ガソリンスタンドでの廃車買取とは?「1万円廃車」の1つのメリット・3つのデメリット!
2023年10月27日 車の基礎知識
ガソリンスタンドでの廃車買取とは、手軽に車を持ち込むことができる一方で、ガソリンスタンドならではの様々なデメリットがあります。
廃車を検討している方にとっては「1万円廃車」は魅力的に感じるかもしれませんが、本当にお得なのでしょうか?
そこで今回は、廃車買取をガソリンスタンドに依頼するメリットとデメリットと併せて、廃車買取で損をしないための注意点などについてご紹介いたします。
目次
廃車買取をガソリンスタンドが行う理由
廃車買取をガソリンスタンドが行う理由は主に3つあります。
一つは、廃車買取した車を中古車として再販売する目的があるからです。廃車買取として引き取った車の状態によっては、中古車として再び販売できることから、ガソリンスタンドは利益を得ることができます。
二つ目は、廃車買取として引き取った車のパーツを販売することができるためです。どんな状態の車であっても、使用されている部品を「中古パーツ」として販売することができるのです。
三つめは、廃車買取として引き取った車を海外で再販売するためです。年式が古かったり、走行距離が10万キロを超えているような車は、国内では需要を見込むことが難しいですが、海外では中古車として販売することが可能なのです。
廃車買取をガソリンスタンドに依頼するメリット
廃車買取をガソリンスタンドに依頼するメリットは、手軽に車を持ち込むことができるということです。普段から馴染みのあるガソリンスタンドであれば、より安心して廃車買取を依頼することができるでしょう。
また、中古車販売店やディーラの廃車買取を依頼すると、車の状態によっては「マイナス査定」となってしまうことも。廃車にするための手数料がかかってしまうこともあるため、ガソリンスタンドでよくある『一万円廃車』は魅力的かもしれません。
廃車買取をガソリンスタンドに依頼するデメリット
廃車買取をガソリンスタンドに依頼するデメリットとしては、次のようなことがあります。
・廃車買取専門業者に依頼するよりも査定額は低くなる場合がある
・的確な相場がわからない場合がある
・廃車手続きに慣れていない
ガソリンスタンドは廃車買取業者に比べると、廃車に対する知識や経験に乏しいため、やはり専門性に劣ってしまいます。
その結果、的確な相場を把握しきれていなかったり、相場よりも低く見積もられてしまう可能性もあります。
また、廃車にするには陸運局にて廃車手続きを行う必要があるのですが、そういった事務的な処理に関しても、知識と経験のある廃車買取専門業者に依頼する方が安心だと言えるでしょう。
廃車買取をガソリンスタンドに依頼する際の注意点
ガソリンスタンドでの廃車買取は、メリット以上にデメリットが目立ちますが、それでもガソリンスタンドで手軽に廃車にする場合は、下記のことについて注意してください。
・還付金の請求
・廃車手続き代行サービスの有無
・レッカー代の発生有無
有効期限が残っている場合、廃車にすると自動車税・重量税・自賠責保険の還付金を受けることができます。
廃車買取業者の場合は基本的に還付金に関する説明、返金がありますが、ガソリンスタンドの場合はあいまいになっている可能性がありますので、確認しましょう。
また、廃車にするには車を解体後、陸運局にて事務的な手続きが必要となります。この手続きを代行してもらえるのか、自分で行う必要があるかも、確認する必要があります。
さらに、自走できない車の場合は、レッカー代が別途かかるかどうかも聞いておきましょう。
まとめ
今回は、廃車買取をガソリンスタンドに依頼するメリットとデメリットなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
忙しい方にとっては手軽に廃車にできるガソリンスタンドは魅力的ですが、その裏にある多くのデメリットも知っておきましょう。
廃車王なら、廃車手続きやレッカーを無料で行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。