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夏の暑さによる車の故障

私たちは熱中症や日射病など、暑い夏特有の病気に気をつけなくてはならないように、車も暑い夏だからこそ発生しやすいトラブルがあります。
定期点検を注意深く行ったり、回数を増やすなどして、トラブルを未然に回避するよう心がけましょう。
また、どんなところにトラブルが発生しやすいか事前に知っておくことで、万一故障が起こっても、慌てずに最善の対処ができるのではないでしょうか。

 

エアコンの故障

夏のトラブルで一番多いのがエアコンの故障です。夏にしか使わないため、いざ必要になったときに初めて不具合に気付くというのも理由の一つです。
夏本番になる前に、クーラーの効きをチェックしておくようにしましょう。

エアコントラブルの原因は様々です。
よく言われるのはエアコンガスの不足ですが、基本的にはほとんど無くなることはありません。また、劣化するようなものでもありませんので、エアコンガスの充填や交換については、信頼できる整備工場やディーラーで行うのが安全です。

しかし、古くなるほど部品は劣化していきますので、そこからガスが抜けていくことは十分に考えられます。
自分で補充することもできなくなありませんが、ガスが抜けてしまう原因を究明し、修理しなくてはならないのですから、プロに依頼した方が賢明です。

バッテリー上がり

バッテリーは寒さに弱いため、バッテリー上がりのトラブルは冬に起きることが多いのですが、夏に使用するエアコンが電気を大量に消費するため、弱ったバッテリーに大きな負荷をかけてしまい、バッテリー上がりの原因となります。

バッテリーの交換時期は使い方や走行距離にもよりますが、2~5年が目安となります。
日常できるメンテナンスはバッテリー液の点検。
バッテリー液の補充は誰でも簡単にできますので、不足しないよう整備しておきましょう。
バッテリー液の減りが早い、液漏れしているなどはバッテリー交換のサイン。
特に一度バッテリー上がりを起こしてしまったバッテリーはダメージが大きいため、使えなくはありませんが、交換してしまった方が安心です。

最近では、スマホ充電器がジャンプスターター(車のエンジンをかけるための予備バッテリー)になるようなものもありますので、もしものために用意しておくと便利です。

オーバーヒート

オーバーヒートの主な原因は冷却水の漏れや詰まりです。
エンジンを十分に冷やすことができずに、冷却水の温度が上がりすぎてしまい、エンジントラブルを起こします。
エンジン自体が故障して発生した異常な熱を、冷却水では冷やしきれずにオーバーヒートすることもあります。

オーバーヒートは、水温計の針の振れ方や、警告灯により発見できます。
気が付かずに走行を続けると、ラジエーターキャップから高温の蒸気がでるなど、走行不能になります。
こうなると、エンジンに大きなダメージを与えてしまいますので、夏場のドライブは水温計にも注意を払って走行しましょう。

 

室内温度高温によるトラブル

真夏に車を運転しようとハンドルを握ると、とても暑くて持てなかったという経験はありませんか?
炎天下の車内は50℃を超える暑さ。日差しの直接当たるハンドルやダッシュボードはもっと高温になります。

ここで気をつけたいのが、車内の装備品です。
密封の炭酸飲料やガスライター、スプレー缶などは爆発の危険がありますので、放置しないようにしなくてはなりません。
また、CDケース・メガネ等プラスチック製品の変形、PCの故障などのトラブルも考えられます。

炎天下の車の中は灼熱地獄だと理解して、車内の持ち込み品に気をつけたいものです。

 

車の整備・点検を丁寧に行うことで、大切な愛車と長く付き合うことができます。
車の役目を十分に果たし、廃車になるまで安全・快適なカーライフをお過ごしください。

もし、故障して動かない車や、10万km超えの過走行車、処分したい車があれば、廃車王にご相談ください。
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