距離に応じたメンテナンスが適切に行われてきたかが重要です。また、車の運転にもコツがあります。

こちらでは、20万キロ超えでも乗れるように車を長持ちさせるためのメンテナンスや運転の仕方をご紹介いたします。

 

メンテナンスは、こまめに繰り返すのが肝心

昔は、車の寿命の目安は「10年、10万キロ」と言われてきましたが、近年は自家用車の平均使用年数が右肩上がりで伸びています。けれども、何もせずには、車は長持ちしません。細かなメンテナンスをこまめに繰り返すことこそが大切です。

車のメンテナンスで特に重要なのは、「エンジン」です。エンジンは、自動車の心臓と言われることもあるほど重要な部分です。

エンジンにトラブルが生じ、オーバーホールをして修理をしなければならなくなった場合は20万~100万円ほどが目安です。このような事態にならないためにも、エンジン周りは定期的にメンテナンスする必要があります。

定期的に交換するべきなのは、「エンジンオイル」と「オイルフィルター」です。

 

◎エンジンオイル交換の目安は、「走行距離5,000km」か「半年に1回」かのどちらかで

走行距離が短い車(走行距離が1年で5,000km未満)でも、エンジンオイルは半年に1回は交換する必要があります。

エンジンオイルは、走行距離に関係なく空気中の水分を取り込み劣化してしまいます。そのため、走行距離とは関係なく、半年に1回はエンジンオイルを交換しましょう。

エンジンオイルを交換しないでいると、エンジンが本来の性能を発揮しなくなるだけでなく、エンジン内部の摩擦によってダメージを受けてしまうことで故障へとつながります。

 

◎オイルフィルターも、エンジンオイル交換の2回に1回交換を

エンジンオイルと密接な関係があるのがエンジンオイルのフィルター(エレメント)。エンジンオイルをきれいに保つためにもオイルフィルターも、定期的に交換しましょう。

他にも、「オルタネーター」と呼ばれる発電機や「フューエルポンプ」と呼ばれる燃料ポンプも、長く乗り続けるためには走行距離が20万kmに到達する前に交換しておきたい部品です。

細かなメンテナンスを繰り返すことで、ある程度のコストはかかっても、故障の予防につながり大きな修理もなくなりますので、トータル的にはお得になりますし、車を長持ちさせることができるようになります。

 

車を長持ちさせる運転のコツ

運転の仕方で、車の寿命が変わってくるということを聞いたことがあると思います。車をいたわる運転をすることで、長く乗り続けることができます。ここで、車をいたわるって?と思われるかもしれません。「車に負荷を掛けない」といってもいいでしょう。

つまりは、「急」のつく運転はしないということです。
●急発進
●急ハンドル
●急ブレーキ

こうした運転をすると、たまにであっても、度重なることで車の各部に大きなダメージを与えています。

どのような影響を与えるかというと
●急発進→エンジンだけでなく駆動系統(動力伝達装置)
●急ハンドル→サスペンション、ボディ
●急ブレーキ→ブレーキ装置やサスペンション、ボディ
といったような負荷を与え、車にダメージを蓄積させていきます。

ぜひ愛車をいたわって、末永いカーライフをお楽しみください。