2021年12月10日 車のあれこれ
車が動かないときには、まずは落ち着いて状況を確認し、車が動かない原因を突き止めその原因に合った対処をします。
対処法は原因によっても違いますが、自分で解決できるケースもあるので、しっかりと原因を突き止めることが大切です。
詳しく見ていきましょう。
車が動かなくなった時には慌てずに対処することが大切です。
停車させておいた車に乗ろうとしたら動かないというときは、メーターパネルの警告灯を確認しましょう。
しばらく車を動かしていなかった場合はバッテリー切れの可能性もあります。
バッテリーランプやガソリン残量警告灯も点灯していないか、こちらも確認しましょう。
走行中に突然エンジンが止まってしまった場合、第一に身の安全の確保をします。
後続車の追突事故を回避するため、ハザードランプを点灯させて周囲の車に停車していることを知らせます。
ハザードランプは車のエンジンが動かなくても作動できます。
高速道路を走行中に動かなくなった場合、三角表示板の表示が義務となっています。
発煙筒は道路交通法によってすべての車に標準装備されていますが、三角表示板は車載義務がなく、付属品扱いになっているので注意が必要です。
高速道路を使用するなら、車に搭載しているかどうかと、その使い方も確認しておくことが大切です。
給油をうっかり忘れ、ガソリンが切れてしまい動かなくなるというケースはとても多いです。
この場合はJAFまたは任意のロードサービスに連絡してガソリンを補給してもらいます。
ギアのポジションが間違った状態のままでエンジンを切ってしまうと、エンジンがかかりません。
AT車であればP、MT車であればNにギアを合わせ、ギアのポジションを適切な位置に直してからエンジンをかければこの問題は解決するでしょう。
MT車はクラッチペダルの踏み忘れや、踏みの弱さに気を付けましょう。
クラッチペダルをしっかり踏み込んでからエンジンをかけるようにします。
車のキーを抜いてからハンドル操作した場合、盗難防止機能としてハンドルがロックされる車もあります。
ハンドルロックが作動した場合、車のキーを指すだけでは回りません。
ハンドルを動かしながらキーを回せばハンドルロックは解除できます。
スマートキーの場合はギアをPにしてハンドルを回しながらエンジンスタートボタンを押すと解除できます。
バッテリー上がりで車が動かなくなるケースは非常に多いです。
バッテリー上がりは誰かに協力してもらうか、JAFやロードサービスなどの業者を手配するなどの方法で対処します。
誰かに協力してもらえる場合、協力してくれる車に2本のブースターケーブルを接続して電力を分けてもらうことで解決します。
こうした対処が不可能な場合は、JAFやロードサービスに依頼しましょう。
今まで挙げてきた原因以外の場合、電気系統やエンジンの故障、オーバーヒートが起きているなど、深刻な故障がある可能性が高いと思われます。
深刻な故障が発生している場合は、修理費も高くなる可能性があります。
そのような場合は思い切って廃車を検討するのも一つの手です。
廃車にする場合は、廃車買取業者に依頼するとお得に廃車にできます。
廃車業買取業者ならば故障した車でも買い取ってくれて、廃車の手続きも無料で代行してくれます。
修理費が高いなと感じたら廃車買取業者に一度相談してみるのもおすすめです。
車が動かないは、まずは落ち着いて状態を確認することが大切です。
その原因は自分で解決できることも多いので、ここに挙げたものが当てはまるか、まずは考えてみてください。