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車の走行距離13万キロはもう寿命?まだ乗れる?

13万キロ超の車は、もう寿命と考えるべきなのでしょうか?それとも、まだ充分快適に走れるのでしょうか?車の状態に加えて支払う税金などの維持経費も考えて、トータルで判断するようにしましょう。

こちらでは、走行距離13万キロの車をこの先、どうするかの考え方を解説いたします。

 

走行距離10万キロ以上が一つの区切り

以前の車は、走行距離10万キロが寿命の目安とされていました。最近の車は、品質や耐久性の向上もあり、20万キロを超えても問題なく走れる車が増えています。とはいえ、一般的には新車で購入した車の走行距離は、10万~15万キロで寿命とされています。

その理由としては、主に次の3つです。

エンジンの寿命がおおよそ走行距離10万~15万キロとされ、この辺りで何かしらのトラブルが起こりやすくなるようです。

タイミングベルトが切れる、交換目安を一部の自動車メーカーが10万キロと推奨しているため。

③10万キロでメーカーが重要部品の保証を打ち切ることが多く、部品の交換には、多くの場合10万円単位での費用が必要となります。

定期的に適切なメンテナンスを行っている車であれば、良い状態であると思いますが、長く走れば走るほど、車の部品は摩耗したり劣化したりします。車に負担をかけない乗り方としては、「1年で1万キロ」の走行距離が一般的です。それよりも走行距離が多ければ、稼働する部品も増えて整備が必要になると頭に入れておきましょう。

 

13年落ちからの税金増税

新車購入から廃車にされるまでの寿命は、一般的に13年ほどが目安とされています。先ほどもお伝えしましたが、一般的な走行距離は「1年で1万キロ」なので、13万キロ=13年目ということになります。

実は、走行距離が13万キロを超えていなくても、新車登録してから13年以上経過した車は増税されます。これは、世界規模の課題である地球温暖化の問題がからんできます。13年以上経過した車は環境負荷が大きく、税負担をその分多くしています。

新車登録してから13年以上経過した乗用車はそれ以外と比較して、自動車税が約15%増税されます。また、自動車重量税も約39%が増税されます。

 

13万キロの車の下取り・廃車買取りを検討する

13万キロを走った車は、一度下取り・廃車買取りを検討する時期です。13年目は、自動車税、自動車重量税の増税のほかにも、車検も来ます。

13年以上経っている車は税金が高くなるだけではなく、修理費用が高くなる特徴もあります。年数が増えるにつれて、車の不具合や故障がひんぱんに起こるようになり、修理する箇所が増えていくため、必然的に修理費用が上がっていってしまいます。

最悪の場合、車を運転していて突然動かなくなってしまったら、事故に繋がる危険性もあります。このような事態も含めて、愛車を乗り続けていくのか、車の維持費用を検討するべきです。

ただし、13年落ちの車は状態によっては中古車販売店やディーラーでは、買取金額がつかない可能性もあります。(ディーラーならば、下取りをして新車購入の割引となるかもしれません。)

廃車買取業者であれば、買取金額が付くことを期待できます。