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ドライブシャフトとは?不具合の原因と対処方法について

ドライブシャフトとは、車のエンジンの動力を伝える回転軸のことで、「ドラシャ」と略して呼ばれることもあります。

車を走らせるために欠かせないドライブシャフトですが、経年劣化や破損によって折れたり「カタカタ」という異音が発生し、正常に機能しなくなってしまう他、最悪のケースでは走行不能となってしまう場合も。

そこで今回は、ドライブシャフトに不具合が生じる原因や交換時期などについて解説していきたいと思います。

 

ドライブシャフトに不具合があると?

車のタイヤ周辺には、多くの部品が使用されており、それぞれが複雑な動きをしています。

その中でも、特にドライブシャフトはエンジンの動力に直接加関係するパーツであるため、不具合があると周辺の別のパーツを破損してしまう可能性もあります。

ドライブシャフトに不具合がある場合、直進走行に関しては問題なくても、ハンドルを切って曲がる時に「カタカタ」という異音が発生します。
歩行者も気づくほどのかなり大きな異音がするため、運転している人も気づくはずです。

 

ドライブシャフトの不具合の原因

ドライブシャフトに不具合が生じる原因は、ベアリングの劣化やドライブシャフトブーツの劣化の他、ステアリングを多く切った状態でアクセルを踏む行為も挙げられます。

構造上、ステアリングを切った状態はドライブシャフトブーツが曲がっている状態でもありますので、その状態で動力を加えてしまうと多くの負担がかかってしまうのです。

ベアリングやドライブシャフトブーツは、使用しているうちに徐々に劣化が進んでしまうものですので、定期的に交換する必要があります。

 

ドライブシャフトの交換時期

ドライブシャフトから異音がしたり、破損してしまった場合にはもちろん交換する必要がありますが、劣化によって不具合が発生してしまうパーツですので、特に不具合を感じていなくても定期的に交換しなければなりません。

特に、普段から汚れが入らないようにするために覆っている「ドライブシャフトブーツ」はゴム製品であるため、時間の経過とともに劣化しやすいのが特徴です。

ドライブシャフトブーツが破損してしまうと、タイヤとシャフトの間についているジョイントやベアリング部分などに汚れが入り、正常に動かなくなってしまうのです。

ドライブシャフトブーツの交換時期の目安は5年1回または走行距離10万㎞だとされています。
ドライブシャフトの交換時期の目安としては、チャタリングが出始めたタイミングです。

チャタリングが出始めると、足回りから「カタカタ」、「コトコト」といった異音が発生します。
これが、ドライブシャフトが劣化しているサインとなるのです。

走行中に振動を感じる場合もあり、これを放置しておくと最終的には折れてしまいます。

 

まとめ

今回は、ドライブシャフトに不具合が生じる原因や交換時期などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
安心して車を運転するのは、定期的なメンテナンスと故障時の迅速な修理が大切です。

しかし、修理費用や部品の交換費用が予想以上に高額になってしまう場合には、廃車買取も検討してみましょう。