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ダウンサイジングとは?小さな車に乗り替えるメリット・デメリットも解説!

ダウンサイジングで小さな車に乗り替える人が増えてきました。ダウンサイジングとは、コストの削減や効率化を目的に小さな車に乗り替えることを言います。今回は、乗り替えるメリット・デメリットについてもご紹介していきます。

 

ダウンサイジングとは?

そもそもダウンサイジングとは、コストの削減や効率化を目的として、機器のサイズを縮小化することです。つまり、小さな車に乗り替えることによって、普通自動車よりも「燃費」や「税金」などのコストや維持費が安くなるのです。

 

ダウンサイジングで小さな車への乗り替えが増加した理由とは?

高齢ドライバーの増加

昨今、ダウンサイジングで小さな車に乗り替える人が増加しています。その理由の一つに、以前に比べて高齢ドライバーが増えたことがあります。定年退職を迎えると、所得が減るため燃費や税金の高い普通自動車はかなりの負担になってきます。

また、子供が独立していれば大勢乗れる車も必要なくなります。そのため、ダウンサイジングで小さな車に替えて合理的に生活する人が増えているのです。

 

車の価格が値上げされた

ダウンサイジングが増えているもう一つの理由として、車の価格が値上げされたことにあります。安全装置の充実化や地球環境に配慮された性能の向上、消費増税などにより20年前と比べて1.2~1.5倍の値上がりとなることも。

その一方で平均所得が減っていることもあり、新車に乗り替える際にサイズを小さくするドライバーが増えてきました。

 

ダウンサイジングが増えたのは、小さな車にも安全装置が充実したから

高齢者を中心にダウンサイジングが増えたのは、小さな車が上級化したことに加え、安全装置が充実したことに起因します。

各種モニターで、ドライバーの死角を補うシステム
運転支援システムにより、車間距離を自動制御しながら追従走行が可能
自動ブレーキシステムの搭載

高齢になるにつれ、運転技術が低下してくるため、最近では高齢ドライバーによる、アクセルとブレーキの踏み間違えなどによる交通事故が増えてきました。ダウンサイジングで小さな車に乗り替えても安全装備が重視されているため、高齢者を中心に人気となっています。

 

ダウンサイジングターボとは?国産車にもある?

ダウンサイジングで小さな車にすることで、エンジンが小型化されます。つまり、普通自動車に比べてパワーも小さくなってしまいます。そこで、登場したのがダウンサイジングターボです。

ダウンサイジングターボとは、その名の通りエンジンの排気量を縮小し燃料消費を抑える一方で、ターボチャージャーによって過給することで、不足してしまうパワーを補うという考え方からできたエンジンです。昨今では多くの国産車にも採用されています。

 

ダウンサイジングターボの車に乗り換えるメリット・デメリット

メリット

・排気量が小さいため燃費が良くなることが期待できる
・排気量が小さくなるため自動車税や維持費が下がる
小回りが利くため運転しやすくなる

このように、ダウンサイジングして小さな車に乗り替えることで経済面においても、利便性においても向上します。

 

デメリット

・ダウンサイジングターボは、すすが発生しやすいためオイル交換をこまめに行う必要がある
・街乗りなどが多い場合、日本の道路事情によっては、燃費が伸びないことも

 

ダウンサイジングで車を乗り換えるコツ

ダウンサイジングで車のサイズは替えても、ダウングレードにはならないようにすることが大切です。ダウンサイジングによるメリット・デメリットは人によって異なります。そのため、自分が日々の生活で使用するのに最適な車を選ぶことが最も大切です。