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海外に出張中の息子の車を代わりに廃車したい

息子が仕事の関係上、半年前から海外に出張しています。当初1年間の出張予定だったため車を置いていったのですが、先日息子から連絡があり、滞在期間が長引くことになったので、車を廃車にしてほしいといわれました。「古いので車屋は買い取ってくれないと思うが、廃車屋に売れば多少お金になるはず」ということなのですが…。

話によれば一時抹消登録もしていないようで、このままだと税金を払う必要もあり、もう本人がいらないと言っているのに置いておく必要もないだろうと、本人の希望通り廃車にしようと思います。

所有者は息子のままなのですが、どうやって手続きを進めたらよいでしょうか?そもそも10年以上前の車がほんとにお金になるのでしょうか?色々とわからないところがあるので、いいアドバイスを頂けないでしょうか。

10年以上前の車でもちゃんとお金になります。

ご質問者さんは不思議に思われていますが、10年以上も前の車でも本当にお金になるんです。きっとご質問者さんは車屋さんやディーラーを想像して、買い取ってくれないと考えているのでしょう。もちろんご質問者さんのお考えは間違いではありません。でも息子さんの言うように、廃車買取業者なら、どんな状態の車でも買い取ってくれるのです。

廃車買取業者は、買い取った車を中古車として販売するのではなく、車体を解体して、使える部品を中古パーツとして販売しています。中古パーツとして売れない部分は、鉄やアルミなどの資源としてリサイクルできますから、どんな車でも基本0円以上で買い取ることができるのです。

名義人が海外にいる場合、サイン証明が必要になります。

ひとつ通常の廃車手続きと異なることは、車の名義人が海外にいること。廃車手続きにを行うために必要な書類のひとつに印鑑証明書があります。海外に赴任されているご質問者さんの息子さんの住民票は日本にないため、印鑑証明書を発行することができません。

自分の意思を証明するために印鑑を使用するというのは日本独特の文化で、海外で印鑑の代わりになるものはサインです。サイン証明を受けることで、印鑑証明書の代わりになります。

息子さんに日本領事館に行ってもらい、その場で証明を受けたい書類にサインをすることで、領事館がサインを証明してくれます。その際、パスポートや海外居住証明などが必要になりますから、日本領事館に問い合わせてみましょう。

やるべきことは通常よりも多いですが、そのようなことも丁寧に教えてくれる廃車買取業者を探してみましょう。