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走行不能車とは?主な原因と予防方法について

走行不能車とは、文字通りに動かなくなってしまった車もしくは、法令等によって公道を走行してはいけない状態となってしまった車のことを言います。

走行できないほど状態が悪くなると、危険であることはもちろん、修理費用が高額になるケースが多いこともあるため、日頃から注意したいものです。

そこで今回は、走行不能車になる原因や予防方法などについてご紹介していきたいと思います。

 

走行不能車になる原因

まずは、走行不能車となってしまう原因を確認しましょう。考えられる原因は、次の通りです。

 

パワートレインが故障している

パワートレインとは、エンジンで発生した回転エネルギーを駆動輪へ効率よく伝えるための装置の総称です。具体的なパーツとしては、エンジンやクラッチ、トランスミッションなどに加えて、FR車や4WD車の場合はプロペラシャフトやデファレンシャルギアなども挙げられます。

 

足回りの装置が故障している

ブレーキやステアリング、サスペンションなどの足回りの装置が故障している場合も、走行不能車となってしまいます。

これらのような足回りの装置が故障していると、車が動いたとしてもコントロール不能となるため、大変危険なのです。

 

燃料系が故障している

エンジン周りの燃料タンクやポンプ、配管といった燃料系に故障がある場合も、燃料を正常に送ることができなくなってしまうため、走行不能車となります。

また、燃料を供給する部分だけでなく、排気に故障がある場合もエンジンを動かすことはできません。

 

些細なことが原因であることも

上記のような重大なトラブルが原因で走行不能車となってしまうこともありますが、些細なことが原因で車が動かなくなってしまうこともあります。

例えば、
・バッテリーが上がっている
・ガソリン切れ
・ギアがPに入っていない
・クラッチを踏んでいない
・スマートキーの電池切れ
・ハンドルにロックがかかっている

などといったことは見落としがちですので、もし突然車が動かなくなってしまったら、これらの見落としがないか確認してみましょう。

 

走行不能車となる前兆は?

走行不能車になってしまう場合は、異音がしたり振動が発生するなど、何らかの前兆があります。

このような前兆に気づいたら放置せず、すぐにディーラーや整備工場に確認してもらいましょう。

 

走行不能車にならないための予防方法

走行不能車とならないためには、日頃から定期的に点検しておくことが大切です。

2~3年ごとの車検だけでは不十分ですし、年に1回の点検でも不具合を見逃してしまう可能性があります。可能であれば半年に1回は点検し、ラジエーターの冷却水やエンジンオイルの状態などを確認するのがオススメです。

自分で点検するのが難しければ、ディーラーや整備工場に依頼しましょう。

 

まとめ

今回は、走行不能車になる原因や予防方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

もし、走行不能となり修理費が高額になってしまう場合は、廃車にすることも検討してみましょう。廃車王では、走行不能車の買取も行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。