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バッテリーの処分とは?交換のタイミングと安全な回収・処分先まとめ

バッテリーの処分とは、廃バッテリーを安全な方法で処分してくれる業者などに回収してもらうことです。自分でバッテリーを解体して処分しようするのは非常に危険ですので、適切な処分をしてもらえる業者に依頼するのが安全です。

今回は、車のバッテリーを処分するタイミングや、バッテリーを回収して処分してくれる業者などについてご紹介していきたいと思います。

 

バッテリーを交換するタイミング

バッテリーを交換するタイミングは、次の通りです。

 

メーカーの保証期間である2~3年

バッテリーを交換するタイミングは、使用環境や状況などによりことなりますが、一般的には2~3年が目安だとされています。3年以上交換せずに使用している車もありますが、バッテリーの内部の劣化が進んでしまうため、いつバッテリーが上がってもおかしくない状態だと言えます。

また、多くのバッテリーメーカーの保証期間も2~3年となっています。この保証期間とは、安全に使用できる期間としてメーカーが定めている期間でもありますので、メーカーによる保証期間がバッテリーの交換時期だと認識しておくようにしましょう。

 

バッテリーが弱っている症状が出た時

バッテリーが弱っている症状が出た場合には、たとえ保証期間内であってもバッテリーの交換が必要となります。

例えば、エンジンのかかりが悪くなったり、ヘッドライトが暗くなってくるなどの症状は、バッテリーが弱っているサインかもしれません。特に、エンジンをかける際のセルモーターが重たくなっている場合には、早急にバッテリーの交換が必要であると考えられます。

 

バッテリーの処分方法

交換したバッテリーを処分するには、次のような方法があります。

 

バッテリー購入・交換時に処分してもらう

新品のバッテリーを購入して交換を依頼する場合、古いバッテリーを業者に処分してもらうことができます。ほとんどの場合は無料で引き取り・処分してくれますが、一部の業者では工賃の他に引き取り料金として500円程度かかることもあります。

 

購入したお店で処分してもらう

新しいバッテリーを購入して自分で交換する場合でも、バッテリーを購入した同じ店舗へ持っていけば無料または500円程度で処分してもらうことができます。また、ネット通販で購入した場合でも、郵送などで古いバッテリーを回収してくれる場合もあります。

 

ガソリンスタンドで処分してもらう

ガソリンスタンドでも古いバッテリーを回収して処分してもらうことが可能です。バッテリーの処分にかかる料金はガソリンスタンドによって異なりますが、無料もしくは数百円程度で回収してもらえます。

ただし、完全セルフの店舗に関してはこのようなサービスを行っていない場合がありますので、事前に調べておきましょう。

 

不用品回収業者に処分してもらう

不用品回収業者の中でも、バッテリーの回収・処分を行ってくれる場合があります。500円~1000円程度の費用がかかりますが、すぐに回収してくれるところがメリットです。

 

バッテリーを処分する際の注意点

車のバッテリーを安全に処分する際に、知っておきたい注意点は次の通りです。

 

自治体では回収してもらえない

廃バッテリーは自治体では回収してもらうことができませんので、不燃ごみとして出すことはNGです。

自分でバッテリー交換した場合、たとえ車から取り外しても鉛と希硫酸の化学反応は起こり続けていますので、水素ガスが発生しています。タバコのポイ捨てなどによって火災を引き起こす危険もありますので、ゴミの収集場所に出すことは絶対に避けてください。

クリーンセンターに持ち込んでも処分してもらうことはできませんので、安全に処分してもらえる上記のような業者に依頼しましょう。

 

自分で解体するのは危険

廃バッテリーをたとえ自分で無事解体しても、自治体で回収・処分してもらうことはできません。そもそも、廃バッテリーを自力で解体しようとすると、希硫酸による火傷やショートによる爆発などの危険がありますので、自分で解体することは絶対に避けてください。

 

まとめ

今回は、車のバッテリーを処分するタイミングや、バッテリーを回収して処分してくれる業者などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?廃バッテリーは車から取り外しても危険物であることには変わりませんので、専門の業者に回収・処分してもらいましょう。