トラックを廃車にしたい!費用はどのくらい?

2018年6月11日 こんなとき廃車にできる?

トラックを手放したいけれど、廃車にするのは面倒だと感じてガレージに放置している人は、たくさんいるのではないでしょうか。実は、トラックの廃車手続きは大型やトレーラーでない限り、普通自動車と同じです。さらに、車の状態によっては高く売れることもあるのです。では、トラックを廃車にするには具体的にどんな工程があるのか、詳しく見ていきましょう。

トラックの寿命はどれくらい?

トラックを廃車にしたい理由は人それぞれですが、主なものはトラックの「寿命」ではないでしょうか。一般的には、トラックの寿命の目安は年数と走行距離だと言われています。実際に、トラックは何年間乗ることができて、どれだけ走ったら寿命なのか検証してみました。

 

寿命とされる年数

自動車の寿命はおおよそ10年と言われていますが、統計を見てみると2017年の普通自動車の平均使用年数、つまり新車登録から廃車までの期間は12.91年でした。一方、トラックの場合は14.37年と、普通自動車より寿命が長いという結果が出ています。その理由として、エンジンが普通車と比べて大きく、消耗が少なくて済むということと、部品パーツが大きくむき出しになっているので、交換修理がしやすいことが一般的に考えられている理由です。しかし、メンテナンスを定期的に行ったトラックの場合は、20年以上も乗り続けられます。

さらに、車の部品は、エンジンも、穴の空いたボディも、ほとんどが交換可能なので、理論的にはメーカーの部品供給が終わるまで半永続的に乗り続けることができるのです。とすると、平均使用年数はあくまでも目安であり、寿命はユーザーのメンテナンスと判断で決まってくると言えるでしょう。

 

寿命とされる走行距離

走行距離は、寿命か否かの判断をするときの重要な判断材料になります。一般的に、新車で購入した普通自動車の走行距離は10〜15万kmが寿命だと言われていますが、トラックの場合は30〜40万kmと、普通車の3倍以上です。しかし、この数値は最低限の消耗品交換を行ってきた場合の数値で、実際には100万kmを目安にしている人がほとんどです。普通車と比べて、トラックの消耗は非常にゆっくり進むのです。

普通車の場合、「寿命」と認識される多くのケースは「タイミングベルト」が切れてしまった時と認識されています。このベルトの交換目安は、走行距離が10万kmの時とされており、これを期に車の買い替えをするドライバーがほとんどです。もちろん、交換をすればさらに走行可能ですが、交換費用がそれなりにかかってしまうため、走行距離が10〜15万kmの時が寿命だと言われているのです。

一方で、トラックの寿命が約30万kmと認識されているのは、タイミングベルトの代わりに「タイミングチェーン」が使用されているからでしょう。タイミングチェーンの交換目安は、30万kmと言われていますが、交換にかかる費用はおよそ20万円。部品交換とメンテナンスを定期的に行っていれば、トラックは100万kmを問題なく走るので、このチェーンを交換し、30万kmの走行距離で廃車にしてしまうケースは稀だそうです。車の調子が悪く廃車を検討している人は、まずタイミングチェーンのコンディションを調べてみてはいかがでしょうか。タイミングチェーンを交換するだけで調子が良くなる可能性があります。

なお、軽トラックの場合、タイミングベルトを使用している車がほとんどです。ただ、タイミングチェーンを使っている車種もありますので、「寿命かな?」と思ったら一度調べて見ましょう。計画していたよりずっと長く乗れるかもしれません。

 

排気ガス規制

トラックを廃車にするかどうか迷った時に、検討しておきたい項目がもう1つあります。それは、排気ガス規制です。現在所有しているトラックの寿命は、この規制に対応しているか否かで変化します。排気ガス規制とは、一酸化炭素、窒素酸化物、炭化水素類、黒煙など、車から排出される大気汚染物質を削減するために制定された規制です。大気汚染防止法、自動車NOx・PM法、都道府県条例などで定められており、年々厳しくなっています。規制は、自動車の交通が集中し、工場などの排出規制を保つのが難しい、大気汚染が進んでいる地域に適応されているので、お住まいの地域が対策地域かどうかを調べてみましょう。

もし、自身のトラックが対策対象地域内のもので、排気ガス規制に対応していない場合、まず新車から何年経っているかを確認してください。排気ガス規制には執行猶予期間があり、新車から7年以内のトラックであれば基準を満たしていなくても走行することができます。しかし、この猶予期間中に規制に対応することが義務付けられています。対応には、DPFや酸化触媒を取り付けるなど多額の費用がかかるので、買ってから7年近く経っていて、かつ走行も100万kmを超えているようであれば買い替えを検討した方が良さそうです。このようなケースは、まだまだ走れるトラックでも「寿命」が来たと言えるでしょう。なお、積載量8t以上の大型トラックやバスなど、ディーゼル車の場合、DPFや酸化触媒を導入に対して一部補助金が出ます。これらの補助金導入の方が、買い替えよりも安価で済む可能性もあるので、各地方公共団体に問い合わせてみてください。

 

トラックを廃車にする際にかかる手続きと費用とは?

廃車をする手続きはどんなもの?

トラックを廃車するときにかかる手続きは普通自動車と同じですが、トラックを手放す際は抹消登録をする必要があります。この抹消登録には2種類あり、長い間トラックを使用しないときや、誰かに譲渡する考えがあるときなどは「一時抹消登録」、今後乗車する予定がなく、スクラップにする場合は「永久抹消登録」をします。

 

一時抹消登録とは

一時抹消登録する場合は、所有者の印鑑証明書や車検証などの必要書類とともに、所轄の運輸支局へ出向きます。ナンバープレートも返却する必要があるので、トラックの前後のプレートを事前に外しておきましょう。一時抹消登録の登録には、手数料として350円かかります。登録が済むと「一時抹消登録証明書」が発行されます。この証明書は次に乗る際などに必要になるので、大切にとっておきましょう。税申告窓口で自動車税の廃止手続きも忘れずに行ってください。後日、自動車税が月割計算で還付されます。

 

永久抹消登録とは

永久抹消登録をする場合は、まず、ナンバープレート2枚を事前に外し、トラックを解体する必要があります。解体を済ませたら、15日以内に印鑑証明書や車検証など、必要書類を持って運輸支局で登録手続きを行いましょう。そして、申請書に解体業者からもらった「移動報告番号」と「解体報告記録日」を記入します。これらを必要書類とともに提出したら、一時抹消登録と同様、税申告窓口へ自動車税の廃止手続きも行ってください。後日、自動車税が月割計算で還付されます。永久抹消登録は一時抹消登録と違い、運輸支局での手数料はかかりません。しかし、解体する際に1〜2万円ほど費用がかかることもあるので、解体費用は事前に調べておくといいでしょう。

自分で廃車手続きをするのが難しい人は、廃車を代行してくれる業者に頼むとよいでしょう。車の買い替えと合わせて、車の販売店やディーラーに代行してもらうこともできますし、ご自身で廃車買い取り業者に頼むなどの方法もあります。まだ乗れるトラックであれば、ディーラーが下取り車として買い取るケース、買い取り額0円として引き取るケース、あるいは、有料で廃車の代行をするケースなど、車の状態によってさまざまです。

しかし、場合によっては買い取ってもらえないこともあるので、注意してください。廃車買い取り業者であれば無料で全てを代行してくれることがほとんどなので、スムーズに廃車をしたい人にとっておすすめです。さらに、廃車をスクラップにするのではなく、購入することを前提にしている店舗もあるので、トラックの状態を判断しつつ、廃車にもいろいろな選択肢があることを頭に入れておくといいでしょう。

代行をお願いする際には、一時抹消登録をするのか、永久抹消登録をするのか、自動車税の還付金を誰が受け取るのかを明確にしておきましょう。廃車手続きをしたつもりが中古車として売られていることがわかったり、還付金が支払われなかったり、トラブルの原因になります。

 

廃車の補助金制度は存在する?

かつてはありましたが、今は個人に対する補助金制度はありません。しかし、中小業者や運送事業者を対象とした補助金制度は存在しています。廃車に伴い、先進環境対応型のディーゼルトラックを3台以上導入することが最低条件です。補助額は積載量などによって変わってくるので、詳しく知りたい人は、環境優良車普及機構のサイトを参照してください。

 

買い取りしてくれる業者はある?

中古車として、まだ乗れる可能性があるトラックであれば、買い取り業者に一度査定してもらうことをおすすめします。自分では廃車だと思っていても、部品を交換するだけで、まだ走れることもあるので、自己判断する前に専門家に相談するのが確実です。しかし、注意しなくてはならないのは、車としての価値が少しはあると思っていても、逆に廃車費用を請求されてしまうケースもあります。自分のトラックのコンディションに自信がない人は、ボロボロで買い手がつかない車であっても、確実に無料で引き取ってもらえる業者にお願いしましょう。

一方で、現金化できないと思っていたトラックが、思ったよりずっと高値で売れたというケースもたくさんあります。日本で廃車とされても、まだまだ海外で需要がある車や、一見壊れていても使える部品が残っている車があるのです。廃車トラックを積極的に購入したい業者もたくさんいるので、スクラップにする前に、できるだけ多くの業者に査定してもらいましょう。思わぬ収入が見込めるかもしれません。

 

トラックの廃車は案外ラクにできる!

 

トラックの廃車は一見すると面倒そうに感じてしまいますが、案外難しくありません。廃車手続きが億劫でトラックを放置していた人は、これを機にやってみようという気になったのではないでしょうか。自分で廃車手続きをするのもいいのですが、数多くある代行業者にお願いすることで、現金化できる可能性もあるので、臨時収入を得るチャンスです!ぜひ廃車を前向きに検討してみてください。

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