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廃車の部品どりとは?違法となるケース・ならないケース

廃車の部品どりとは、解体して廃車にすることが決まっている車から、部品を取り外すことを言います。

どうせ廃車にするなら使用できる部品は取っておきたいと思われるかもしれませんが、軽率に部品をとることは危険ですし、違法となるケースも。

そこで今回は、廃車の部品どりに関する情報をご紹介していきたいと思います。

 

廃車の部品どりとは?

冒頭でもご紹介したように、廃車の部品どりとは廃車にする車の部品を取り外す行為です。

事故で動かなくなってしまったり、劣化してしまった車でも、中にはまだまだ使用可能な部品もあるため、取り外して売却できるのでは?と考える方も少なくないと思います。

しかし、廃車予定の車から部品を取り外すことは違法となる可能性があります。

 

廃車の部品どりは違法になる?

自動車の部品どりを行うには、解体業者としての許可が必要となるケースが多く、一部を除いた廃車の部品どりは、「自動車リサイクル法」や「廃棄物処理法」に抵触する恐れがあることから、注意が必要なのです。

 

自動車リサイクル法

自動車リサイクル法とは、使用済みの自動車から出る資源をリサイクルして活用する事を目的に、2000年に制定された法律です。

実際に、廃車にされた車の99%が解体後も有効に使用されていると言われています。

このような適切な廃車処理を行うために、解体業者は都道府県知事などから許可を得ることが規定されていると同時に、厳しい規制や基準が設けられているのです。

 

廃棄物処理法

廃棄物処理法とは、廃棄物の処理や清掃に関する法律のことです。

廃棄物を適切に分別、収集、保管や処理を行うことを促す規定であり、解体業者はこの廃棄物処理法の規則や基準に則り解体を行っているのです。

使用済みで廃車予定の車も「廃棄物」とみなされるため、個人で部品どりを行うと、「廃棄物処理法違反」や「器物損壊」に抵触する可能性があるのです。

 

個人で部品どりできる範囲は?

とは言っても、廃車予定の車から個人で部品どり可能なものもあります。

この場合、基本的には取り外したままでも問題のない付属品が該当します。例えば、ETC関連のシステムやカーオーディオ、カーナビなどは、取り外しても走行に影響がないことから、個人でも問題なく取り外すことができます。

 

お得に廃車にするなら廃車買取業者がおすすめ

車を処分して手放すのであれば、廃車買取業者に依頼するのが断然おすすめです。

中古車販売店などではほとんど価値のないとみなされるスクラップ同然の車であっても、廃車買取業者であれば部品や鉄やアルミといった資源に対して値段をつけてくれるため、0円以上で買取してもらうことが可能です。

 

まとめ

今回は、廃車の部品どりに関する情報をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

廃車買取業者であれば、部品どりによるリスクを負うことなく、まるごと売却することが可能です。愛車を手放す際に、少しでもお金に換えたいとお考えであれば、ぜひ一度見積もりを依頼していてはいかがでしょうか?