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車をスクラップ・買取してもらう判断基準とは?スクラップする方法は?

車をスクラップするのか、買取してもらうのかの判断基準とは、走行距離や年式の他、フレーム部分の故障の有無などが挙げられます。

スクラップか買取かの選択は悩ましい問題ですが、大切な愛車は一番納得いく形で手放したいものですよね。

そこで今回は、車をスクラップするか買取してもらうかの判断基準や、スクラップする方法などについてご紹介していきたいと思います。

スクラップするよりも買取がお得?

車をスクラップにするということは廃車処分することを意味し、その際は車両を解体することに加え、運輸支局での事務的な手続きを行う必要があります。

車を処分する際、スクラップして廃車処分するよりも中古車販売などに買取してもらう方お得かどうかは、車の状態によって異なります。

例えば、走行距離が20万㎞を超えているような過走行車であったり、20年を経過している古い年式の車である場合は、中古車としての価値が低くなってしまいますので、納得いく価格での買取は難しいでしょう。

 

買取できない車はスクラップ:その基準とは?

中古車販売などでの買取が難しい状態の車であれば、スクラップして廃車処分を行うことになります。買取ではなく、スクラップを選択する場合の判断基準としては、

・走行距離が20万㎞を超えている
・新車登録から20年を経過している
・自動車の部品が欠落している
・フレーム部分に損傷がある
・雨漏りをしている
といったことが挙げられます。

これらのような状態の車は、現在は問題なく走行出来ていても、将来的に不具合が出る可能性が非常に高い状態ですので、中古車としての買取が難しいのです。

 

車をスクラップにする方法


車をスクラップにして廃車にするには、自分で手続きする方法と、廃車買取業者に依頼する方法があります。それぞれの方法について、詳しく確認してみましょう。

 

自分で廃車手続きする

自分で車をスクラップ処分するためには、まずは解体工場に依頼して自分で持ち込む必要があります。その際、車が自走できない場合にはレッカーを利用して運搬することになりますので、距離によっては数万円の費用がかかります。

さらに、解体費用として1万円~2万円の費用がかかることも知っておきましょう。

車を無事にスクラップしたら、必要な書類をそろえて管轄の運輸支局に出向き、廃車手続き(永久抹消登録)を行います。

なお、運輸支局の窓口が開いているのは、平日の日中のみですので注意してください。

 

廃車買取業者に依頼する

車のスクラップ処分は、廃車買取業者に依頼することでも可能です。

廃車買取業者であれば、スクラップするための運搬や解体、事務的な手続きを無料で代行してもらうことができるので、自分で行うよりも断然お得なのです。

さらに、スクラップする車の部品やパーツに値段をつけて買取してくれるため、処分するための費用がかかるどころか、お金を受け取ることができます。

 

廃車買取業者がスクラップでも買取する理由

スクラップ処分するしかない状態の車でも廃車買取業者が買取する理由は、リサイクル資源として活用したり、再利用可能なパーツを中古市場で販売することで利益を得られるからです。

また、多くの廃車買取業者は海外への販路を持っており、輸出することで利益を得ることも可能です。国内では市場価値がないとされる状態の車でも、海外では日本車の人気が高く需要があるため、輸出されることも少なくないのです。

 

まとめ


今回は、車をスクラップするか買取してもらうかの判断基準や、スクラップする方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

スクラップにして廃車にする場合は、自分で行うと手間や費用がかかってしまいますので、廃車買取業者に依頼するのが賢明です。