廃車するとお金になる理由とは？受け取れる金額をシミュレーション！

経年劣化で車が動かなくなったり、自然災害の影響で故障したりした場合、廃車による処分という選択肢を選ぶ方もいるのではないでしょうか。廃車と聞くとお金がかかるというイメージを持つ方もいますが、適切に処分すればお金に変えられます。車両のコンディションによっては高価買取も狙えるでしょう。

そこでこの記事では、廃車するとお金になる理由についてご紹介します。廃車をお金に変えるコツについても解説していますので、不要な車の処分をお考えの方は参考にしてください。

廃車はお金になるのか疑問に思ったことはありませんか？

トヨタのアルファードの廃車を考えております。走行距離15万kmを超えてから、あちこちの修理がたびたび発生する状態です。 中古車買取店で査定をしてもらったのですが、今使っている装備込みでも納得できる金額にはならなかったため、使えるナビやETC、ホイール、ドレスアップパーツは外した上で廃車にしてしまい、中古で同じ車を購入することにしました。 ただ、廃車でお金がかかるのが嫌だなと考えていたら、知り合いが廃車買取を教えてくれました。通常、お金のかかる廃車で、逆にお金がもらえるのが不思議ですが、どういった手続きを取ればいいかを教えてください。 ーーーお客さまからの質問

廃車にお金がかかるのに、お金がもらえるというのは、にわかに信じられない話ですよね。これは、立場によって廃車の価値が変わるためです。ディーラーや車屋さんにとっては、廃車にするような車は邪魔で1円の価値もない車ですが、廃車買取業者にとっては価値のある仕入れ商品となります。

廃車買取業者は、廃車を解体し、使える部品は中古パーツとして販売、鉄やアルミは資源としてリサイクルするため、下取り査定0円の車でもお金に変えられるのです。廃車を買い取って解体し、中古部品や資源を販売するということができるため、ご質問者さんの車を買い取ってくれるというわけです。

不要になった廃車はお金になる！

車を廃車する場合、引き取り手数料、解体手数料、廃車手続き費用など、さまざまな費用がかかることもあるでしょう。廃車するにはお金がかかるというイメージを持たれている方もいますが、近年は費用の負担を軽減できるようになっています。

廃車の処分にお金がかかったのは一昔前の話

廃車処分については、ネガティブなイメージが先行していました。処分するのに一定の費用がかかる、不動車を処分する際には作業費用を取られる、手続きに手間や時間がかかるなどのイメージを持っていた方も少なくないでしょう。

しかし、現在では廃車のイメージが大きく変わりました。サービスも向上しており、スムーズな手続きを進められます。

近年は多くの廃車がお金に変えられる

現在では廃車を売ってお金に変えられるようになりました。廃車の引き取りが無料になったり、廃車手続きの代行も無料で対応してもらえたりするケースが増えています。

このように出費を抑えて収入につながるようになったのは、廃車の価値を生かして収益化が行えるようになったことがひとつの理由です。

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廃車予定の車がお金になる2つの理由

車を手放すときは、なるべく出費を抑えながら高値で売りたいところです。近年では中古車としての再販売が難しい場合でも、相談先によってはお金に変えられるようになりました。ここでは、廃車予定の車がお金になる2つの理由について解説します。

廃車の買取を利用できる

車としての価値がなくなった場合でも、中古パーツや金属資源としての買取が可能です。小さなネジを含めると、1台の車には約3万の部品が使われています。廃車になった場合でも、使用可能なパーツについては再利用ができるため、リサイクルパーツやリビルト品として再販売が可能です。

また、パーツとしての再販売が難しい場合でも、金属を取り出せます。このように車としては再販売ができないときでもパーツや金属の再販売で利益を見込めるため、廃車予定の車でも売却が可能です。

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還付金を受け取れる

還付金とは、納税者に返還される税金のことです。還付金制度を活用すると、納めていた税金や保険金などを廃車時に受け取れます。廃車時に受け取れる税金は、自動車税種別割と自動車重量税です。

これらの税金は前払いで納めており、廃車時に申請すると、月割りで残り期間分の還付が受けられます。自賠責保険は、自動車損害賠償保障法によって加入が義務付けられている保険金です。自賠責保険も前払いで支払っているため、廃車時に使用されなかった保険金を受け取れます。

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廃車でどのくらいお金になるのかシミュレーションしてみよう

廃車を手放すときは、どのくらいのお金になるのでしょうか。廃車で受け取れるお金は、車種、年式、走行距離、車両のコンディションによって異なります。

ここでは廃車買取時のシミュレーションとして、廃車王の買取事例を軽自動車と普通自動車に分けてご紹介します。

軽自動車：2013年式 ホンダ N-BOXカスタムの場合

軽自動車の買取事例です。買取価格は、依頼した店舗によって変動します。2013年のホンダ・N-BOXの買取価格は以下の通りです。

メーカー	ホンダ
車種	N-BOXカスタム
年式	2013年
走行距離	10万1km
地域	長崎県
ボディタイプ	軽自動車
特記事項	故障車
買取価格	6万3,000円

※自賠責保険や自動車重量税の還付がある場合は、買取価格に含まれています。

軽自動車は、自動車税種別割ではなく軽自動車税種別割を納めます。ただし、軽自動車税種別割は月割課税制度がないため、還付金の返還はありません。

普通自動車：2008年式 トヨタ エスティマの場合

普通自動車の買取事例です。軽自動車と同様に、普通自動車についても依頼した店舗で買取価格が変動します。トヨタ・エスティマの買取価格は以下の通りです。

メーカー	トヨタ
車種	エスティマ
年式	2008年
走行距離	10万1km
地域	岡山県
ボディタイプ	ミニバン・ワンボックス
特記事項	車検切れ
買取価格	9万円

※自賠責保険や自動車重量税、自動車税種別割の還付がある場合は、買取価格に含まれています。

普通自動車の場合、自動車重量税や自賠責保険に加えて、自動車税種別割の還付を受け取れます。一方で車検切れの車の場合、自動車重量税や自賠責保険の残り期間がなく、還付の対象外となる可能性があるでしょう。

車の廃車でどのくらいの還付金が戻る？

廃車時には還付金の有無も確かめておきましょう。還付金の金額は、車検の残り期間や廃車手続きをした月などによって変わります。廃車のタイミングによっては、より多くの還付金を受け取れるでしょう。

ここでは、軽自動車と普通自動車の還付金をシミュレーションしてみました。廃車を検討している方は、事前にチェックしておきましょう。

軽自動車を廃車する場合

軽自動車には、軽自動車種別割の還付はありません。受け取れる金額は廃車手続きのタイミングによって変化しますが、自動車重量税や自賠責保険が還付の対象です。

ここでは、ホンダ・N-BOXを廃車した場合の還付金を見ていきましょう。廃車を予定している月が10月、廃車の残期間が6か月という条件で受け取れる還付金は以下の通りです。

メーカー	ホンダ
車種	N-BOX
排気量	658cc
重量	950kg（GグレードFFモデルの場合）
廃車を予定している月	10月
車検の残期間	6か月

軽自動車税種別割の還付金	0円
自動車重量税の還付金	1,900円
自賠責保険の還付金	4,190円

自動車重量税と自賠責保険の還付金を合わせると、合計で6,090円の還付金を受け取れます。自動車重量税の還付金については、廃車手続きの他に特別な手続きを必要としません。

ゆうちょ銀行や郵便局での受け取り、または指定した預貯金口座への振り込みを選択できます。一方で自賠責保険については、自賠責保険に加入した保険会社での手続きが必要です。

普通自動車を廃車する場合

普通自動車の場合、タイミングによっては自動車税種別割、自動車重量税、自賠責保険を受け取れます。ここでは、トヨタ・エスティマを廃車した場合の還付金を見ていきましょう。廃車を予定している月が8月、廃車の残期間が10か月という条件で受け取れる還付金は以下の通りです。

メーカー	トヨタ
車種	エスティマ
排気量	2,362cc
重量	1,820kg
廃車を予定している月	8月
車検の残期間	10か月

自動車税種別割の還付金	2万6,200円
自動車重量税の還付金	1万6,666円
自賠責保険の還付金	8,200円

車検の残期間が10か月の場合、合計で5万1,066円の還付金を受け取れます。軽自動車と同様に、普通自動車の自賠責保険の受け取りについても加入している保険会社での手続きが必要です。

この他の還付金としては、任意保険を解約する場合に加入している保険会社で手続きすると、既に支払っていた保険料が還付されます。

廃車をお金に変えるコツとは？

車を廃車する場合、できる限りお得に手放したいと思うのは自然なことです。一方で、所有していた車を処分する機会は少ないため、適切な廃車の仕方が分からないという方もいるのではないでしょうか。

廃車をお金に変えるコツは、早めの処分と処分費用のかからない業者の利用です。ここでは、それぞれのコツについて詳しく解説します。

なるべく早い時期に手放す

自動車税種別割は、毎年4月1日時点に車の所有者に対して課せられる税金です。納付書には、4月から翌年3月までの1年分の納税額が記載されています。還付を受けるときは、月割りで計算を行うため、手続きのタイミングにも配慮したいところです。

廃車のタイミングが1か月遅れた場合、還付金が1か月分減ってしまいます。還付金をお得に受け取りたいときは、できるだけ早い時期に手放しましょう。

自動車重量税や自賠責保険についても、還付は月割りです。車検の残期間がなくなるまでに手放すと、還付金を受け取れます。

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廃車手続きを無料対応している業者を利用する

廃車する際には手数料の有無を確かめましょう。不要になった車を廃車する際には、車の引き取り、解体処理、書類による廃車手続きの費用などが必要です。業者によっては、特定の手続きを有料で対応している場合があります。

見積書を受け取ったときは、無料対応の範囲を確かめておきましょう。見積書に費用が記載されているときは、詳細について尋ねておくのがおすすめです。高額な手続き費用が記載されているときは、依頼する業者の変更をおすすめします。

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廃車をお金に変えたい方は廃車王がおすすめ！

廃車買取業者の選定でお困りの方は、ぜひ廃車王にご相談ください。廃車王は自動車リサイクル業者で唯一、事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けています。

全国150店舗の中から最寄りの廃車王加盟店が対応するため、幅広いエリアでご利用いただける体制です。複雑で面倒に感じる廃車手続きは、無料代行している廃車王にお任せいただけます。

中間マージンをカットして買取価格へ還元

廃車王の強みのひとつは、買取査定額の高さです。廃車手続きや解体作業を外部へ委託している業者の場合、買取時に中間マージンも考慮した査定額となるでしょう。

廃車王は自社対応で廃車手続きや解体などを行い、リサイクルパーツや素材の販売して利益を生み出しています。中間マージンをカットしてより多くの利益を確保できるため、高価買取として買取査定額に還元ができる仕組みです。

故障車や不動車、事故車や車検切れなど、幅広い状態の買取に対応しているため、お気軽にご相談ください。

税金や保険の還付も受け取れる

廃車王は廃車の買取に加え、廃車手続きの代行手数料の無料化や原則無料での積載車による車の引き取り対応を行っています。対応エリアも幅広く、廃車時にかかる金銭的な負担が軽減できる体制となっているため、ぜひご相談ください。

また、廃車王では廃車の買取査定額とは別に税金や保険の還付についてもご案内しています。ご依頼前に廃車手続きに必要な書類の種類などが分からなくても問題ありません。まずは公式サイト上のWebフォームやLINE、電話からお気軽に無料査定をお試しください。

手放すとお金になる廃車についてよくある質問

廃車を検討する際には、お金を受け取れる理由や還付金が受け取れる理由など、さまざまな疑問が生まれることでしょう。ここでは、廃車に関するよくある質問についてまとめました。不要になった車の廃車をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

還付金とはどのようなお金のこと？

還付金とは、未使用期間に対する返金のことです。車の場合、廃車手続きを済ませると還付金を受け取れます。

廃車するとお金になる理由とは？

車を廃車するとお金になる理由のひとつは、解体予定の車でも買取可能なことです。解体した後に、使用可能なパーツや金属を取り出し、中古パーツや資源として再販売します。また、車の廃車手続きを済ませると、還付金の受け取りが可能です。

廃車で受け取れる主な還付金は？

廃車で受け取れる還付金として、自動車税種別割、自動車重量税、自賠責保険があります。軽自動車税種別割については、還付金の対象外です。任意保険についても、解約する場合には還付金を受け取れることもあります。

まとめ

車としての価値が失われた場合でも、リサイクルパーツや金属資源として再利用が可能です。業者では再販売で利益を生み出せるため、廃車でもお金に変えられます。また、還付金制度を利用すると、税金や保険金の受け取りが可能です。廃車買取なら、年式の古い車や走行不要になった車でもお金に変えられえます。

廃車王では、不要になった車を積極的に買取しています。公式サイト上のWebフォームやLINE、電話による無料査定に対応していますので、処分したい車がいくらになるのか調べる際にお役立てください。