水害車を高価買取・査定してもらう3つのポイント！少しでも高く処分する方法とは？

冠水した車の査定相場とは、冠水した程度によって異なり、エンジンまで冠水しているか否かで大きな違いがあります。

そこで今回は、冠水した車を査定相場と併せて、冠水車でも高額査定してもらうためのポイントなどについてご紹介していきたいと思います。

 

冠水した車でも売却できる！その理由とは？

そもそも、冠水車とは台風や大雨などによって車体の大部分が浸水してしまった状態の車のことを言います。そんな冠水車でも売却することができる理由は、海外での需要があるからです。

また、廃車買取業者であれば使用されている部品や鉄などに値段がつくので、中古パーツや資源として買取してくれるのです。

 

冠水した車を売却する方法

冠水した車は、廃車買取業者に売却することができます。冠水によってエンジンが動かなくなっていても引き取りに来てもらうことができるので、無理にエンジンを始動させる必要もありません。
加えて、廃車買取業者であれば廃車手続きを代行してくれるので、手間を省くこともできるのです。

 

冠水した車の査定相場

冠水した車を査定する際の「商品価値加減点」の基準は、日本自動車査定協会（JAAI）によって冠水の程度別に次のように定められており、減点は基本価格×減点率で算出されます。

 

フロアパネル上まで冠水

フロアまでの冠水車の場合の原点率は30％です。フロアパネルまでの冠水であれば、車の状態にもよりますが、中古車販売店でもある程度まとまった金額で売却できる可能性があるでしょう。ただし、エンジンが床下にある車の場合はエンジンまで冠水していることになるため、中古車販売店での高額買取は難しくなります。

 

シート上部まで冠水

シート上部まで冠水した車の場合、減点率は40％となります。エンジンや電気系統が冠水によって故障している可能性が高い上に、錆びや異臭の問題が出やすいため、その分原点率も高くなるのです。

 

ダッシュボードまで冠水

ダッシュボードまたはハンドルの上まで冠水してしまった車の減点率は、50％です。エンジンが完全に冠水してしまっているため、たとえエンジンが作動しても、エンジン内に異物が混入している可能性があり、大きなトラブルを起こす危険があります。

 

冠水した車を高額査定してもらうコツ

冠水した車をより高く売却するには、
・冠水車の買取実績がある業者を選ぶ
・複数社に査定してもらう
・早急に売却へ進める
という3つのポイントが重要です。

 

冠水車の買取実績がある業者を選ぶ

冠水車の買取り実績のある業者は、冠水した車をお金に換えるための販路を持っているということですので、冠水車でも高い査定額が期待できます。
多くの廃車買取業者には冠水車の買取実績がありますので、よりお得に売却するためには、車の引き取りを無料で行っている業者を選ぶのがいいでしょう。

 

複数社に査定してもらう

冠水車の買取査定を出すのが1社だけでは、その査定額が妥当であるかどうかの判断ができませんよね。そこで、冠水車の査定は、複数社に依頼するのがおすすめです。
業者によって得意とするパーツも様々ですので、複数社に査定を依頼して比較し、より高い査定額を提示してくれた業者を選びましょう。

 

早急に売却を進める

冠水してしまった車は、劣化が早く進むため、できるだけ早急に売却を進めましょう。
たとえ冠水した車でも、廃車買取業者であれば車のボディを構成している鉄などの金属にも値段をつけて買取してくれますが、冠水したことによって車体が錆びてしまうと、一気に価値が下がってしまう可能性があります。
特に、海水によって冠水した車の場合は、海水に含まれる塩分の影響により金属部分の腐食が早まってしまうことにも注意が必要です。

 

まとめ

今回は、冠水した車の査定相場と併せて、冠水車でも高額査定してもらうためのポイントなどについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？冠水した車は錆びや異臭などの問題が発生しますので、より高く買取してもらうには、早めの対処が必要です。廃車王でも、冠水車の買取を行っておりますので、ぜひ一度相談ください。