事故によって廃車にする基準とは?廃車にするなら〇〇がおすすめ!

2021年12月10日 車の基礎知識

事故による廃車は、破損がひどく修復できないほどの状態であったり、修理は可能でも修理費が高額となる場合に選択される方法です。修理が不可能なダメージであったり、修理が可能でも費用が高額になってしまう場合、廃車を検討することになりますが、どこに相談したらいいのか、悩ましいところですよね。

そこで今回は、事故によって廃車にする場合の基準や、廃車の手続き方法などについてご紹介していきたいと思います。

 

修理?廃車?判断基準とは?

愛車を運転していて事故にあってしまった場合、修理するか、それとも廃車にするのかを判断するのは悩ましいですよね。事故車の最適な選択方法を検討する際のポイントは、次の通りです。

 

フレームへのダメージの有無

車体のフレームにダメージがあると、修理するにも高額になってしまいますし、修理したとしても「修復歴車」として取り扱われることになります。「修復歴車」とは、交通事故や自然災害などによって車の骨格部分の交換や修理を行った経緯がある車のことを言い、査定額が低くなってしまう傾向があるのです。

こういったことから、車体のフレームが破損している場合には、修理ではなく廃車にすることをおすすめします。

 

修理する場合の経済的な負担

フレームに破損がない場合には、修理に出しても比較的安価に抑えることができます。加えて、自分や相手の保険金の支払いが見込める場合は、それを修理費に充てることも可能です。事故によるダメージが少なく、修理にかかる費用が許容範囲であれば、廃車ではなくしっかりと修理に出してあげましょう。

 

事故車は修理してもリスクが残る

きちんと修理してもらっても、一度事故にあってしまった車は、これまでと全く同じ状態に戻るわけではありません。破損した箇所や修理の方法によって、劣化が早まってしまったり、ダメージを受けた部分が再び破損してしまう場合もあるのです。

事故にあった愛車に大切な思い出があったり、愛着を強く持っているというわけでなければ、廃車にして新しい車をお迎えするほうが安心です。

 

事故で廃車にする際の手続き方法

事故にあった車を廃車にする方法には、次のような方法があります。

 

解体業者に依頼する

事故にあった車を解体してくれる解体業者に依頼すると、1万円~2万円程度で事故車の処理をすることができます。自動車税の還付や、陸運局への手続きなど、自分で全ての手続きを行うのであれば費用を抑えることができますが、様々なことに自力で対応しなければならず、手間がかかってしまいます。

加えて、自走できない場合にはレッカーを依頼する必要があり、別途1万円~2万円ほどの費用がかかることも知っておきましょう。

 

ディーラーに依頼する

事故車を廃車にして新しい車の購入を検討しているのであれば、ディーラーに依頼することも一つの方法です。新たに車を購入する値引きの代わりとして、廃車する際にかかる費用を負担してくれる可能性もあるからです。ただし、廃車にかかる費用やレッカー代を請求される可能性もありますので、注意が必要です。

 

廃車買取業者に依頼する

事故車を処理するもう一つの方法は、廃車買取業者に依頼することです。廃車買取業者に依頼すると、廃車の手続きに必要な費用や、自走できない車のレッカー代まで負担してくれる場合もあります。

さらに、廃車買取業者に依頼すれば、事故車の買い取り費用を受け取ることも可能です。その理由は、事故車でも部品を売却することで、プラスの査定が発生するからです。事故によるダメージがひどく、プラス査定が付かない場合でも、面倒な手間が省けて費用もかからないと言う点で、廃車買取業者に依頼することには大きなメリットがありますよね。

 

事故車を廃車にする場合の注意点

事故車を廃車にする場合は、悪徳業者に注意しましょう。悪徳業者かどうかは、素人ではなかなか判断がつきにくいですが、後々トラブルを防ぐためにも、きちんと説明してくれる業者を選ぶことがポイントです。

例えば、契約書や見積書の説明をしっかりとしてくれているか?親身になって相談に乗ってくれているか?といったところは、意外と重要なポイントなのです。インターネットの口コミや実績なども参考にして、健全な業者にお願いしましょう。

まとめ

今回は、事故によって廃車にする場合の基準や、廃車する場合の処理方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

愛着のある車を廃車にすることは苦渋の決断となりますが、修理費があまりにも高くついてしまう場合には、廃車買取に出すことも一つの方法です。廃車王では事故車も買取対象となっておりますので、ぜひお気軽にご相談してくださいね。