普通自動車の永久抹消登録とは？手順・必要書類・費用について
廃車の手続き・書類
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自動車の永久抹消登録とは、老朽化した車を廃車にする際や、災害などによって車が使用できなくなってしまった場合などに行う廃車手続きのことを言います。
一度行うと二度と元に戻せない永久抹消登録は、一時抹消登録よりも手間や費用がかかるのが特徴です。
今回は、普通自動車の永久抹消登録を行う方法や必要な書類などについてご紹介していきたいと思います。
自動車の永久抹消登録とは？一時抹消登録との違い
冒頭でお伝えしたように、永久抹消登録とは廃車にするための手続きのことですが、廃車手続きには永久抹消登録の他に「一時抹消登録」もあります。
永久抹消登録は解体を伴いますので、手続きを行うと二度とその車に乗ることはできません。
しかし、一時抹消登録は一時的に車籍を抹消する手続きですので、再登録することで再び乗ることができるという点に大きな違いがあります。
普通自動車の永久抹消登録の方法
普通自動車の永久抹消登録は、管轄の運輸支局の窓口にて行うことができますが、その前にナンバープレートを外して回収し、解体業者に車を解体してもらう必要があります。
永久抹消登録の手順としては、次の通りです。
1．自動車の解体を業者に依頼する
2．解体が完了したら、解体報告記録日をメモする
3．運輸支局へ出向き、ナンバープレートを返納する
4．運輸局の窓口で必要書類を入手して記入する
5．税金、保険料の還付申請手続きを行う
必要書類
自動車の永久抹消登録を行う際、自分で準備する書類は次の通りです。
・車検証
・車の所有者の実印
・車の所有者の印鑑証明書
・リサイクル券に記載されている「移動報告番号」の控え
・ナンバープレート（前後2枚）
・解体報告書に記載されている「解体報告日」の控え
運輸支局にて入手する書類は、次の通りです。
・永久抹消登録申請書
・手数料納付書
・自動車税、自動車取得税申告書
費用
運輸支局での手続きの費用は、永久抹消登録に関しては無料です。
ただし、解体する際に費用がかかる他、自走できない場合には自動車の運搬費用もかかることになります。
解体にかかる費用は、依頼する業者によって異なりますが、1万円～2万円程度が相場です。
車の運搬費用に関しては、運搬する距離に応じて加算されるので、長距離を移動させる場合は数万円の運搬費用がかかります。
自動車の永久抹消登録なら廃車買取業者への依頼がおすすめ！
自動車の永久抹消手続き自体はそれほど難しいものではありませんが、手続きを行う運輸支局は平日の日中しか開いていません。そのため、普段お仕事をされている場合は、都合をつけるのが難しいでしょう。
また、永久抹消登録の場合は解体業者にて解体を依頼する必要があり、その際の費用と手間もかかります。
しかし、廃車買取業者に依頼すれば、土日などでも対応してくれる上に、無料で手続きの代行を行ってくれます。さらに、永久抹消登録する車を買取してくれるため、新車購入の費用の一部に充てることも可能となるわけです。
まとめ
今回は、自動車の永久抹消登録を行う方法や必要な書類などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
永久抹消登録は解体を伴うことから、手間や費用がかかるため、自分で行うよりも廃車買取業者に依頼するのが賢明です。
