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車を中古車で選ぶ時「15年落ち」ってどうなの?

車を買い替えたいけど、お値段としては手頃な「15年落ち」の中古車はいかがなものでしょうか?

結論から言うと……
車は15年落ちなど年数だけでなく、走行距離や走行状況、手入れ具合によっても大きく変わってくるので、判断するには総合的に見ることが大切です。
よって、15年落ちだからダメとも言えませんが、良いと判断することも年数だけでは難しいでしょう。

本日は車を購入する際の年式をはじめとした判断基準についてお話して行きます。

中古車購入の判断基準になりやすい「年式」って何?

中古車の購入に際して「15年落ち」など使用年数を考慮するかと思いますが、年式の正しい意味は、車が新車新規登録された時が年式であり、それから現在までの経過年数で○○年落ちなどと呼んだりします。

ここで注意したいのが、年式は製造年ではなく初年度登録年であることです。

新車購入を検討している人が、年をまたいで購入した場合は製造された翌年に契約成立となり、登録年も翌年になるでしょう。

また、年式を用いたざっくりした表現方法も存在し、基準は明確にあるわけではないですが、高年式(3年以内)低年式(7~10年程度)といったものもあるようです。

 

年式だけでは中古車の良し悪しを判断できないって本当?

車の状態の良し悪しを判断するには、年式だけではなく、走行状態・管理状況なども大切になってきます。

走行距離の目安は一般的に「1年=1万キロ」と言われていますが、ものによっては、5年落ちでも1万キロしか走行していない場合もあります。

ここで落とし穴なのが、1万キロしか走ってないから状態が良いとも言えず、走っていない期間に放置されてメンテナンスの状態が悪ければ車は劣化している可能性もあります。

逆に、10年落ちで12万キロの走行距離があっても、きちんとしたメンテナンスが行われていれば状態が良い可能性もあります。

 

中古車購入の際に「3・5・7年落ち」がおすすめの理由とは?

一般的におすすめとされている「3・5・7年落ち」の車についてお話していきます。

・3年落ち
→新車購入後の一度目の車検で車を手放す人が多く流通量が増えます。比較的新しい車で走行距離が伸びている場合、高速走行が多かったことが予想され、車への負担が少なく状態の良い車と判断することもできます。このような車は走行距離の点から比較的安価で売買されているはずでしょう。

・5年落ち
→新車購入時より5年のローンを完済して車を手放す人がいるので、流通量がまた増える時期です。

・7年落ち
→3~4度目の車検にて再び車を手放す人が増える時期。この時期のものだと、低年式車でも状態の良いものなど中古車の流通量が一気に増え、選択肢も広がります。

いかがでしょうか?車の良し悪しを判断するのは「15年落ち」「2年落ち」など年数だけではないことが分かりました。プロの話を聞きながら相対的に見て良い車を購入できるようにしましょう。