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水没車を高価買取してもらうための3つのポイント!より高値で売却するためのコツ

近年、台風や集中豪雨などによる大雨・洪水で、車が水没するニュースを見かけることが増えています。日本各地でそのような事態が生じているため、自分や家族の車が水没車になったという経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

もしも愛車が水没してしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。今回は、水没車を売却する際の注意点や廃車にする方法を解説します。

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水没車の売却は可能?

梅雨時期や台風シーズンになると、日本各地で浸水・冠水被害の様子が伝えられます。ニュース映像で、水没車が映し出されることも珍しいことではありません。

自分の車が水没してしまった場合、廃車にするしか対処法はないのでしょうか。それとも修理や売却が可能なのか、万が一に備えて事前に対処法を確認しておきましょう。

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水没車とはどんな状態の車を指す?

水没車について、日本自動車査定協会により定められた定義があります。それによると、水没車とは「集中豪雨や洪水などにより室内フロア以上に浸水したもの、またはその痕跡により商品価値の下落が見込まれるもの」と記されています。

水没車の他に冠水車、水害車、冠水歴車など、販売店によっても呼び方が異なります。いずれにしても、通常の使用では発生しない箇所にサビや腐食、付着している泥汚れはないか、カビ臭くないかなどによって判断されます。

水没車と事故車の取り扱いは違う

自動車業界では、事故車のなかでも車の骨格部(フレーム)を修理したものを「修復歴車」と呼びます。走行性能にかかわる深刻なダメージを過去に負っていることを見分けるためです。

一方、水没車の場合は乾燥した後に通常通り走行できるケースも多くあります。しかし、内部にダメージを受けている可能性が高く、その箇所を特定できないことが水没車の悩ましい点です。

しばらく経ってから故障やトラブルが発覚するケースもあるため、修理箇所がはっきり分かっている事故車とは、取り扱いが異なることを覚えておきましょう。

水没車の販売に表示・告知義務はない

自動車公正取引協議会の「中古車の広告の表示に関するルール」によると、表示・告知義務があるのは修復歴の有無です。したがって、水没車であるかどうかについての表示・告知義務はありません。

良心的な販売店では、水没車であることをきちんと表示していたり、前もって教えてくれたりします。しかし、あくまでも任意のため、水没車かどうかは自分で見極めることが必要です。

外観だけでは分からないため、車内の臭いやシミ等の確認、もしくは販売店に尋ねるのもひとつの方法です。

海外輸出なら水没車でも価値あり

水没車は中古車としての価値が低いため、廃車せざるを得ないとあきらめる方も多いかもしれません。しかし、買取業者によっては海外に販路を持っている場合があります。海外では「日本車は性能が高くて壊れにくい」というイメージが根強くあります。

また、修復歴車に対するネガティブなイメージは低く、水没車にかんしても同様です。修理代も日本ほど高くありません。このことから、海外輸出できる業者に売却する方法も検討できます。

もしも水没車になったときは?水没した場合の対処法

一旦水没してしまった車は、劣化が早くなる傾向があります。近年の車は電子機器で管理されているため、特にその傾向が強いです。対処法を決めかねている間に劣化が進み、修理費が高くなることもあるでしょう。

その場になって慌てることがないように、前もって予備知識を蓄えておきましょう。

水没してしまった場合はどうすればいいの?

車が水没した場合、まずレッカー車を手配して自動車修理工場またはディーラーへ運んでもらう必要があります。

移動後は車の水没度合いや損傷の程度を見てもらい、修理可能かどうかを判断してもらいます。

災害が原因の場合は保険適用に備え、レッカー車を待っている間に水没車の状態を撮影しておきましょう。そうすることで、被災状況や範囲が分かる証拠写真となります。その後、車検証・任意保険証などの書類を準備します。

必要であれば、各自治体で罹(り)災証明書の発行手続きを行いましょう。条件次第では自動車税の免除・猶予などが認められるケースがあります。

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水没した際の選択肢は主に3種類

自動車修理工場またはディーラーで損傷具合を確認してもらったら、どのように対応するかを決定しなければなりません。車が水没した際の選択肢は、主に「修理」「売却」「廃車」の3つです。

それぞれの選択は、そのときの車の状態によって異なります。どれが自分にとって最良の選択となるのか、しっかりと見極めることが大切です。

修理して乗り続ける

水没車であっても、状態によっては修理できます。ただし、水没の程度で費用が大きく変わることを覚えておきましょう。フロアより上まで浸水した形跡がある場合は、エンジンや電気系統にも浸水している可能性があります。

なかでも、エンジン・マフラー・電気系統の故障は、走行性能にかかわる致命傷になり兼ねません。これらの修理費用は、場合によっては100万円以上かかってしまうかもしれません。

浸水が大きいときは業者に売却する

浸水による損害を受けた車は、乗り続けることにためらいを覚えるものです。状況が予想以上に悪いときは、業者への売却も検討しましょう。ただし、高額査定はあまり期待できません。

車の査定は日本自動車査定協会が定めている査定基準にのっとり、加減点方式で行われます。

商品性に影響がある損傷の場合、減点目安は「基本価格×減点率」の計算式です。水没車の場合、フロアまでは30%以内、クッション上部までは40%以内、ダッシュパネル上部までは50%以内とされています。できれば複数社で査定してもらいましょう。

内部にダメージがある場合は廃車

浸水が酷くてエンジンなどの内部にダメージがある車は、査定0円となる可能性があります。

新たな買い手が付かず、中古車市場でのニーズがほぼないと結論付けられた場合は、廃車も検討しましょう。もし判断に迷ったら、廃車買取業者に相談してみるのもおすすめです。

水没車でも保険が適用される?

先に少し触れましたが、水没車であっても適用できる保険があります。ただし、覚えておきたい注意点がありますので、下記項目を参考にしてみてください。

車両保険があれば修理費用も安心

任意保険は、大きく分けて「相手方への補償」「自分と搭乗者への補償」「車の補償」の3種類に分けられます。そこからさらに細かく分けられ、自分のカーライフに合った内容を契約するという仕組みです。このなかで、台風や洪水などによる水害事故を補償するのが車両保険です。

現在加入している自動車保険の内容を確認し、車両保険に加入しているのであれば水没車の修理費用を保険で補うことができます。

しかし、補償範囲は保険会社や契約内容で異なり、現時点での車両価値を表す時価額が決められていることが一般的です。また、津波被害による水没に対応している車両保険は多くありません。修理費と比較して、保険を利用したほうが良いかを検討しましょう。

保険を使うと保険料の負担が上がる

大抵の自動車保険には、等級制度と事故有係数が適用されます。等級制度とは、事故による保険使用歴の応じた保険料見直し制度です。一般的に車両保険を使用した場合、翌年の等級が下がり、翌年度の保険料支払額が上がります。

水害は1等級ダウンで、事故有係数1年間適用と設定している保険会社が多い傾向です。いずれにしても、翌年上がる負担額と修理費を比較してみましょう。

水没車を売却する際の注意点

車が水没してしまい、修理せずに業者に売却することを選んだ場合、どのような点に注意すると良いのでしょうか。水没直後の対処方法や、ふさわしい業者の選び方についてご紹介します。

車は強引に動かさずに業者へ依頼する

フロアシート上まで浸水してしまった車は、各部品に雨水・泥水・汚水・土砂などが入り込んでいる可能性が高いと言えます。

電気系統が濡れている場合は、関電事故やショートによる火災が起きかねません。そのような事態が生じることを想定しつつ、すぐにエンジンをかけることは止めましょう。

電気自動車やハイブリッドカーの場合は、特に慎重に取り扱うことが必要です。無理に動かすと、さらにダメージを負う可能性があります。むやみに動かすことを避け、業者へ依頼することが賢明です。

サビが出たり劣化したりする前に売る

水没車は劣化が早いと言われています。きれいな水ではなく、汚水や泥水が入り込んでいる可能性が高いためです。そのまま放っておくと、悪臭や害虫が発生したり金属がサビたりします。

できるだけ早い内に売却先を決定しましょう。査定が済んでいる場合は、価値がさらに下がってしまう前に早めに引き渡すほうが賢明です。

手続きは無理せず業者に代行してもらう

車の水没原因が災害の場合、自宅なども被害に遭っているかもしれません。そのような大変なときに、さまざまなことを素早く決断したり、手続きしたりするには力が要ります。罹(り)災証明書の発行手続きだけでも大変です。

他にも行う必要があることを考えると、業者へ依頼できるものは無理せず代行してもらうほうが良いでしょう。普段慣れていない売却や廃車手続きなどは特にそう言えます。

実績や評判が高い業者への依頼がおすすめ

スムーズに手続きを行うために業者に依頼することが賢明ですが、業者選びは慎重に行いましょう。残念ながら、災害後などに色々と理由を付けて、高額な手数料を要求する業者が一部いることは事実です。

そのような被害に遭わないためにも、日頃から実績や評判が高い業者を幾つか選定しておきましょう。日頃から、適正価格で買取・販売を行っている業者を調査しておくことができます。

水没車を高く売るにはコツがある

水没車は査定額に期待できないことが一般的です。しかし、ちょっとしたコツを押さえれば、少しでも高く買取してもらえる可能性があります。どのような点に注意できるかをご紹介します。

現在の車の状態は詳細に伝える

車を査定してもらう際には、車種・年式・型式・車台番号など、車検証を見ながら正確な情報を伝える必要があります。車両状態についても詳細に伝えることが大切です。

マイナス査定につながりかねない情報は隠しておきたいと思うかもしれませんが、後日判明したときに信頼を失う結果になります。きちんと正直に詳細情報を伝えることにより業者との信頼関係を培い、適正価格での査定を判断してもらうことを目指しましょう。

見積書の項目は細部もしっかり確認する

売却・廃車のいずれであっても、見積もりを依頼しましょう。見積書を受け取った際は、各項目を細部に至るまでしっかり確認することが大切です。

普通車であれば、売却・廃車時に自動車税の月割額が還付されます。軽自動車の場合は還付されません。項目の内訳に、自動車税還付金がない場合は、買取価格に組み込まれているのかを尋ねてみましょう。

引き取り無料の廃車買取業者がおすすめ

ディーラーや中古車販売店のなかには、水没車を引き取ってくれる場合があります。しかし、引き取りだけで料金が発生するケースがあります。

廃車買取業者に関しても、すべての業者が無料で引き取ってくれるわけではありません。正式に依頼する前に、引き取り無料かどうかを確認することが必要です。

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引き取った車のまだ使える部品はリユース部品として再販し、部品として再利用できない部分も素材としてリサイクルしています。車両状態によっては、高価買取の可能性があるため、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

近年は、思わぬ天候の変化や災害でいつ水没被害に遭うか分かりません。万が一、愛車が水没してしまった場合は、すぐにロードサービスに連絡して車両状態を確認してもらいましょう。劣化するスピードを念頭に置いておくことが大切です。

業者に依頼する際には、実績が豊富で信頼できる業者を選びましょう。廃車王は、自動車リサイクル業界で国内唯一、経済産業大臣の認可を受けた事業協同組合が運営しています。廃車手続きだけでなく、保険や税金の還付などについてもお気軽にご相談ください。