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バスの廃車方法を分かりやすく紹介!必要になる物や手続きとは?

家族や友人など大人数で動くことが多い方のなかには、個人でバスを所有している方もいらっしゃるでしょう。近年は、幼稚園や事業所などで送迎バスを所有している事業者も増えてきました。

バスには、ボディサイズや定員の違いによりいくつかの種類があります。一般的なバスの寿命はどのくらいなのでしょうか。廃車するタイミングや方法について、正しい知識を知っておきましょう。お得に廃車する方法についてもご紹介します。

バスを廃車にするときの目安

ひと言でバスと言っても、マイクロバスや大型バスなどの種類があります。バスの寿命や廃車方法は、大きさや用途の違いにより違いがあるのでしょうか。

一般的なバスは、走行距離と使用年数から廃車タイミングを判断できると言われています。それぞれの判断目安を見てみましょう。

年数の目安

バスは普通自動車や軽自動車よりも寿命が長く、初年度登録から20年ほどは使用できると言われています。しかし、これはあくまでも目安です。バスも乗用車同様で、年式が10年を超えると電気系統など消耗部品が劣化することは避けられません。

また、使い方の頻度やメンテナンスの定期性により、廃車までの寿命は変わってきます。車のエンジンの掛かり具合をはじめ、走行状態から寿命を判断する必要があるのです。

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車の寿命の走行距離は?何年乗れる?走行距離の限界や年数の目安を解説!

走行距離の目安

バスの走行距離は、乗用車とは比較にならないほど長持ちします。一般的に、廃車までの目安は、走行距離約100万~200万kmです。これも年数同様目安であり、使用状況やメンテナンス状況で異なります。

加えて、路線バスであれば毎日運行、観光・高速バスでは比較的長距離が多いなど、バスの用途もさまざまです。

そのため、使用年数と走行距離の片方だけで判断するのではなく、総合的な判断が勧められています。故障やトラブルの頻度から廃車のタイミングを計りましょう。

バスの廃車タイミングを用途別にチェック

自家用と商用とでは使う頻度や走行距離が異なるため、年数や走行距離だけでは一概に言えません。大まかなバスの廃車タイミングは、用途によっても異なるのでしょうか。

送迎用マイクロバス・路線バス・高速バス・観光バスに分けて、それぞれの廃車目安を見ていきます。

送迎用マイクロバス

中型自動車に分類されるマイクロバスは、車両重量8t未満・最大積載量5t未満・乗車定員11人~29人までの車を指します。

2007年の道路交通法改正により、8t限定なしの中型免許や中型二種免許でも運転できるようになりました。そのため、個人所有、コミュニティバス、宿泊施設の送迎用など、幅広い分野で活躍しています。

廃車時期の目安は走行距離100万km・初年度から15年~20年です。高速を頻繁に走るか、もしくは街中メインで走行するかでも違いがあるため、エンジンの調子を見ながら判断することが大切です。

路線バス

路線バスは、バス停ごとに停車・発進を繰り返す特徴があります。山中や郊外を走る路線バスもありますが、大抵は街中を走行するためさほどスピードは速くありません。

平均的な年間走行距離は、約5万km~6万kmと言われています。15年~20年使用年数が経過した場合に当てはめると、その時点での走行距離は約75万km~120万kmです。エンジン負荷などを考慮しても、平均寿命は全うできるでしょう。

高速バス

長距離を移動する際に利用するバスと言えば、高速バスです。その名のとおり高速道路を走ることが多く、走行距離が長い特徴があります。平均年間走行距離は約10万km~20万km、トータルでは約100万km~200万kmは走るとされています。

ただしエンジンは速度が速いほど負荷が掛かるため、高速バスはエンジンに掛かる負担が大きいと言えます。エンジン負荷を考慮すると、約5年~7年の使用期間が寿命目安となるでしょう。

観光バス

修学旅行や観光旅行で利用されるのが観光バスです。観光バスも高速バスと同様に走行距離が多く、平均年間走行距離は約10万km~20万kmと言われています。

ただし目的地により高速道路の利用有無が変わるため、同じ観光バスでも寿命は同じではありません。一般的な使用年数・走行距離を考慮し、それを廃車の目安とする観光バス会社が多い傾向です。

廃車にしたバスは有効に活用される

バスは一般の乗用車と比較して、頑丈に作られています。廃車された後も、さまざまな用途で有効活用されているのです。廃車後の活用法が分かれば、選択肢の幅が広がるでしょう。実際に活用されている代表的な例をご紹介します。

廃車のパーツはリユース・リサイクルへ

バスを廃車する際にはまず解体作業を行います。そこで取り出されたタイヤ・座席・ドアパーツなどは、一部で再利用が可能です。

エンジンまわりの消耗部品についても、すべてが劣化しているわけではありません。解体時に使えそうな部品・パーツを取り出して、リユース部品やリビルト部品として再販されています。

公共施設での展示

公園などで廃車されたバスを見たことがあるでしょうか。子供たちが自由に遊べるように、遊具のひとつとして置かれているケースです。

遊ぶ際にケガがないよう、比較的きれいな内装状態のバスが選ばれることが原則です。遊ぶことを目的とせず、単純にオブジェとして展示されることもあります。

個人購入のニーズがある

あまり知られていないかもしれませんが、路線バスも含むバス全般は個人で購入可能です。ネットオークションや中古バス専門店などで販売されており、実際に購入した人の声はSNS上でも確認できます。

走行可能なバスの場合はキャンプ・アウトドアカーとして、不動車であれば敷地内で店舗・倉庫として利用されているようです。仮に走行可能なバスを購入して運転する場合は、バスのサイズに応じた運転免許や資格が必要になります。

部品交換して乗り続ける場合も

バスの走行性能に不具合が生じた場合、廃車をすぐに決めなくてもよいケースがあります。一部の劣化した部品を交換するだけで、再び走行できる場合があるためです。

日本のバスは海外でも人気が高く、年式が古いバスが今でも使用されています。定期的にメンテナンスを実施すること、平均寿命に左右されずに長く乗り続けられるのです。

バスを廃車処分する方法と費用

バスを廃車することにした場合、一般の乗用車と同じようにいくつか処分方法があります。ディーラー、中古車買取業者、解体業者などに相談する方法です。

具体的にどうすれば良いのか、また、その際に掛かる費用の目安について解説します。依頼先により費用が異なるため、事前に把握しておきましょう。

ディーラーの場合

基本的に、ディーラーや中古車買取業者も廃車する車の引取りや手続きを行ってくれます。ただし、バスは特殊車両として廃車などにかかわる全般業務を扱っていない店舗もあるため、引取り可能かどうかを確認してみましょう。

ディーラーや中古車買取業者に依頼する際に掛かる費用は、下記表のとおりです。

引取り手数料(レッカー利用なし)1万円~2万円
引取り手数料(レッカー利用あり)3万円
抹消登録手続き代行手数料1万円~2万円
自動車重量税還付金および自賠責保険料返戻金
手続き代行手数料
5,000円/1件につき

解体業者の場合

車の解体業者は、依頼された車を引取って解体してからスクラップにするのが主な業務です。使える部品はリサイクルして再利用するため、車の買取りができます。

解体業者に依頼する場合の費用は、下記表が一般的な相場です。解体が前提のため、大抵の場合レッカー車での引取りとなります。

引取り手数料0円~2万円
抹消登録手続き代行手数料0円~1万円
自動車重量税還付金および自賠責保険料返戻金
手続き代行手数料
5,000円~1万5,000円
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廃車費用はいくら?手続きにかかる料金·相場·無料で処分できる方法

自分でバスの廃車手続きをする方法

バスの廃車手続きは個人で行うことも可能です。廃車する際に行う手続きのことを正式には「抹消登録」と呼びます。

抹消登録の手続きは、居住地域管轄の運輸支局に出向いて必要書類を提出します。具体的な必要書類や費用を見ていきましょう。

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車の廃車手続き方法と必要な書類とは?自分でできる抹消登録の仕方

抹消登録とは?

抹消登録には、目的に合わせて「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の2種類があります。

一時抹消登録とは、一時使用中止する場合に行う手続きです。再度登録をして使用することができます。一時抹消登録した車については、自動車税は課税されません。

一方で永久抹消登録とは、この先二度と車を使用しないことを決めた際に行う手続きです。通常「廃車する」という場合は、永久抹消登録を行うことを指します。

これまで乗っていた自動車を国に認可されているリサイクル事業者に引き渡し、適正に解体処分していることが前提です。

参考:『自動車検査・登録ガイド(抹消登録)|国土交通省』

用意する物と費用

永久抹消登録の手続きで必要な書類は、下記を参照してください。各管轄地域ごとに必要書類が違ってくる場合があるため、事前に確認しましょう。申請書などは手続き当日に陸運局で入手でき、手数料は無料です。

倉庫や物置として利用したい場合は、申立書に用途廃止の理由・使用目的の記載が求められるケースがあります。

【必要書類】

  • ・車検証
  • ・ナンバープレート2枚
  • ・印鑑証明書(発行から3か月以内)
  • ・移動報告番号および解体報告記録日の情報(リサイクル券Bに記載)
  • ・実印
  • ・申請書
  • ・手数料納付書

【手続き手順】

  • 1.陸運局窓口で、申請書などの用紙を入手し、必要事項を記入する
  • 2.ナンバープレートを返却窓口にて返却する
  • 3.陸運局窓口に書類一式を提出する
  • 4.税申告窓口に自動車税申告書を提出する

管轄地域によっては、自動車税申告書提出が不要です。自動車重量税の還付手続きや、自賠責保険返戻金手続きも合わせて行いましょう。

参考:『自動車検査・登録ガイド(抹消登録)|国土交通省』

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バスを廃車するなら廃車王の買取りがお得

永久抹消登録は、自分で手続きする際は無料です。しかし、慣れていない場合は、手間と時間が掛かります。業者に依頼するのであれば面倒な手続きをせずに済みますが、代行手続料が発生することがデメリットです。

少しでも手間を省きお得に廃車したいと思っている場合は、ぜひ廃車王におまかせください。廃車王が多くの人から選ばれているのには、いくつかの理由があります。

廃車王なら費用は0円

ディーラーや中古車買取業者に廃車や引取りを依頼した場合は、数万円の費用が掛かるのが一般的です。

その点、廃車専門の廃車王では手続き代行手数料は原則無料です。加えて、解体費用・引取費用も掛かりません。ご指定の場所まで引取りに伺います。

高価買取りで即現金化

廃車王では解体代行だけでなく、買取りも行っています。もちろん年式が古い車、または事故車であっても大丈夫です。

全国150店舗の自動車解体業者が運営しており、廃車からでたパーツはリユース部品や資源としてリユース・リサイクルしています。高価買取りが可能な仕組みが確立されているのです。

廃車王の公式サイトでは、買取価格がすぐに分かる「無料査定」が用意されています。お電話でも受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

乗用車と比較すると、バスは丈夫に設計されています。しかし、いつか来る寿命は避けられません。廃車を検討する際には、有効活用法がないかをまず考慮してみましょう。

廃車王ではエンジンの調子が悪いバスでも、使えるパーツやリサイクル部品があれば買取り可能です。しかも、廃車にかかわる費用が原則一切掛かりません。廃車手続きや保険・税金の処理などもサポートしてくれるため、安心してご利用いただけます。なお、バスは特殊車両のため取り扱っていない店舗もありますので、お問い合わせの上でご利用ください。