車が動かない時の原因と対処法

2018年1月30日 車買い換えのタイミング

突然エンジンがかからなくなった…

この記事を読んでいる人の中には、今まさにエンジンがかからずに困っている方もいるかもしれません。普段動いているものが動かなくなり、慌てているかもしれませんが、こういう時こそ冷静になって、原因を探していきましょう。今一度確認しながら、見落としがないか、自分で対処可能か、助けを呼ぶべきかを判断しましょう。

 

動かない原因~バッテリー上がりから操作ミスまで~

まずは落ち着いて原因を探しましょう。もしかすると意外な見落としがあるかもしれません。ここではエンジンがかからない原因を挙げていきますので、今まさにピンチな方は一緒に確認していきましょう。

まずは些細な見落としはありませんか?

慌てている時には、普段行っていることにも気が回らないものです。落ち着いて以下の事がないか確認してみましょう。

 

ガソリン切れ

最後に給油した日は覚えていますか?燃料のメーターがゼロになっていませんか?車種によってはガソリンが減ってきた際に点灯するランプがなく、気づかずにガス欠になっていたりするケースも多々あります。エンジンを掛けようとした際にセルモーター音のキュルキュルとした音は聞こえ、ランプも通常通りに点灯する場合、ガス欠の可能性がありますので、確認してみましょう。

また、ガソリンは長期間放置すれば劣化します。何年も乗っていない車であれば、たとえガソリンが入っていたとしても燃料として使えない可能性があります。

 

ギアがPに入っていない

AT車の場合、エンジンを起動する際にはギアがPレンジに入っていない場合、エンジンはかかりません。DやNレンジのままエンジンを切ったままになっていませんか?車種によっては、ブレーキペダルを踏んだままでないとエンジンが始動しない車もあるため、車種によって確認しておきましょう。

 

クラッチを踏んでいない

MT車の場合、クラッチペダルを踏みこんだ状態でないとエンジンはかかりません。また踏み込みが甘い場合も同様です。しっかりと奥まで踏み込んだ状態でもエンジンがかからないか確認してみましょう。

 

ハンドルロックが掛かっている

車種によっては盗難防止機能としてハンドルロックが装備されています。このハンドルロックとは、エンジンが切れ、キーを抜いた状態でハンドルを操作すると、異常行動と判定してハンドルを固定する機能です。ハンドルロックが作動している状態では、キーを挿してもキーが回らず、エンジンもかからなくなります。

 

スマートキーの電池切れ

スマートキーの車であれば、鍵側の電池切れが原因でエンジンがかからない場合が考えられます。電池が切れて間もない場合は、エンジンスタートボタンに近づけることで反応する場合もあります。

 

バッテリーが上がっている

前述の項目のどれにも当てはまらない場合、次に考えられるのは「バッテリーが上がり」です。バッテリー上がりは、エンジンがかからないトラブルでも特に多く、JAFが出動するトラブル第1位だそうです。エンジンがかからなくなる直前、以下の事に心当たりはありませんか?

・カーオーディオやエアコンを多用していた

・室内灯がつけっぱなしだった

・ヘッドライトを切り忘れた

・挿したままのキーがOFFになっていなかった

・最近車に乗っていなかった

バッテリー上がりの原因は、バッテリーの使い過ぎや、車を長い間走らせていないことなどが考えられます。まずは、エンジンを始動しようとした時の反応を確認しましょう。もし、エンジンをかける際にセルモーターのキュルキュルとした音が聞こえず、エンジンがかからない場合は、バッテリー上がりの可能性が高いです。

 

交換などが必要な故障

上記のいずれにも該当せず、エンジンが掛からない場合は、機器に異常があるか、故障・破損している可能性があります。考えられる事象としては以下のようなものがあります。

・バッテリーターミナルの腐食

・メインヒューズが切れている

・セルモーターが故障

・プラグの不良

・燃料ポンプの故障

・ファンベルトが切れている

もし、家から出発前に発生したトラブルであれば、後日交換・修理などの対処が可能ですが、出先など緊急を要する場合は、JAFなどのロードサービスに連絡を取り、対処してもらうのが一番安全で確実です。

 

エンジンがかからない時の対処方法

 

 ガソリン切れの際の対処法

ガソリンが切れて動かない時の対処法は以下の手順で行いましょう。

1.車の異常を後続の車に知らせ安全を確保する

  もし、走行中にガス欠になり速度が落ちてきた場合は、慌てずハザードランプを点灯させて、後続の車に異常を知らせます。後続車に何も伝えないまま速度が落ちれば最悪の場合追突される可能性があります。仮に後続に車がいない場合でも、必ずハザードランプを点灯させてできるだけ安全な場所に停車しましょう。安全な場所に停車させたのちは周囲を確認して、車の後方に非常停止表示器を設置しましょう。

 

2.安全な場所に停車させてガス欠対応を行う

 安全を確保できた時点で、ガス欠対応を行いますが、とれる対応は以下の4点です。

 

JAFに連絡し、助けを求める

最も確実な方法で24時間対応してもらえますが、会員でない場合はガソリン代以外の料金が発生します。

JAF救援用の電話番号0570-00-8139

 

任意保険の保険会社に助けを求める

任意保険に加入している場合、ガス欠時の対応などが有料または無料にて行えますので、JAF会員でない場合は、任意保険のサービスを利用することで安く対処できる場合もあります。いざという時のために確認しておきましょう。

 

近くのガソリンスタンドに電話し、助けを求める

近くにガソリンスタンドがあるなら、電話で助けを求めると場合によってはガソリンを持ってきてくれます。必ず来てくれるかどうかは保証できず、確実な方法とは言えませんが、カーナビやスマホで調べて近くにガソリンスタンドがある場合は、連絡してみる価値はあります。また歩いていける距離であれば、ガソリン専用の携行缶を貸し出してくれる場合もあるので、自ら出向いてスタンドまでの距離に応じて5~10リットルほど入れて、戻って給油、という手段もあります。

 

友人や家族に助けを求める

もし、友人や家族が助けに行ける場所でのガス欠であれば、連絡してガソリンを持ってきてもらうことで車を動かせるようになります。こちらも10リットルほど補給し、あとは自走してスタンドで給油しましょう。ただし、ガソリンは通常のポリタンクなどに入れることは禁止されていますので、ガソリン専用携行缶が必要になります。

 

ハンドルロックの対処法

ハンドルロックがかかり、キーが回せずエンジンが掛けられない場合、まずはハンドルを左右どちらかに回しながら、同時にキーを回します。この時キーが回れば、ハンドルロックは解除されます。うまく解除するコツは、ハンドルとキーを同時に回すことです。ハンドルロック時のハンドルの可動範囲は限られていますから何度も動かしながら解除しましょう。

 

スマートキーの電池切れの対処法

スマートキーの電池切れでエンジンが掛けられない場合、スマートキーの電池を交換する必要があります。電池が切れて間もない場合は、エンジンスタートボタンに近づけることで反応する場合があります。もし、近づけても反応がない場合は、電池の交換が必要です。

 

まずはエマージェンシーキーを取り外す

エマージェンシーキーは、スマートキーの種類によって取り外さなくても良いものもあります。このエマージェンシーキーを使うことでエンジンを始動できる車種もありますので、詳しくは車の取り扱い説明書などをご確認ください。

 

スマートキーのカバーを外す

スマートキーのカバーを外すと電池がでてきます。(こちらもキーの種類によって場所が異なりますので説明書等をご確認ください。)

 

バッテリー上がりの対処法

バッテリー上がりの場合、対処法は以下の通りです。

 

JAFに依頼する

最も確実な方法がJAFへの依頼でしょう。②で解説する救援車による復帰方法で必要なブースターケーブルを持っていない場合、つなぎ方が不安、怖いなど、自分で行うことに自信がない場合はJAFに頼むことで安全に対処できます。

JAFの会員であれば、無料で対応してくれますが、非会員の場合は、1回で12,000円ほどの料金が発生します。(バッテリー交換が必要な場合には別途バッテリー代金が追加されます)

 

救援車を呼び、ケーブルを繋いでジャンピングスタートする

友人や知人に頼んで来てもらえる距離であったり、周りに車がいる状況であれば、ケーブルを繋いでバッテリー上がりを対処できます。ただし、専用のブースターケーブルがあることが前提ですから、もしものために車に積んでおくことをお勧めします。

 

【用意するもの】

・救援車(トラック、ハイブリット車は不可)
・ブースターケーブル

ここで注意しなければならないのが、接続手順です。間違った場所や手順での接続は、火災や爆発を招く危険性があるため、自信の無い方は①のJAFに頼るのが確実です。

 

【ブースターケーブル接続手順】

JAFの提供している動画は非常に参考になりますので、とりかかる前に視聴して、接続位置などの確認を行うとよいでしょう。

こちらからご覧になれます。

 

まず救援車のエンジンを切ります。
故障車はエアコン、ライトなどすべての電気機器を切った状態にします。

手順1.故障車のバッテリーの+側に赤いケーブルを接続する。
手順2.救援車のバッテリーの+側に赤いケーブルを接続する
手順3.救援車のバッテリーの-側に黒いケーブルを接続する。
手順4.故障車のエンジンの金属部分などに黒いケーブルを接続する。

※車種によってはエンジンの金属部分にケーブルを繋ぐ場所がないこともあります。その場合には、車の取扱説明書をよく読み、どこに接続するべきか確認しましょう。

救援車は接続が完了しましたら、サイドブレーキが掛かっている状態を確認してエンジンをかけます。AT車はPレンジ、MT車はNギアの状態でアクセルペダルを踏み込んで、エンジンの回転数を3000回転ほどまで上げます。エンジンの回転数を示すメーター(タコメーター)がない場合は、多少エンジン音がうるさく感じるほどまで踏み込み、1~2分ほどアイドリング状態を維持します。数分経過したら、故障車のエンジンを掛けます。エンジンが掛かれば、エンジンを切らずにケーブルを取り外します。

 

【ケーブルの取り外し手順】

手順1.故障車側の黒いケーブルを接続部分から取り外します。
手順2.救援車側の黒いケーブルをー端子から取り外します。
手順3.救援車側の赤いケーブルを+端子から取り外します。
手順4.故障車側の赤いケーブルを+端子から取り外します。

以上で、ブースターケーブルによるジャンピングスタートは終了です。エンジンが掛かっている間、バッテリーは充電され続けますので、故障車はエンジンを切らずに1時間ほど走行するか、その場でのアイドリングを続けましょう。

その後もエンジンが掛からないなどトラブルが起きた場合は、バッテリーの不調が考えられますから、整備工場などで検査してもらいましょう。

 

【ジャンピングスタートがうまくいかない場合】

まずは充電不足が考えられます。救援車とのケーブルを繋いだまま、しばらく待ってもう一度エンジンをかけてみましょう。

時間が経ってもエンジンが掛からない場合、バッテリーの寿命が来ている可能性があります。この場合は、JAFなどのロードサービスに救援を依頼しましょう。

 

ジャンピングスターターを使用する

突然のバッテリー上がりを想定して「バッテリースターター」を購入し、車の中に保管しておくことで、救援車を呼ぶことなく5分ほどでバッテリー上がりを解消することができます。

ただし、②と同様でバッテリーの寿命などで回復できない場合もありますので注意が必要です。

 

いざという時に困らない為に

エンジンが掛からないトラブルは突然起こりますが、バッテリー上がりや部品の故障などは、日々の使い方などが原因で起こります。普段の乗り方を振り返ってみましょう。

 

このような乗り方していませんか?

・ガソリン残量を気にしないで乗っている

・エンジンを切っている時にも、エアコンやカーオーディオ、ライトを使っている

・一日に何度もセルモーターを使っている(何度もエンジンを付けたり切ったりしている)

・車を買った時からバッテリーのチェックをしていない

など、普段の使い方を気にするだけでも突然のトラブルは防げます。

バッテリーの交換目安は2年程度ですから、交換予定日をあらかじめ決めて意識して乗るだけでも変わります。また、バッテリー端子に白い粉が付着していないか(バッテリーターミナルの腐食の原因)、バッテリー液の残量を確認するなど、個人でも簡単に確認できるところをこまめにチェックすることが、トラブルを未然に防ぎます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はエンジンが掛からない時の対処法を説明しました。意外にも、見落としによるケースも良くあるそうです。ロードサービスを呼んだにもかかわらず、ギアが入っていなかっただけ…なんて事がないように、落ち着いて原因を探すことが大切です。

また、普段からの意識を改善するだけでも、トラブルは防げますから、いざという時に困らない為にもメンテナンスやチェックはこまめに行いましょう。

長年乗っている車などは、部品の劣化などでトラブルが増えてきます。部品の破損による重大な事故を招く前に、廃車買取などでお金に換えるというのも手かもしれませんね。

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