廃車手続きは他県ナンバーでも可能？必要な書類とは？
廃車の基礎知識
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廃車の手続きは他県ナンバーでも可能です。
廃車の際に、他県ナンバーは「移転抹消登録」で手続きをします。
そのときに、必要となる書類は引っ越しの回数や車検証に記載されている住所によっても変わってきます。
他県ナンバーの車を廃車にするにはどうするか
ナンバープレートに記載されている地名はその車の本拠地の運輸支局を表しているため、他県では廃車にできないと思っている方も多いのではないでしょうか。
そのようなことはなく、他県ナンバーの車でも現在の住民票がある居住地で廃車にすることは可能です。
自分の名義で他県ナンバーの車を現居住地で廃車にするには、住民票のある管轄の運輸支局で「移転抹消登録」という手続きを行います。
移転抹消登録とは、車の名義人や住所を変更すると同時に、廃車の手続きをするための手続きです。
その時に必要な書類は以下の通りです。
▪移転抹消登録申請書
▪手数料納付書
▪自動車検証
▪印鑑登録証明書
▪実印
▪住民票の写し
▪登録手数料
▪ナンバープレート
▪自動車税・自動車取得申告書
▪解体に関わる移動報告番号、解体報告記録がなされた日
なお、車の名義人本人ではなく代理人が行う場合は委任状、車の名義人が変更されているのであれば名義変更も必要となります。
名義人の住所変更があった場合、変更がされた日から15日以内に引っ越し先の管轄の運輸支局で変更登録申請をするのが原則ですので、手続きは行いましょう。
関連記事引っ越しが多い場合は住民票だけでは廃車手続きができない
車検証に記載されている住所から2回以上住所が変わっている場合は、住民票だけではなく戸籍謄本か戸籍の付随票が必要となります。
引っ越しを複数回していても移動抹消登録を現住所で行えますが、必要な書類が追加されます。
戸籍謄本や戸籍の附票は手に入れるのに時間や手間がかかるので、引っ越しのたびに車検証の住所を変更しておく方がいいでしょう。
出張先や旅行先で車が破損し、廃車にしなくてはならないというようなときには、帰宅してから廃車の書類手続きを行ないましょう。
車両の解体については、レッカーで居住地まで運ぶ必要はありません。ナンバープレートさえ持ち帰ることができれば、現地で行うことも可能です。
廃車の際に他県のナンバープレートはどうする？
ナンバープレートの地名に関わらず、廃車手続きを行う際には前後2枚のナンバープレートが必要です。
車を解体するときには忘れずにナンバープレートを外して解体業者から受け取りましょう。
廃車買取業者に廃車手続きを依頼すると、0円以上で買い取ってもらえるのでおすすめです。
車種や車の状態によっては高値がつくこともあります。
まとめ
廃車の手続きは他県ナンバーの地域でも「移転抹消登録」をすれば可能です。
しかし、車検証の住所変更を行わないまま複数回引っ越しをすると、戸籍謄本や戸籍の附票などの書類が追加で必要となるので、車検証の住所の変更はこまめに行いましょう。
