過走行車でも買取してもらえる?高価売却を狙うためのポイント

2024年3月3日 車の基礎知識

愛車を手放すときは、できるだけ高い査定額で手放したいものです。しかし、一般的な車に比べて多くの距離を走った過走行車を所有している場合、買取してもらえるのだろうかと不安になる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、過走行車の買取の可否についてご紹介します。適切な買取業者の選び方や効果的な売却方法についても紹介しますので、過走行車の処分をお考えの方はぜひ参考にしてください。

過走行車でも買取は可能?

過走行車は中古車市場における需要が低いというイメージがあるため、査定しても断られるのではないかと思うかもしれません。過走行車についても買取は行われていますが、一般的な中古車を売るときとは異なる注意点があります。

ここでは、過走行車の定義や中古車市場における評価について解説します。

過走行車の定義

日本では、過走行車に関する法律上の厳密な定義がありません。中古車を取り扱う販売店や買取業者によって、過走行車の分類が異なります。中古車市場における一般的な過走行車の定義は、10年以内の年式で走行距離が10万km以上ある車のことです。

また、年間の走行距離が1万kmを超える車も、過走行車として分類されることがあります。例えば、新規登録から5年間の使用で走行距離が7万kmや8万kmの中古車の場合、過走行車として判断されるかもしれません。

買取価格が抑えられやすい

車の査定では、走行距離が標準的なほど高値で買取される傾向にあります。特に年間の走行距離が1万kmに近い車は、高額査定が目指しやすいでしょう。一方で、年間の走行距離が1万kmを超える過走行車については、通常の中古車と比べて買取価格が低い傾向にあります。

また、総走行距離が10万kmを超えると、査定額が下がりやすい傾向があります。走行距離が9万kmの車と10万kmの車の買取を見積もりした場合、査定額が大きく変わることもあるでしょう。 

過走行車の買取価格が低くなる理由とは?

過走行車は一般的な中古車と比較して買取価格が低く設定される傾向がありますが、それは中古車市場においての需要が低いことがひとつの理由です。ここでは、過走行車の買取価格が低くなる4つの理由を紹介します。

市場価値が低い

中古車市場では、年式の新しい車や走行距離の短い車の人気が高い傾向です。同じ車種の場合でも、近しい条件であれば年式や走行距離を比較して比較的新しい車両を選ぶことでしょう。

このような中古車市場の傾向から、走行距離の多い過走行車は敬遠される傾向にあります。通常の中古車と比較した場合、過走行車は在庫として残り続ける恐れがあるため、買取業者は過走行車の在庫リスクを考慮しながら査定を行う必要があります。リスクを最小限に抑えるためには、買取価格を低めに設定するのが一般的でしょう。

修理や交換が必要になる可能性が高い

過走行車はパーツが劣化している可能性があり、比較的高額なパーツの交換が必要になるケースも見られます。カーエアコンやパワーウインドウなどの機能に不具合が生じた場合、修理を行わなければ快適性が大幅に下がるでしょう。

買取業者では在庫リスクを減らすために、徹底した整備によって不具合を解消する必要があります。パーツの修理や交換に伴う手間や費用が車の査定価格に反映されるため、通常の中古車よりも査定額が低くなりやすいのです。

故障リスクが高い

走行距離の多い車や年式の古い車は、通常の中古車よりも故障リスクが高い傾向にあります。コンディションに問題を抱えていると、走行中に突然のトラブルが発生する恐れもあるでしょう。

走行距離が増えると車の不具合が起こりやすくなるため、エンジンが故障した場合などのように車としての価値が失われてしまうことがあるでしょう。

パーツが不足する恐れがある

過走行車は走行距離の多さが特徴であり、年式の古さには定めがありません。ただし、過走行車の多くは使用期間が長く、低年式の傾向にあります。売却を検討している車が低年式の過走行車の場合、純正パーツの生産終了に注意する必要があるでしょう。

パーツ供給は車種によって異なりますが、自動車メーカーの供給の目安は10年です。限定車専用パーツについては、早い段階で入手困難になりやすいでしょう。買取業者では修理リスクを最小限にとどめるために、査定額を低く設定しています。

過走行車の高値買取を目指す方法と避けたほうが良い売却先

過走行車の中古車買取は、一般的な中古車に比べて査定額が低くなりやすい傾向です。しかし大切に乗ってきた車を手放すのであれば、できるだけ高値で売りたいと思うことでしょう。車の買取は、状況に適した売却先を選ぶと最高値が目指しやすくなります。

車の主な売却先は大きく3つに分けられるため、自分に合った売却先を探してみましょう。ここでは、過走行車の適切な売却方法と避けるべき売却先について詳しく解説します。

車の売却先は3パターンある

車の売却先は、中古車買取、下取り、廃車買取の3つです。下取りは主にディーラーが実施しており、新車購入を条件に使用中の車を引き取っています。過走行車を下取りに出した場合、価格が付かずに処分費用が発生することもあるでしょう。

中古車買取は中古車販売店が実施しており、過走行車でもコンディションが良好なら買取してもらえるでしょう。希少価値の高いレアなモデルなら、高価買取が可能です。中古車としての価値が無いときは買取してもらえないため、廃車買取が選択肢となります。

廃車買取ならどのような状態の車でも売れる

過走行車を手放すなら、廃車買取業者での売却をおすすめします。廃車買取業者では、過走行車を含むさまざまな車の買取に対応しているからです。エンジンの故障や事故による激しい損傷で走行不能な状態でも、パーツや金属資源としての価値が生み出せるため買取が可能となります。

また、廃車買取業者では廃車に関わる費用を原則無料で提供しており、0円以上の買取が可能です。一般の中古車市場では売りにくい過走行車でも買取してもらえます。

再販ルートの多い廃車買取業者がおすすめ

再販ルートの多い廃車買取業者なら、査定額のアップを期待できるでしょう。耐久性に優れた日本車は、海外で安定した人気を誇ります。日本では廃車扱いになる走行距離の多い車でも、海外に再販ルートがあれば高値で取引されることもあるでしょう。

車としての再利用が難しい場合、廃車として解体を行います。リサイクル工場を持っている廃車買取業者なら、自社での中古パーツや資源の再販が可能です。

複数社の見積もりを比較して高値を目指そう

過走行車をお得に手放したいときは、複数の業者による相見積もりをおすすめします。1社に絞って見積もりを依頼すると、妥当な買取価格の目安が分かりにくいでしょう。市場価値を下回っている可能性もあるため、適切な判断が難しくなります。

異なる複数の業者から見積もりを取ると査定額の平均が見れるため、おおよその買取相場を把握できます。また、査定額やサポート内容の比較が可能なため、自分に合った廃車買取業者を選定できるでしょう。Webや電話による無料査定に対応している業者なら、自宅での査定申し込みが可能です。

過走行車の買取事例を見ておこう

2024年2月時点における、廃車王での過走行車の買取実績は以下の通りです。買取価格は依頼した店舗や時期など、さまざまな要素によって変わります。

車種 年式 走行距離 依頼した店舗 買取価格
ダイハツ ムーヴラテ 2004年式 不明 熊本県熊本店 2万2,000円
ホンダ フリードスパイク 2010年式 不明 岐阜県可児店 2万5,000円
ミツビシ eKアクティブ 2005年式 10万1km 岩手県三陸店 1万円
フォルクスワーゲン ゴルフ・ヴァリアント 2011年 不明 徳島県徳島北店 3万円
マツダ プレマシー 2006年 10万1km 岡山県倉敷店 5万円

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過走行車を高値で売りたいときは日頃のメンテナンスが大切

過走行車を高値で売却するには、日頃のメンテナンスが大切です。過走行車でも定期的なメンテナンスを行いコンディションを整えておくことで、パーツの状態を良好に保ちやすくできます。

また、小まめなメンテナンスにより、潜在的な問題を早期に発見できるでしょう。ここでは、過走行車の高価買取を狙う際に押さえておきたいメンテナンスのポイントをご紹介します。

コンディションに気を配る

過走行車でもコンディションに注意を払うことで、買取価格のアップが可能です。コンディションを良好な状態に保つ方法のひとつに、定期的なオイル交換があります。エンジンオイルには冷却作用があり、小まめな交換によってエンジンの劣化を防げます。

エンジンオイルにはエンジン内部のさびを防ぐ役割もあるため、適切なオイル交換は車を利用する上で大切なメンテナンスです。また、小まめな洗車や車内清掃など、外装や内装のメンテナンスを行うことで、きれいな車両状態を保てます。

タイミングベルトを交換しておく

タイミングベルトとは、クランクシャフトからカムシャフトに動力を伝えるパーツのことです。金属製とゴム製のタイプがあり、ゴム製のタイミングベルトは劣化すると切れることがあります。

タイミングベルトが切れると走行不能に陥るだけではなく、エンジンに深刻なダメージを与える恐れがあるのです。タイミングベルトを適切な時期に交換しておき、トラブルを未然に防ぐと良いでしょう。ゴム製のタイミングベルトの交換は、10万kmが目安です。

過走行車の買取をお考えの方は廃車王へ!

中古車としての価値が付かない過走行車は、自分で廃車手続きを行うと手間や出費が生まれてしまうため、対応に困ってしまうこともあるでしょう。そのようなときは、ぜひ廃車王へご相談ください。

廃車王はどのような状態の車でも0円以上の買取を行い、面倒な廃車手続きも無料で対応しています。

廃車王ならさまざまな車の買取に対応

廃車王では過走行車をはじめ、不動車や事故車などのあらゆる車種の買取に対応可能です。事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けた廃車王は、全国150店舗から最寄りの組合員が廃車のご相談を承ります。

仕入れとして買取した廃車は、自社対応で廃車手続きや解体を行い、リサイクルパーツや資源へと変えています。それらの再販売によって利益化しており、中間マージンがかからない仕組みによってより多くの利益を生み出すことに成功しました。

このようにして得た利益は、廃車の買取価格に還元しているのが特徴です。廃車をできるだけ高く売りたい方は、ぜひ廃車王へご相談ください。

Webフォームを利用すれば約20秒で査定依頼が可能

廃車王ではWebフォーム・電話・LINEなど、複数の査定依頼の方法に対応しています。特にWebフォームからの査定を利用すると、約20秒で申し込みが可能です。手放したい車の情報と保管場所を入力するだけで、査定依頼の申し込みができます。

LINEを利用した査定では、スマホから基本情報を送るだけで申し込み可能です。査定を希望する車の写真があれば、よりスムーズな査定が受けられます。営業時間内であればリアルタイムでの査定が行えるため、お気軽にご活用ください。

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過走行車の買取にまつわるよくある質問

過走行車を手放すときは、通常の車に比べて車両状態の不安要素が多くなることから、買取に関する疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。ここでは、過走行車の買取にまつわるよくある2つの質問とそれぞれの回答についてご紹介します。

過走行車でも買取してもらえる?

過走行車は国内市場の需要が少ないものの、買取自体は可能です。廃車買取業者なら0円以上の買取を期待できます。

過走行にはどのようなリスクがある?

過走行車の主なリスクは、経年劣化による故障です。パーツの修理や交換のための維持費がかかる傾向にあります。

まとめ

過走行車でも買取は可能ですが、査定額は抑えられやすいでしょう。車を手放す方法として、ディーラーによる下取りや中古車販売店による買取などがあります。ただし、過走行車の売却については、廃車買取業者の利用が適しているケースも少なくありません。

廃車王では、さまざまな車の買取に対応しています。公式Webサイト上の入力フォームをはじめ、電話やLINEによる査定を実施しており、来店なしで車を引き渡すことも可能です。過走行車の売却を検討している方は、ぜひ廃車王にお尋ねください。

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